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マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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ミニチュア「80'Sのアトリエ」

2006-02-03 11:07:51 | 手作り
 すごく久しぶりにミニチュア工作を愉しみました。アトリエの一角です。
イーゼルに掛けてある絵の大きさが縦5cm横3.5cm、イーゼルの高さは10cmほど。
私が、高校へ行くより熱心に、大船にあるアトリエへ通っていた頃「80'S」を想定して小道具を揃えました。
Olieveとananを毎週のように買い、一方機動戦士ガンダムに夢中になり、心の恋人はデュランデュランのジョン・テイラーでした。
Hanakoがまだ創刊されていない時代。懐かしい方には懐かしい風景だと思います。
デザイン科を目指しているか、油彩画科か、日本画科で多少違いはあれど、まぁ、こんな感じだったことでしょう(笑)。


これを作り出したきっかけはこの2体の石膏像。
先日神保町界隈を散策した時に、三省堂書店の4階と画材店の文房堂で見つけました。売られている形態は何が出てくるか分からない「ガチャポン」。
迷わず機械に200円を投入。「軍神マルスが出ますようにっ!」と願いを込めてガチャガチャっと回して出てきたのは「ヘルメス」・・・。
「うーわ、この人、難しいんだよねぇ・・・そういや芸大の試験、この人モチーフだったなぁ・・・」
思い出すだけで胃がキリキリしだし、イヤな汗がたらん・・・。
気を取り直してもう一度回したら、描いたことがない「セント・ジョセフ」。
「何度回してもあなたはマルスに会えない、もう無駄遣いはおよしなさい」そう、「天使の私」がささやき説得させられ、その場を後にしたのでした・・・。

神保町界隈は5年間通った文化学院があり、18〜23歳まで遊びにバイトに、毎日のように歩き回った、甘酸っぱい思い出がいっぱい詰まった街です。
行くたびに甘く迎え入れてくれて、懐かしさに浸り、新しい物を発見し、元気を与えて現世へ返してくれます。
散策から制作まで、ちょっとタイムトリップした数日でした。



おそらく興奮の2006年(笑)

2006-01-01 17:59:29 | 手作り
 2006年になりました!
今年は各メディアで報じられている通り、スポーツイヤーですね!
いうまでもなく私が一番楽しみにしているのは、6月に始まるサッカーW杯ドイツ大会です。
そして次男が所属する若葉サッカーの繁栄!(笑)
今年次男は6年生になるので、長男からお世話になってきた若葉サッカーへの、最後のご奉仕というわけです。
1年間、彼らの専属カメラマンになるので、自然とグラウンドへいく回数が増え、私の生活も屋内外問わずスポーツモードになりそうです。

そしてもうひとつ新年に思うこと。
昨年はブログをスタートしたことで、とても広く交流が広がりました。
今年はこの交流を、ゆっくりでいいから、じっくりとより深めていきたいなと思っています。

写真は手製の和風カルトナージュのメモとミニカレンダー。
カレンダーに、より楽しい計画や出来事を書き込めたらいいなと思っています。
こちらに遊びにきて下さる皆様、どうぞ今年もよろしくお願いいたします!

冬のあったか3点セット

2005-12-23 09:42:05 | 手作り
フリース生地で、半纏とルームシューズ、ネックウォーマーを作りました。
手作りが好きでも、あーんまり役に立つものは作らないので(笑)これほど使う物を作るのは珍しいことなのです。

「昨年の半纏はもうちっちゃくてダメ。おっきいのが欲しいな〜。温かくて、できれば格好いいの(笑)」と長男からリクエストが来たのが始まりです。
長男曰く「チェック柄〜?なんかこたつの上掛けみたいでヤだな〜・・・。え?雪?雪型の柄?いいじゃん!いいじゃん!それがいい!青系にしてね」と色や柄を相談して、ユザワヤで次男と選び作り始めました。
ただしこんな大型の物を作ったことがないので、どれぐらい布が必要なのか見当が付きません。
もちろん作り方(中2の家庭科の教科書 笑)に書いてあるのですが、書いてあるのが90cm幅なのに対して売られているのは150cm幅・・・。
混雑しているユザワヤでそんな複雑な計算はできません!(は言い訳)
「えーい、大は小を兼ねる」とばかり多めに買ってきました。なので、他に次男がリクエストしたルームシューズと以前から私が欲しかったネックウォーマーも作ることができました。

さすがはフリース、暖かさは抜群!
そして細かい部分でのアラは、ひとまず3人とも気に入った柄で隠れました(笑)。

クリスマスカードを作ろう!

