mueの2作目CD「タイムカプセル」が発売された。
museyで3作、mueで2作目になるけれど、今回のものが一番「作り込まれた」感じがする。特に3曲目の「今日もありがとう」はそういう感じを強く受ける。この曲はライブで何度か聴いたが、ライブでは速いテンポで演奏されていた気がするけれど、CD「タイムカプセル」ではスローで重厚なアレンジになっている。そう、カエターノ・ヴェローゾがプロデューサーにアート・リンゼイを迎えた時のようだ。「君は風」は美しいストリングスのアレンジが施されていて、ビートルズのShe's leaving homeを思い出す。「Walking Five」はタイトル通り4分の5拍子のインスト曲で、複雑なメロディーをmueさんの口笛で吹ききっている。「有名なミュージシャンと名の知れぬ歌うたいのうた」は宇宙みたいな雰囲気で始まる、プロデューサーのホッピー神山氏の面目躍如の作品である。
ちなみにジャケットのイラストは、mueさんが吉祥寺で雑貨屋さんにぶらりと入って、そこの様子が気に入ったので、その雑貨屋さんに依頼したとのこと。録音はオープンリールデッキを使っている吉祥寺のスタジオだという。吉祥寺が生んだ名盤と言えよう。
museyで3作、mueで2作目になるけれど、今回のものが一番「作り込まれた」感じがする。特に3曲目の「今日もありがとう」はそういう感じを強く受ける。この曲はライブで何度か聴いたが、ライブでは速いテンポで演奏されていた気がするけれど、CD「タイムカプセル」ではスローで重厚なアレンジになっている。そう、カエターノ・ヴェローゾがプロデューサーにアート・リンゼイを迎えた時のようだ。「君は風」は美しいストリングスのアレンジが施されていて、ビートルズのShe's leaving homeを思い出す。「Walking Five」はタイトル通り4分の5拍子のインスト曲で、複雑なメロディーをmueさんの口笛で吹ききっている。「有名なミュージシャンと名の知れぬ歌うたいのうた」は宇宙みたいな雰囲気で始まる、プロデューサーのホッピー神山氏の面目躍如の作品である。
ちなみにジャケットのイラストは、mueさんが吉祥寺で雑貨屋さんにぶらりと入って、そこの様子が気に入ったので、その雑貨屋さんに依頼したとのこと。録音はオープンリールデッキを使っている吉祥寺のスタジオだという。吉祥寺が生んだ名盤と言えよう。