鬼も大爆笑の年賀状納品

　「来年のことを言うと鬼が笑う」と言いますが、今月中頃に再来年の年賀状素材集のご依頼いただいています…締め切りは来年4月1日…鬼も大爆笑か苦笑いかという感じです。が、ご依頼いただけるのはありがたいことです♪。

　そしてもうひとつ…さきほど描いたこちらの年賀状は、こちらは逆に遅いというかギリギリセーフか？な、来年である数日後に届いて欲しい年賀状なのですが、実はこちらの年賀状を展示してくださる予定のある展示会がありまして、それが来年のおそらく11月に開催されるであろう「祭ばやし」という書道の展示会なのです。
　年賀状であり、納品される作品でもあります(笑)。　今年もこちらの日記にあるように素敵に展示してくださっていたので、描いてるウチからとても楽しみです。
　とはいえ、今からほとんど一年後まで、また色々なことがあることが楽しみです。
　今年一年も、公私ともに様々な方々に支えられ今在ります。　本当にありがとうございました。　
　そして来年もどうぞよろしくお願いします！
　良いお年をお迎えください…。

クリスマスイブ2012！

　クリスマスイブの食卓です＾＾＊　毎年張り切って作り過ぎては食べきれないを繰り返して、ようやっと昨年辺から程よい二人分の量を覚えて来たでしょうか？(笑)。
　それでもやっぱりせっかくだからあれも食べさせたいこれも食べさせたいと思っちゃいますよね♪

　メインはチキンだけどどう料理しようかな～…なんて思っていた昨日，なんと12年プランタン銀座の講座でご受講くださった方から素敵な「鴨のコンフィ」というお料理が届きました！
　ボルドーの鴨専門店のお料理だそうで、大きな瓶の中に２つ入っていました。　フライパンでじっくり焼き目を着ければいいだけで、鴨の油でジャガイモをソテーした物は堪らないおいしさと書かれているのでジャガイモも添えました。
　いや～～書かれている通り絶品！　そして鴨ももちろんほろほろと崩れるほどやわらかいのに旨味がしっかりある美味しい美味しい逸品でした…♪

　そんなメインに、温野菜ハーブチーズクリームディップ添え，スモークサーモンとレタスのレモンヨーグルトサラダ、きのこのポタージュ、そしてケーキは、クラシックショコラと市販のバウムクーヘン(商店街で売ってる端っこセール品なんだけど美味しいの♪)のトライフルにしました。

　野菜だけでそこそこお腹がいっぱいになってしまい、いつもの如くケーキの別腹は空かず、翌朝持ち越しというヘルシーコース(笑)。　
　ケラケラ談笑しながら食べるクリスマスイブの食卓，シアワセなシアワセな食卓でした♪

クリスマスプレゼント交換♪

　クリスマスまであと数日…街はクリスマスで溢れていますね。　私も友人達が贈ってくれるカードやサプライズのプレゼントを機に、プレゼント交換を楽しませてもらっています♪
　
　お手製の小さなトートバックとピンクッション，そしてとても私好みのコースターを送ってくれたのは、おなじみ手芸作家のkana2ちゃんです。
　スケール代わりに置いた愛用のゲルボールペンで、小ささがおわかりいただけるでしょうか？　ピンクッション…もったいなくて針を射せません(笑)。
　ミニトートも可愛いでしょ～～♪　お誕生日にもいただいたミニトート…。　実はkana2ちゃんからはこれまでたくさんの小さな可愛いものをいただいているのです。　「いいでしょ～～」と、それらを自慢したいのです(笑)。　
　なので、いずれkana2ちゃんコレクションをアップしたいと思っています♪

　そして「好きノート」と赤鉛筆をプレゼントしてくれたのは、先日の一緒にギャラリー巡りをしたお友達で水彩画家のかとうくみちゃんです。
　谷川俊太郎さんからの25の質問に答え書き込んで、初めて完成する本で、反対側からは「すきノート」で子ども向けのやはり25の質問が用意されています。
　質問の答えは文章に限らず、絵を描いたり写真やチケットなどを貼って、スクラップブック的に作っていきます。
「完成したら見せてください！」「もちろん！大事に書きたいし描きたいから，何年かかかるよ～！」「何年もかけて作ってください、楽しみにしています♪」
　そんな会話から、この先元気で居る間はずっとくみちゃんとお友達なんだ…そんなコトを言ってもらえた様でとても嬉しかったです…。

