磨呂の写真館 (辰野邦次)

自然の風景と動物・野鳥の日記です

野鳥達の森 (長野県 Ⅱ)

2012年03月18日 07時24分03秒 | 野鳥 その他

野鳥達の森 (長野県 Ⅱ)   H,24,3,8日撮影 nikonD3s

アカゲラ 

分布 旧北区。ユーラシア大陸の中緯度地方に分布する。本亜種は本州、四国で見られる。四国ではとても少ない。西南日本では少なく、中部地方以北に多い。留鳥である。冬季には移動個体も見られる。
生息地 低地、低山帯、亜高山帯の様々な樹林にすむ。比較的明るい林を好む。
生態 単独でいることが多いが、ときどき雌雄2羽で見かけることがある。冬季はカラ類の混群に入る。春先には盛んに枯れ木を太鼓にドラミングする。番の形成は冬のうちに始まる。繁殖期のディスプレイ中は赤い下尾筒を逆立てる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カケス

分類 スズメ目 カラス科
全長(翼開長) 33cm
分布 旧北区。ユーラシア大陸の中・低緯度地方、中央部の高地、砂漠地帯を取り巻くように分布する。日本では本州、四国、九州、屋久島までに留鳥として繁殖し、普通に見られる。本亜種は北海道には見られない。
生息地 低山帯の様々な樹林にすむ。特にシイ、カシ、ナラ類の林を好む。林縁の農耕地、果樹園、樹木の多い公園や集落に現れることもある。
生態 繁殖期に縄張り分散する。防衛行動は相手次第であり、相手によっては排除しない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エナガ

分類 スズメ目 エナガ科
全長(翼開長) 13.5cm
分布 旧北区。ユーラシア大陸の中緯度地方に分布し、大陸中央部の乾燥高地やヒマラヤ山脈にはいない。日本では北海道以外の全国で見られる。佐渡島、対馬にも見られる。
生息地 低地や低山帯のいろいろな樹林にすむが二次林に多い。北海道では、ハルニレやヤチダモなどの低地の落葉広葉樹林や混交林で見られる。
生態 冬は3~20羽ぐらいの群れですごし、共同の塒(ねぐら)に並列して眠る。繁殖期の番は2~3月ごろに群れから分かれるが、どの番も冬の群れは縄張りからは出ない。冬の群れ縄張り分散が、繁殖期の番の分散に重要な役割を担っている。越冬季はヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラなどと混群を作ることが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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