宇宙に羽ばたく日まで

その日は、きっと来るだろう。
その日まで、地に足をつけて歩こう。
その日まで、皆んな仲良く手をつなごう。

紙貼障子

2013-07-16 10:56:42 | 学んだこと
わが家には大小合わせて40枚の紙貼障子があります。
ほぼ30年前に家を設計し、建てた時に
外周りの開口部のほとんどの内建具を紙貼障子にしたためです。
メンテの手間がかかるのに、和室、洋室を問わずなぜかそうしたのです。
たぶんその当時は子や孫たちが頻繁に破ることは計算に入っていませんでしたから・・(笑)

しかし最近になって、こんなことが良かったのだろうなぁ、と思うようになりました。

何回も紙を貼り替えたり補修したりしている内に紙貼り技術も向上しました。
私は紙貼り作業中のあの何ともいえない緊張感と清涼さが好きです。

ですので、紙貼り作業は家にだれもいない一人の時に行います。
紙を貼りかえると、家族の雰囲気が清清しい気分になってくるようです。

昨日は、次女たち夫婦が朝から子供を4人連れて来ましたので、家は騒然としていました。
それで、次世代に紙を貼る技術を継承するのもいいなぁ、とも思い、
補修で済ませていた建具を洗い、乾かし、仕事部屋へ運んでいました。

案の定、子供たちが集まってきました。
わいわいと言われながら、ようやく紙を障子に仮留めしたところで、
ワンパク坊主が移動して足で紙を破いてしまいました。
やっぱり、まだムリでした。(笑)

・・・・・・・

私もそうですが、私たち地球人は一般的に、
働くのはあまり好きでなく、出来る限り快適で便利な生活をしたい、
という意識を持っている、と思われます。

ですので、いやいやでも働くようにお金というものが発明され、
そのお陰で物質文明が発達し、生活はより快適により便利になってきました。
そして、今はそれも最高潮まで来たのでしょう。

しかし、私たちは本当はその意識を修正するためにこの地球にやってきているのだそうですが・・

本来なら、お金を貰うためにいやでも働く、ということを長い間行い、
いつの日か自分に合った労働の喜びを知り、そしてお金を貰わなくても働くようになり、
(ボランティア、奉仕活動、家事、育児などはそれにあたるのでしょうね。)
それが社会全体に行き渡ると、貨幣制度が無くなってゆく・・・、
と、そういうのが本来の人間進化の段取りであるようです。^^;

子供たちが帰り、嵐(荒らし)が去った後で紙を貼りながら、そんなことを思ってました。
コメント (3)
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