　お手製のミニチュアも、本も、忙しい二人が私のために用意してくれた気持そのものが嬉しいです…。　そんな二人に、私はパッケージの絵も中のクッキーも自家製のお菓子の家をプレゼントしました。
　ぱかっと開いた小さなお菓子の家には、ミニサイズのチロルチョコが3つ入ります♪


　私のこの手作りプレゼントするであろうことをを見越して、少し早めにと，クリスマス柄のマスキングテープをくれた友人も居ます。
　センスのいい柄の品そのものも嬉しいけれど、やはりいただいたのは気持ですよね…。　プレゼント交換は気持の交換…素敵なクリスマスシーズンを過ごさせていただいています。

佐々木悟郎展「30years of Watercolor Life」とタンバリン展♪

　ギャラリーツアーコンビのくみちゃんと、今回はギャラリーハウスmayaまで、佐々木悟郎さんの個展を観に行きました。　
　きっぱりとキレのいいくみちゃんの絵と、ほや～んとした私の絵は実に対照的な水彩画ですが、水彩画のスタートは二人とも佐々木悟郎さんなのです。
　今回の個展ではイラストレーター生活30年分の作品を拝見出来るのですから、画集や本の装幀で見た絵の原画がそこここにかかっていいます。
　大興奮の私達は、ひとつひとつの絵に想い入れを絶叫しあい(笑)、今回もそれはそれは濃密な時間を過ごしました…。

　額に収まった絵だけではなく、出版社や広告代理店から戻って来たまんま，トレーシングペーパーがかかっただけの水彩画原画も拝見出来るのですから、筆遣いというか、息づかいまで伝わって来る様で、ファンはもちろん水彩画を愛する方々にはとても貴重な機会だと思います。
　また、maya2にはこれまたまず目にすることが出来ない製作メモというか、ノートが何冊もあります。　ノートには完成作品のエスキースやメモ，参考にされたラベルなど貼られていて、スマートにさらっと描かれた水彩画の裏にはこれだけ濃い背景があるのだと見ることが出来、素敵な絵はカップ麺の様に簡単にはできないのだと、実感します…。
　う～ん…刺激的で勉強になりました…。

　で、興奮冷めやらぬままギャラリーを出て次に向かったのはタンバリンギャラリーで開催中のグループ展「FANTASTIC DAYS 2012」　懇意にしていただいている影山徹さんがご参加の展示会です。



　タンバリンに直接描いてしまうアナログ作品がずら～～っと77名の作家達分が並ぶ、楽しく見応えのあるものでした。　タンバリンの革？の質感がいい味です。
　影山さんの作品も、カッコいい上に実に真面目にふざけていて(笑)、大好きです♪

　どちらも23日日曜日までの開催です。お時間のある方、ぜひぜひ！

　2012年最後との展示会巡りかな？　今年は、くみちゃんと思いの外ツアー出来る機会があってラッキーでした。　母でアナログ大好きで水彩画描いてて、イラストレーターで、数年くみちゃんの方が若いけれど、ほぼ同時代のイラストシーンの中、高校生から大人になって来て…そんなくみちゃんとのギャラリーツアーは付加価値満載でありがたいです…。
　来年も一緒にたくさん巡れたらと思います♪

パティスリーシャトン…。

　仙川のお気に入りカフェ、タイニーカフェのオーナーである友人A氏(A氏って使うの久々だな～笑)から「ご存知かと思いますが…」と、今朝メールが届きました。　
　メールの内容は、大好きで大変お世話になったケーキ屋さんの「パティスリーシャトン」が、来年1月15日で閉店だとか…。　

