マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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YMOを聴きながら…。

2010-01-05 09:03:06 | 音楽
 相変わらず淡々とした日々の我が家…。 ひとつの丸机で3人が勉強と作画としているわけですが、BGMとして長男のスピー缶から流れて来るのはYMO。しかもデビューアルバムの「イエロー・マジック・オーケストラ」…(笑)。

 ちょうど私自身が大学受験の頃、好きで繰り返し聞いていた(カセットのウォークマンでだけど:笑)一枚なので、もうなんだか20ン年タイプスリップ~!
 手を動かしながらもしばし集中して聴き入っちゃいましたが、いや~…やっぱいいですね、むちゃくちゃカッコいい!

 このアルバムは1978年に発売されたもので、ライナーノーツに書かれている北中正和氏の文章が大変興味深い…。
 懐かしいキーワードが散りばめられていて、キュンキュンするのだけれど、今や当たり前になってしまったコンピューターと音楽の関係の始まりの頃が詳しく書かれていて、懐かしむ方々ばかりでなく若い世代にも読んでみて欲しいなと思ったりしました。

 長い文章の中に、特に興味深いことがひとつ…。 教授坂本龍一氏の言葉なのだけれど、コンピューターが困難な技術を要する演奏をしてくれるお陰で、その技術を付ける肉体的苦痛から音楽を断念して、一緒に豊かなイマジネーションも無くしてしまうことを防げるのでは? 
 といったようなことが書かれていました。 

 なるほど…と思いましたが、私としては、サドではないけれど(笑)肉体的苦痛があっても尚それを乗り越え消えないイマジネーションだからアナログには強さと旨味があるのではないかな…。と思うのです。
 かようにYMOはやっぱいいなぁ~と思うからコンピューター音楽を否定しているわけではないけれど、アナログの、ひいてはクラシック音楽の強さってこれかな~…と思うのです。

 年末年始の「のだめ」効果でまたクラシック音楽を聞き始めた次男…。ゆえに私も一緒にラフマニノフとかラヴェルとか聴いているけれど、やっぱり重厚でドラマティックでかっこいいですもんね~。
 エヴァンゲリオンのBGMにもヴェルディが使われていたりするから、クラシック音楽が身近になってるのもありますが、フジ子・ヘミングのピアノなんかもいきものがかりと同じ感覚で聴いている彼ら。 いいものはいいってことですね。

 むー…なんだかダラダラ長く書いてしまった…。ともかく息子達の分け隔て無い感覚のお陰で(笑)幅広い音楽ライフの中、仕事にいそしめることができます♪

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