私の免許証を見ると交付日が平成19年7月27日となっている。
今日はちょうど1年目で、ということは初心運転者期間は昨日で終了し、今日からは若葉マークをつけなくていい。とにかく無事故・無違反で今日を迎えられて良かった。さっそく若葉マークを取り去って運転してみたら、何となく運転がうまくなった気がした。
この1年間の拙車の走行距離は4200㎞余り。
拙車が届いた初日は、制限速度30㎞の道の変なところでブレーキ踏んで後ろからクラクションを鳴らされてしまい、2日目は一方通行を数十メートル逆走した。(警察に見つからなかったので、公式的には拙車は無違反である。)最初のうちは散々で、運転するのが若干怖かった。だが、この1年間の修行を経て、もう首都高も難なく乗れるようになったし、近所のすれ違いできない狭い道でも何とか慌てずに対処できるようになった。自分ではまあ若葉マーク卒業でいいんじゃないかと思う。
ただ、果たして若葉マークをつけているからと言って皆さん配慮してくれていたかというとどうなんでしょう? 道路交通法71条では、若葉マーク車に幅寄せをしたり、無理に前に割り込むことを禁止している。だけど幅寄せも割り込みも頻繁に経験したぞ。
幹線道路などで他の車を追い抜いたりすると、かえって若葉マークに抜かれるのは沽券に関わるとばかりに抜き返してくる車が多い。
要注意の車は拙車のみるところ、だいたい3種類ある。
まず傷物の車。
傷に平気でいられるということはもう一つ傷を作ることも構わないと考えている証拠だ。こういうのとは先を争わないのが身のためだ。
それから外車。
車に必要以上に金をかける奴は走ること自体が楽しみなので、若葉マークのVitzに抜かれようものなら意地でも抜き返してくる。
それからホンダで言えばステップワゴンのようなMPV。こういうのを運転しているのは若いバカ者のことが多いようで、先日は乳児とたばこを持った手が窓から突き出ている車が前を走っていた。
車を持って良かった点はいろいろなロードサイド文化を享受できること。
埼玉県のこども動物自然公園とか森林公園とかは、電車では行くのが大変だけど、車だととても便利だ。河口湖もまるで東京からのドライブサーキットみたいなものもだ。
購入以来、拙車は推計で280リットルのガソリンを消費した。
ガソリンの二酸化炭素排出係数は2.31kg/リットルなので、656㎏の二酸化炭素を排出した計算になる。
他方我が家の太陽光発電所は稼働5年余りで11000㎏の二酸化炭素を削減したらしいので、家庭内の炭素収支は依然プラスだとは思う。それにしても今まで地球環境貢献功労賞ものの家庭だったのに、今はそれほどでもなくなった。
自動車を巡る収支の上で、一番何とかならないかと思うのが駐車場代である。拙車程度の使用頻度だと、月々に支払う駐車場代がガソリン代の4倍以上もする。かといって自宅に今から駐車スペースを作るとなると、庭は削れるし、工事代はたぶん数百万円はかかる。それを考えたら空きスペースの多い月極駐車場に停めておいたほうが地球環境的にもマシだ。
駐車代がガソリン代よりもずっと高いので、ガソリン値上げで庶民は困っているという報道はあんまりピンと来ない。ガソリン代が仮に今の2倍に上がったところで、それよりもさらに2倍の駐車場代を負担している私には車を手放す動機にはならない。地価の高い東京では、駐車料金こそ車の保有をdiscourageする最大の要因となっており、それは市場メカニズムがうまく機能していることの証左でもある。
今日はちょうど1年目で、ということは初心運転者期間は昨日で終了し、今日からは若葉マークをつけなくていい。とにかく無事故・無違反で今日を迎えられて良かった。さっそく若葉マークを取り去って運転してみたら、何となく運転がうまくなった気がした。
この1年間の拙車の走行距離は4200㎞余り。
拙車が届いた初日は、制限速度30㎞の道の変なところでブレーキ踏んで後ろからクラクションを鳴らされてしまい、2日目は一方通行を数十メートル逆走した。(警察に見つからなかったので、公式的には拙車は無違反である。)最初のうちは散々で、運転するのが若干怖かった。だが、この1年間の修行を経て、もう首都高も難なく乗れるようになったし、近所のすれ違いできない狭い道でも何とか慌てずに対処できるようになった。自分ではまあ若葉マーク卒業でいいんじゃないかと思う。
ただ、果たして若葉マークをつけているからと言って皆さん配慮してくれていたかというとどうなんでしょう? 道路交通法71条では、若葉マーク車に幅寄せをしたり、無理に前に割り込むことを禁止している。だけど幅寄せも割り込みも頻繁に経験したぞ。
幹線道路などで他の車を追い抜いたりすると、かえって若葉マークに抜かれるのは沽券に関わるとばかりに抜き返してくる車が多い。
要注意の車は拙車のみるところ、だいたい3種類ある。
まず傷物の車。
傷に平気でいられるということはもう一つ傷を作ることも構わないと考えている証拠だ。こういうのとは先を争わないのが身のためだ。
それから外車。
車に必要以上に金をかける奴は走ること自体が楽しみなので、若葉マークのVitzに抜かれようものなら意地でも抜き返してくる。
それからホンダで言えばステップワゴンのようなMPV。こういうのを運転しているのは若いバカ者のことが多いようで、先日は乳児とたばこを持った手が窓から突き出ている車が前を走っていた。
車を持って良かった点はいろいろなロードサイド文化を享受できること。
埼玉県のこども動物自然公園とか森林公園とかは、電車では行くのが大変だけど、車だととても便利だ。河口湖もまるで東京からのドライブサーキットみたいなものもだ。
購入以来、拙車は推計で280リットルのガソリンを消費した。
ガソリンの二酸化炭素排出係数は2.31kg/リットルなので、656㎏の二酸化炭素を排出した計算になる。
他方我が家の太陽光発電所は稼働5年余りで11000㎏の二酸化炭素を削減したらしいので、家庭内の炭素収支は依然プラスだとは思う。それにしても今まで地球環境貢献功労賞ものの家庭だったのに、今はそれほどでもなくなった。
自動車を巡る収支の上で、一番何とかならないかと思うのが駐車場代である。拙車程度の使用頻度だと、月々に支払う駐車場代がガソリン代の4倍以上もする。かといって自宅に今から駐車スペースを作るとなると、庭は削れるし、工事代はたぶん数百万円はかかる。それを考えたら空きスペースの多い月極駐車場に停めておいたほうが地球環境的にもマシだ。
駐車代がガソリン代よりもずっと高いので、ガソリン値上げで庶民は困っているという報道はあんまりピンと来ない。ガソリン代が仮に今の2倍に上がったところで、それよりもさらに2倍の駐車場代を負担している私には車を手放す動機にはならない。地価の高い東京では、駐車料金こそ車の保有をdiscourageする最大の要因となっており、それは市場メカニズムがうまく機能していることの証左でもある。