mardinho na Web

ブラジル音楽、その他私的な音楽体験を中心に

最悪の試合?

2010-06-30 14:02:56 | 日常
ワールドカップの決勝トーナメント一回戦で日本はパラグアイと当たり、PK戦の末に敗れてしまった。
アメリカのESPNではワールドカップの全試合をずっと中継している。日本VSパラグアイの試合はこちらの時間では朝7:00からやっていたが、あいにく時差ボケで寝過ごしてしまい見ることができなかった。
試合の様子を知りたいと思ってESPNを見ていたら、ララス(元アメリカ代表)が出演していて「これまで見た中で最悪の試合だった」と言っていた。こちらで試合を見た別の人も「今回のワールドカップの試合の中で最悪だった」という。双方とも守備的すぎて見ていてさっぱり面白くなかったというのだ。日本では「よくやった」という評価ばかりのようだけど、勝敗に関係ない第三者にとっては面白くなかったようだ。

赤字の地方空港を廃港にしてメガソーラーを!

2010-06-24 21:02:39 | 日常
できたばかりの茨城空港で、唯一の国内便であった茨城ー神戸便がまもなく廃止になるという。そうなるとインチョンとの間に一日一往復飛んでいるだけになる。大館能代空港も羽田との間に一日二往復、伊丹との間に一日一往復飛んでいるだけ。どちらも大赤字であることは間違いない。
廃港は不可避だと思うが、問題は廃港後の跡地をどうするかだ。田畑にするにはアスファルトをはがしたり、耕したり大変なコストがかかるだろう。
どうせなら太陽電池パネルを並べて、メガソーラー発電所を作ったらよいと思う。
もともと周りに障害物がないように作っているのだから日当たりは抜群である。アスファルトを敷いてあるのもパネルを設置するには好都合である。何よりも、赤字を垂れ流す代わりにかなりの収入を生むようになる。
大館能代空港の場合、121万平米の面積がある。うち8割の敷地に太陽電池を並べられるとすれば、シャープのND191AWであれば73万5903枚並べられる。その公称最大出力は14万kWとなる。出力が1kWの太陽電池は石巻市の日照量では年間1127kWhの電力を生み出せるので、大館でも同じぐらいの日照量があるとすれば、出力が14万kWであれば年間15778万kWhの電力が生み出せる。いま政府の政策で1kWhあたり48円で電力会社が電力を買い上げてくれるので、年間売り上げは75億円見込める。優遇政策が終わって一般の家庭用電気並みの買い上げ価格に戻ったとしても37億円の収入がある。
一方、空港として使った場合、着陸料が1機あたり50万円とすると、一日あたりの収入は150万円、年間で5億4750万円である。
さらにメガソーラーにした場合、ランニングコストはほとんどかからない。見回りの人を2,3人雇えば十分だろう。空港の場合は人もいっぱい使うし電気もいっぱい使う。
二酸化炭素を排出し、赤字を垂れ流す空港が、二酸化炭素を削減し、しかも何十億円もの収益を生む場所になる。
何とも前向きな未来志向の解決策ではないか!


ワールドカップにみるBRICsの台頭

2010-06-16 20:42:02 | 日常
サッカー日本代表が例えば中東や中央アジアの国に遠征して予選を戦うとき、フィールドの周りにある広告がすべて日本企業のものということが多い。テレビで見ている人の数とか、企業の経済力というか広告への熱心さという点では雲泥の差があるな、と感じる。
ところが、南アフリカ大会で出てくる広告を見ていると、世界のなかでの日本企業の客観的なポジションがわかる。
最もカネを出したFifa partnersはアディダス、コカコーラ、エミレーツ航空、現代起亜、ソニー、VISAの6社である。日本企業はソニーだけ。
それに次ぐFifa world cup sponsersはBudweiser, Castrol, Continental, McDonalds, MTN, Mahindra Satyam, Seara, Yingli Solarの8社。中国の太陽電池メーカーYingli、ブラジルの食肉メーカーSeara, インドのIT企業Mahindra Satyam, 南アフリカの通信企業MTNが入っていて、BRICsの時代になったことを実感させる。
中国は代表チームは予選で敗退したが、Yingli以外にハルビンビールも漢字で広告を出していて、中国で試合を観戦している人たちに向けて広告をうっていた。