2005-12-17 16:22:00 | 手作り
 今年は子供会の世話役という役を引き受けました。
夏祭りや地域運動会で参加者を集めたりするのですが、一年の間にひとつくらい、各子供会で「楽しいことを」をやるワケなんです。
お芋掘りやカレーパーティーなどありますが、私が選んだイベントはクリスマスカード作り。

参加されたのは小学生や未就学児とお母さん。
学校で使う絵の具セットやカッター、はさみ、のりなど持参してきてもらい、
その他の水彩紙や洋紙、スタンプ、クラフトパンチなどの材料や道具は用意していきました。

まず水彩紙を濡らして、そこへ薄く溶いた好きな色をおとして彩色します。
乾くのを待つ間、このように雪型をクラフトパンチで空けたり、抜けた方をのりで貼ったり、スタンプを押したりして、カードの表面を作ります。
それができあがる頃、ちょうど先に彩色した紙も乾き、重ねると写真のような素敵なカードが完成するわけです。

制作後は、お茶とお菓子で楽しくミニクリスマスティーパーティ。市販のお菓子の他、クラシック・ショコラを焼いていきました。
用意された時間は2時間で慌ただしいイベントではありましたが、「大人が夢中になっちゃったわ」と、おっしゃってくれたお母さんがいて、とても嬉しく思いました。

60人近くを擁する、子供会の中でも大人数の地域。
なのに世話役がたった3人。そのうちワケあって、中心になって動くのは私だけ。
一時期はどうなることかと思いましたが、他の世話役の方の温かいご協力もあって、どうやらご満足いただけたイベントが持てたようです。

カリカリした気分になりがちな師走のこの日、お陰で温かい気持ちになれました。

自己満足の雑貨作り(笑)

2005-12-02 12:09:39 | 手作り
 5センチ四方くらいの小さなキャンドルグラスと、それを入れるフリースで作ったミニバッグです。
見えづらいかも知れませんが、グラスには雪の結晶をグラスリッツェンしてあります。
ラベルには私の好きな言葉「Little happiness」が入っています。
一組ずつ手作りで、5組み作りました。

これは、お料理クラスの受講生の方へ贈る毎月のプレゼントのクリスマスバージョンです。

 実はここで告白をすると、これができあがるまで普通とかなり順番が逆。
一般的に何か物を作るときはまずこういう物を作りたいという目的があって、スタートしますね。
そして順に作り方を考えたり本を見たり、またそれに伴い必要な材料を用意する。となります。
 
 しかし私はまず、最近触っていない布物を使って「何か」作りたい!からスタート。
そういや、フリースがそこそこ余っていたはず・・・。と引っ張り出す。
残りの布の形状から型紙が決まり、柔らかい素材でスクエアな形状はイケてるかも!
という自己満足の元ジョキジョキと布をカット。
そこでまたごそごそとストックしてある手芸材料を掘り出し。
ハチミツ色に合ったベルトと刺繍糸を見つけだし、以前着ていた服から取っておいた 
色がぴったんこなボタンがちょうど5個! とほくそ笑み(笑)、チクチク縫って
バッグが完成。
「か〜わ〜い〜い〜! ねーねー可愛いよねーっ!」と息子達に共感を強要。
しかし1辺5センチ強の小さなバッグ。何が入る?何に使うん?と自己つっこみ。
そこでいそいそと街へ出かけてみれば、
「ほーらピッタリなのがあるじゃ〜ん!」とこのグラスを発見! 
隣にあったキャンドルも目に入り、ここでやっとスタートである目的に達成(笑)。
オリジナル性(自己主張)を出すのために雪型を彫りサインを入れました。

しかし、かなり自己満足性が強く、こじつけでつじつまを合わせた一品。
果たしてもらう方々が喜んでくれるのかどうかが、心配・・・。
やさしいみんな! とりあえずは「先生ありがとう!」ってもらってね(苦笑)。

クリスマス準備着々?