　このところの仙川の目覚ましい発展の陰で、閉店になってしまっているお店もいくつかあるのですが、シャトンがそのひとつになってしまうとは…淋し過ぎます…。

　今でこそケーキ店激戦区となった仙川界隈ですが、私がこちらに来た22年前は、駅前の「コトブキ」(こちらも数年前に閉店…)だけで、本当にケーキ的に淋しい街だったのですよ…。
　そんな中，1998年の2月に、どうやら新しくケーキ屋さんが出来る様子が商店街に伺え、私的に満を持してオープンしたのがこちら「パティスリーシャトン」でした…。
　
　変わった形のミルフィーユや濃厚なチーズケーキ，シュークリームの虜になり、当時は近所でしたのでちょくちょく買いに行き、お誕生日にお菓子と交換出来るバースデーカードなどいただきました。
　その時いただいたカードが、カワイイのだけれどあまりにお店に似合わなかったので、図々しく私にケーキを描かせてくださいとお願いし、アップしたケーキで常連のお客様に贈るバースデーカードを作っていただいたのです…。
　クリスマスケーキのチラシも数年作らせていただいたこともありました。
　講座のモチーフでも何度も使わせていただいたし、ちょっと嬉しいことがあった時にもシャトンのケーキが一緒でした…なのに、そんな思い出と想い入れたっぷりなのに、淋しいな～…。

　今は淋しさでいっぱいですが、パティシエの六名さんが居なくなるわけではありません。　いつの日かまた六名さんのケーキを食べられる日が来ることを願いたいと思います。
　閉店まであと未だ少し有ります。パイ皮が香ばしく、カスタードクリームが絶品のミルフィーユとシュークリーム、そしてチーズケーキを買いに、近々行きたいと思います！

星野道夫写真展 アラスカ 悠久の時を旅するを観て…。

　友人に星野道夫さんの作品の魅力を教えてもらい、いいな～…もっと観たいな～～…と思っていたところ、タイミングよくこの「星野道夫　アラスカ 悠久の時を旅する」にその友人が誘ってくれました♪
　お母さんである２人なので、集合も解散も早めでしたが、それでも短い時間の中写真を楽しみ、ランチとおしゃべりを堪能しました…。

　約100点のアラスカの写真は、雄大な自然を初め、迫力あるグリズリーやシロクマやムース、または人間の親子の様なくつろいだ様子のシロクマの親子、厳しい自然と共に生きるアラスカの人々の写真も多くありました。

　いずれも到底行かれないアラスカという場所の美しい自然を目にすることだけでも貴重でなのですが、中でも深く印象に残ったのは、深く苔むしたムースの角が、まるで植物の様にそこここに在る森の風景でした…。　あぁ…こうして生き物はみな森に還るんだ…そんなことを思いました。
　次に印象深かったのは、ブルー系を中心とした鮭を捕っているグリズリーの写真の、鮭から出た卵のオレンジ色の鮮やかさでしょうか…。　美味しそう～！とも思ってしまいましたが(笑)自然の持つ色鮮やかさに驚きました。

　青の中に居るベージュのシロクマの色合いとフォルムも素敵でしたし夕焼けも息を飲む美しさでしたし、素敵さを上げたらキリがありません…。
　
　FUJIFILMのビルなんで、会場近くにアスタリフトのブースがあり、CMミュージックの「Robinson Crusoe」が常に耳に入り、それもなんか写真にぴったりで心地よかったです♪

　12月5日(水)まで、東京ミッドタウンにある「FUJIFILM SQUARE（フジフイルム スクエア）」で開催中です。可能な方、ぜひぜひ♪
　

3人展「シロクロ」に行きました。

　残念ながら今日で終ってしまった、上條淳士さん、玉村ヘビオさん、オザワミカさんの3人による展示会「シロクロ」に行ってきました。　
　もっと早くルポを書きたかったのだけれど、入り口にかかっていた「To-y」の重要なシーンの原画を最初に観てからもう冷静で居られなくなってしまい、しばらくブログも書けなかったくらいで…。
　19歳から21歳までの私のありとあらゆるものが混ざった青春が「To-y」に詰まってるわけですから、ま、仕方ないかなと許していただくことにしました(苦笑)。

