磨呂の写真館 (辰野邦次)

自然の風景と動物・野鳥の日記です

春の東大寺

2012年07月03日 07時16分24秒 | 日本の風景

春の東大寺 平成24年4月10日 nikonD4

東大寺(とうだいじ)は、奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の寺である。現別当(住職・220世)は、北河原公敬。金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)ともいい、奈良時代(8世紀)に聖武天皇が国力を尽くして建立した寺である。「奈良の大仏」として知られる(るしゃなぶつ)を本尊とし、開山(初代別当)は良弁僧正(ろうべんそうじょう)である。

 

 

東大寺大伽藍の正面・直線上に建つ正門です。
現在のものは鎌倉時代に再建されたもので、天竺様式を伝える数少ない建造物のひとつです。

 

 

 

阿形(あぎょう)、息を吐き、手を開く開放型。

 

吽形(うんぎょう)、息を吸い、指を結ぶ姿。

 

大仏殿中門前

 

大仏殿 (だいぶつでん) 創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建された。江戸期には柱とする材が調達できず、芯となる槻(つき)を檜板で囲い、鉄釘と銅輪で締めて柱とした。そのため、創建時に11間(けん、86m)あったが7間(57m)となった。現在でも世界最大級の木造建築であるが、往時の壮大さがうかがえる。 毎年、大晦日から元旦に正面唐破風(からはふ)下の観相窓が開かれ、大仏尊像のお顔を外から拝しながら新年を迎えることができる。

 

南大門 正治元年(1199)に上棟し、建仁3年(1203)には門内に安置する仁王像とともに竣工した。入母屋造、五間三戸二重門で、ただ下層は天井がなく腰屋根構造となっている。また屋根裏まで達する大円柱18本は、21mにも及び、門の高さは基壇上25.46mもある。大仏殿にふさわしいわが国最大の山門である。

 

中門から(回路から観る中庭の桜)

 

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