2年ぐらい前のことだったかもしれない。私が通勤で利用している地元の駅で人身事故があった。自殺か事故か、どんな人が電車に轢かれたのか、まったくわからないが、とにかく私が仕事から帰る途中、その駅で下車したとき、ちょうど反対車線では線路に警察か駅員かが降りて片付けをしていた。横目でチラとみただけだが、大きなビニール袋に線路上に散らばった遺体の破片を拾って入れている。轢死というのはようするに遺体がバラバラに散らばるということなのだという残酷な現実があった。散らばった遺体の片付けをしなければならない人たちの苦労を思った。
しかし、バラバラになった遺体よりももっと恐ろしかったのは、ホーム上で遺体を片付ける様子を「鑑賞」している人がざっと30人ぐらいいたことだ。年齢は30代ぐらいで、男も女もいる。普段はエスカレーターを忙しそうに駆け上がったりしているような感じの人たちが、この残酷な場面をじっくり鑑賞し、スマホで撮影している人もいる。暗い嗜好を隠そうともしない人がこんなにいるとはまったくの驚きだった。
しかし、バラバラになった遺体よりももっと恐ろしかったのは、ホーム上で遺体を片付ける様子を「鑑賞」している人がざっと30人ぐらいいたことだ。年齢は30代ぐらいで、男も女もいる。普段はエスカレーターを忙しそうに駆け上がったりしているような感じの人たちが、この残酷な場面をじっくり鑑賞し、スマホで撮影している人もいる。暗い嗜好を隠そうともしない人がこんなにいるとはまったくの驚きだった。
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