2005-11-18 09:51:40 | 手作り
そんなタイトルを書いておきながら、旬や季節感を大切にしている私としては
本当は11月中にクリスマスの文字を書くのは避けたいのです。
11月は11月で、秋の盛りから晩秋、そして初冬への繊細な移り変わりを
感じたいと思っていますからね。
ただ、言い訳がましいけれど、準備には時間がかかり、逆算すると
12月の準備は11月になってしまうのですよね〜。

と、前置きが長くなりましたが、これは、穴を開けるのに使う
「穴開けポンチ」という道具です。
革工芸など手がけていらっしゃる方にはお馴染みの道具です。
丸く開けるのは知っていましたが、こんな星形があるとは!
他、書類を閉じるために使うパンチより小さな丸形をユザワヤで買いました。
1つ500円未満なのも、手が出せてしまう良くない値段(笑)。
これでクリスマスカードの準備も万全です!

ただこれは。とんとんと金槌か木槌で打って穴を開けるのです。
その「とんとん」がけっこう、華やかな音・・・。
家族が寝た後の作業に向かないのが難点です。

秋の森に小さなお家

2005-11-03 23:05:08 | 手作り
これは、毛糸と拾い集めた山桜の小枝で作ったTIPIです。
クリスマスオーナメントとして作り、横浜の山手にあったカフェで講習もしました。
料理やお菓子、工作、雑貨制作など、何でも「作る」ことが好きですが
とくにこういったナチュラルな物を材料に使った、温かみがある物が好きです。

秋冬は主に小枝に毛糸、布物で、春夏はガラスや貝殻、シルバーなどで
アクセサリーや雑貨、ぬいぐるみなど、クラフトを楽しんでいます。
他にどんな物があるの?と、もし思っていただけたら
どうぞMARINE STUDIOまで遊びに来てください。

秋の夜長にクリスマスの準備など、「手作り」にあてるのも楽しいものですよ(笑)

Little happiness

2005-10-20 14:25:02 | 手作り
「Little happiness」は好きなラジオ番組でよく耳にする、お気に入り言葉のひとつです。
これは、友人の誕生日プレゼントに猫のシルエットをエッチンググラスし
この言葉をグラスリッツェンして、ヘンプで口を飾ったミニフラワーベース。
高さが5センチほどで、ローションの試供品のビンを、捨てずにとっておいた物です。

人生の中で、大きな幸せはそうないかも知れないけれど、
小さな幸せをたくさん見つけられる人ほど幸せ者だというようなことを
作家村上春樹氏がどこかで書かかれていたように思います。
たしか「小確幸」。小さいけれど確かな幸せと書かれていたような…。

このフラワーベースには
「捨てちゃうはずのビンが役に立ったこと」
「久々にちょっとした工作ができたこと」
「喜んでくれるといいな〜と彼女のいい笑顔を想像できたこと」
「この小さくてきれいな実を、家の隣の畑で見つけたこと」
「陽の光がいい感じで、結構かわいらしくこの写真が撮れたこと」
など、5つほどの「Little happiness」もしくは「小確幸」が含まれています。
今日はちょっと幸せ上手です(笑)。

豆本のプレゼント

2005-10-16 08:19:17 | 手作り
私はわりと多趣味ですが、その中のひとつに「豆本作り」があります。
著者本も出版しましたが、表紙や挿絵など本の制作の一部に携わるお仕事が長く
とにかく本は読むのも作るのも好きなようです。
豆本は全て自分の手の中でできますし、実際の本作りから思うととても短時間でできてしまうので、私にとってはものすごく楽しい趣味のひとつなのです。

で、これは、その趣味を生かし、講座に来てくださった方へのプレゼント。
自由が丘にあるギャラリーサクラボローで月に1回開く
「お菓子を描く水彩画教室」(受講生随時募集中!)に参加されると
1回につき1個のスタンプをスタンプカードに押します(笑)。
12個貯まると、このミニ水彩画集「お菓子画集」をプレゼント!となります。
お陰様で今月は、お二人目の12個達成の方がいらっしゃいます。
楽しみにしています!と言ってくださるので、今からお渡しするのが楽しみです。