「二位じゃだめなんですか?」とは某女性議員の発言で有名になった言葉である。時代をけん引するとか一番手であるということの価値はいうまでもなく計り知れないものがあり、その価値を認めない含みがあるこの発言にはKY的なものを感じる。
一方で戦略的に2番手であることや現状把握やコンフォートゾーンとしての2番手には価値がある気がするとおもっていたら、似たようなことを産婦人科医であり、ハーバード公衆衛生院での留学、マッキンゼーでのビジネス経験のある富阪美織さんが著書「自信加乗 ハーバードの論理力 マッキンゼーの楽観力 ドクターの人間力
「一位になったときは嬉しくても、あとは横ばいに転ずるか、転落するかと不吉なことばかり考えてナーバスになってしまいがち。なんといっても追われる身のプレッシャーたるや大変なものです。(中略)私は一番でも三番でもなく、二番が好きです。いつも情熱をもってきらきらと輝いていたいから」
2番手というマインドセット興味深い気がする。