朝隈俊男展に行く。

　行きつけのカフェ(最近行けてないな～…)タイニーカフェの初代店長夫妻のお友達である事から、私もお付き合いさせていただいている、造形作家の朝隈俊男氏が、私の古巣？横浜高島屋で「朝隈俊男展」を開かれる事を知り、行ってきました。

　23日は本人によるライブ造形と書いてあります。　以前アトリエに遊びに行こう！みたいな企画(笑)も持ち上がった事はあるのですが叶わず、会えるのはいつもタイニーカフェでの飲み会ですからね、作ってるとこ見られるのは貴重な機会です。
　会場に行くと黙々と作っておられる朝隈さんが…！

　いや～すごいのなんのって…！　ちょこっと粘度を指先でつまみ取り、指先でこにょこにょやってるうちにワンこの爪やくるんと巻いたしっぽがついちゃうんです。　上手な人がやると簡単そうに見えるのがすごい…！
　技術的なすごさも素晴らしいのですが、なんたって作られる動物達の人間味溢れる動きや表情がたまらず、ファンなんですよね～…。
　動物なのに、どこかで見覚えのある風貌や仕草を見ると思わず「あるあるこういうの～(笑)」とつぶやいてしまいます。　最初に心奪われたのは、背中を丸めてタバコに火をつける渋い表情の狼…。おやじ好きの私はその狼さんに惚れましたね～…。

　今回観たかったのは、「Y150」でおなじみの横浜開港150周年を記念して作られた『ぺりいらいこう』。　ペリーのコスプレをしたブルテリアと侍のコスプレをした柴犬が、仲良く手をつないている作品です。
　照れくさそうに頭を描く柴犬の幕府方が、なんとも情けなく愛しい(笑)。
　この他、爪先で砂に「ともだち」と鼻水を垂らしながら書くライオンと、それをなぐさめるカエルくん…。などなど多数！　6月2日までの開催です。　　
　ちょっとした動物の首や手足の角度、つま先まで、朝隈さんの愛を感じる動物達に、ぜひ会いに行ってくださいませ！