　さてそんな素晴らしい絵で観始めた「シロクロ」は、中に入れば3作家の超クールでエッジの利いた作品の競合になっていて…上條さんの最近の作品はまたヨダレが出るほどのイケメンと美女が描かれていて、ミカさんの繊細でしなやかな線は磨きがかかっているし、ヘビオさんのユーモアとデザインセンス溢れる作品を楽しみ、どれもカッコいいのだけどみんなそれぞれ違った個性と魅力を放っていました。
　なんていうかな、音楽でいうと大音響のバキバキ鳴らすベースとドカドカ響くドラムだけのライブを聴いた様な、体の芯にズシンと来る展示会でした。

　また上條さんのベタのタッチや美しいホワイト、ミカさんのやわらかなペンの線と水彩、ヘビオさんの神業の手描きフォントと、アナログの作画にぬくもりを感じてクールさに厚みを感じました…。
　アナログやっぱ最高！

　会場を去るのも後ろ髪を引かれる想い…。　多忙を極めるお三方ではありますが、ぜひとも「シロクロ2」を切望します！

書の温度

　昨年初めて伺って，そのとき絡もう今年伺うのを楽しみにしていた諸の展示会が「書展・祭ばやし」です。　今年23回目になる早稲田大学書道会のOBの方々…今年は8名…による書のグループ展です。

　懇意にしていただいている書家の小林覚さんは、商品ポスターやチラシ、映画やお芝居のタイトルと，各方面で書を提供していらっしゃいます。　
　様々な文字の雰囲気に同じ方の手と思わなかったりするのですが，キレのいい書も、野太く素朴な書にも、共通するのは書に温度を感じることです。

　今回もっとも温かく感じ、じっと書の前に佇んでいたいと思ったのは，恩師が頼んでくださったという，入るご予定の墓碑に入れる文字「想憶」です。
　「むろん先生には長生きしていただきたいけれど，仕方なく墓碑の下に収まってしまう時も温もりの中居ていただきたい…」そんな風に思われて書かれたそうですが，書からその想いがにじみ出ていると感じました…。
　何か形が描かれたり色が使われているわけではなく、二文字から温かさを感じる…素晴らしいな～…と思いました…。　そうそう、書が素晴らしいのはもちろんなのですが，絵も素敵で才能豊かな方だなと感服です…。


　
　昨年この卵形に収まった「あけましておめでとうございます」に大変惹かれ，ポストカードになったものを数枚買って帰り、この様に絵を付けさせていただき勝手にコラボさせていただいたところ、かように素敵に展示してくださっていました…感激です…。
　来年も図々しくいいですか？のお願いにも「もちろん！」と笑顔で応えてくださった小林さん…。　またまた来年のこの「書展・祭ばやし」が楽しみです(笑)。
　言うまでもなく，私の絵も展示していただけるということだけでなく，またたくさんの温かな書に触れる機会がとても楽しみです…。

hito 絵を描くこと 憧れの人

　友人のオザワミカさんは素敵な線とセンスをお持ちのイラストレーターなんだけれど，ま～多才な女性でね、こちらhito[ヒト]の編集長でもあります。
　Vol.001から愛読しているhitoですが，今号Voi.008で丸2年だそうです…ココでもまた時の流れの速さに愕然です…。


　で、今回008号は記念すべき001号と同じ「描くヒト」がテーマです。インタビューは懇意にしていただいている画家でイラストレーターの長野剛氏です。
　ミカさんのインタビュアーとしての素晴らしさは001号から感嘆！の想いだったのですが、そんなミカさんだからこそだとは思いますが、長野さんの絵に対してのピュアな姿勢が深く、そして臨場感溢れて書かれていて、自分にとっての絵に対する気持を改めて背筋を伸ばして考え省みるいい機会になりました…ミカさんと、お話しくださった長野さんに感謝です。
　このインタビュー、本当に素敵で，私じゃ伝えきれないので，ぜひとも読んでいただきたいです…。




　そして「製作の現場」という製作過程を見せていただけるのは、マンガ「Toy」が好きで好きでたまらなかった私にはたまらない(笑)上條淳士さんなんです！
　こちらの絵、本来鉛筆で描いた線にペン入れなのですが、そうではなくそのまま鉛筆の線を主線にされているというもの…。
　鉛筆の線ならではのニュアンスを活かすためだそうで，この美しい女性が描かれた線は、学制時代、憧れに憧れた憧れたあの線だ！と、ページを穴が空くほど魅入ってしまいました…。

　で、なにがすごいって、そんな上條さんの原画が見られる機会があるのです！
　上條さん、ミカさん、そして関西在住のむちゃくちゃセンスある素敵なイラストを描く玉村ヘビオさん(hitoの表紙イラストとエディトリアルデザインをされています)の3人展「シロクロ」が来る22日から，吉祥寺にあるギャラリー「リベストギャラリー創」で開催されます。
　そしてもひとつおまけに、24日の夜にこちら3人のトークショーもあるんです…！
　ご興味ある方，ぜひぜひ「シロクロ」のサイトにアクセスしてみてください♪

　私には絶対ない、エッジの利いたカッコいい作品を拝見出来るのが，今から楽しみでなりません…。



■「シロクロ」
漫画家 上條淳士、イラストレーター オザワミカ、 玉村ヘビオの 3人による
白と黒をテーマにしたイラストレーションエキシビション「シロクロ」

2012年 11月22日（木）～ 28日（水）
開廊時間 ／ 12 : 00 ~18 : 00（ 最終日は17 : 00まで ）

リベストギャラリー 創
〒180-0002 武蔵野市吉祥寺東町1-1-19 tel.0422-22-6615
HP : http://www.libestgallery.jp/index.html


※「シロクロ」トークイベント開催

日時： 11月24日（土） 18: 00 ~20 : 00　
出演：上條淳士　オザワミカ　玉村ヘビオ
場所：リベストギャラリー 創　
料金 : お一人様 \2,000〈ワンドリンク付〉 25名限定
トークイベント参加希望の方はこちらのサイトに飛び，メールにてお申込みください。

感動の「北斎と広重きそいあう江戸の風景」展

　80年代アイドル時代でいえば．聖子ちゃんと明菜ちゃんのユニットライブみたいな、「こりゃもう絶対点取れるでしょ」な最強のツートップみたいな、ま～浮世絵好きならこんな豪華な展覧会、見逃せませんよね…。
　ということで、相模大野での講座の前に超久々に町田国際版画美術館まで「北斎と広重きそいあう江戸の風景」展を観に行ってきました。

　この展覧会では、浮世絵の風景版画が北斎と広重によって大成するまでの道のり、である「江戸のまなざし-風景表現の発展」北斎の『冨嶽三十六景（ふがくさんじゅうろっけい）』と広重の『東海道五拾三次（とうかいどうごじゅうさんつぎ）』の「風景画の大成」そして「きそいあう江戸の風景」の3部構成で、総計延べ422点の作品展示されています。
　そのどれもが見応えのあるもので、あるものは貸し出しているルーペで見て初めて分かるほどの精緻さを持ち、そしてあるものは日本人にこんな大胆さがあったのか！と思える奇抜でカッコいい構図で描かれたものがあり…。
　写真がない時代にこれを描けるって？　高いビルもないのに俯瞰図は何で描けたのか？と、一枚一枚驚愕しため息です…。

　北斎と広重以外の浮世絵師の作品もあり、浮世絵の歴史も見ることができます。
　もうね、3部構成3つ目の「きそいあう江戸の風景」なんてね、花火大会で尺玉をスターマインの体で上げてる感じ(笑)。
　だいたい、冨嶽三十六景と東海道五拾三次を一緒に観るなんて、滅多に出来ないでしょ！　こんな贅沢いいの～～～！？って興奮状態のまま、あっちウロウロこっちウロウロ浮世絵を堪能しました。が、正直なところ会場から出たくない、許される限りこの場に居て、ここでご飯を食べ寝たいくらいでした…。

　は～～こんな稚拙な記事でどれだけ素晴らしさが伝わったのかはなはだ不安ではありますが、これが1000円で観れるなんてあり得ない！無理してでも行った方がいい！とおススメしたい展覧会でした。　25日までと残り僅かですが、ぜひ！　　　
　いや～…浮世絵を生み出した日本人の文化って、すごい！です…。