1973年の日本で2枚のシングルを出しただけで消えてしまった幻のグループ"Novo".
その2枚のシングルおよび当時お蔵入りした8曲、そして2012年と13年に新たに録音された2曲を加えたアルバムが40年後の2013年6月に発売された。
なぜ今さら、と思う人には本アルバム1曲目の"You are the sea"を聞かせたい。コード進行の斬新さ、転調の巧みさは今でも「新しすぎる」感じがする。
2枚目のシングルとして発売された「白い森/この星の上で」はいずれもYutakaこと横倉裕の作曲によるもので、特に「この星の上で」は、その後横倉さんがプロデュースした藤田朋子, De Novo,Chad Borjaのアルバムで"Summer without you"と英語詞をつけて繰り返して取り上げている愛着の深い曲である。"Summer without you"になって一部メロディとコード進行が変わり、技術的成長があったのかもしれないが、「この星の上で」もセルジオ・メンデスを彷彿とさせるアレンジとか、リズムの変化とかが面白い。
実は最後の2曲を除いては、このアルバムは2003年に“Novo Complete"というタイトルで販売された。だから、全14曲のうち12曲はだぶっているのだけれど、2曲のボーナスの他にもう一つこの新盤の売り物は、横倉氏、およびNovoのメンバーだった3人(大木秀泰B,清水薫Dr,藤川あおいVo)へのインタビューが入っていることだ。
3人のインタビューによれば、「シングルとして発売した曲以外はすべて未完成」「ほとんどデモみたいなもの」とのこと。たしかに、お蔵入りした5曲目から12曲目までの8曲は、ボーカルの音が前面に出ていなくて、くぐもって聞こえたり、音のバランスがよくなく、たしかにデモテープの雰囲気がある。お蔵入りした8曲で歌っているのは横須賀の米軍基地でスカウトしたというダイアン・シルバーソンというアメリカ人女性だが、結局彼女はレコード・デビューを見る間もなく帰国してしまった。ダイアンが歌っていた頃に録音された「白い森」と、後に藤川あおいが歌ってシングルとして発売された「白い森」を聞き比べると、後者の方がテンポも速くなっているし、ブラスなどのアレンジもなされ、完成度がぐっと上がっている。どうやら完全主義者らしい横倉さんは、Novoのアルバムを出すことをいさぎよしとせず、シングル2枚に満足して、アメリカへの留学へ出発してしまった。
そしてこのアルバムのために横倉さんが新たに書き下ろしたGuanabara Bay,および「愛を育てる」の2012年版"Love is there".グアナバラ・ベイとはリオ・デ・ジャネイロにある湾のはずだが、実は東京のことを歌っているのかもしれない。「愛を育てる」はもともと旭化成のCMソングだったが、英語詞も元の詞の意味を汲んでいる。
その2枚のシングルおよび当時お蔵入りした8曲、そして2012年と13年に新たに録音された2曲を加えたアルバムが40年後の2013年6月に発売された。
なぜ今さら、と思う人には本アルバム1曲目の"You are the sea"を聞かせたい。コード進行の斬新さ、転調の巧みさは今でも「新しすぎる」感じがする。
2枚目のシングルとして発売された「白い森/この星の上で」はいずれもYutakaこと横倉裕の作曲によるもので、特に「この星の上で」は、その後横倉さんがプロデュースした藤田朋子, De Novo,Chad Borjaのアルバムで"Summer without you"と英語詞をつけて繰り返して取り上げている愛着の深い曲である。"Summer without you"になって一部メロディとコード進行が変わり、技術的成長があったのかもしれないが、「この星の上で」もセルジオ・メンデスを彷彿とさせるアレンジとか、リズムの変化とかが面白い。
実は最後の2曲を除いては、このアルバムは2003年に“Novo Complete"というタイトルで販売された。だから、全14曲のうち12曲はだぶっているのだけれど、2曲のボーナスの他にもう一つこの新盤の売り物は、横倉氏、およびNovoのメンバーだった3人(大木秀泰B,清水薫Dr,藤川あおいVo)へのインタビューが入っていることだ。
3人のインタビューによれば、「シングルとして発売した曲以外はすべて未完成」「ほとんどデモみたいなもの」とのこと。たしかに、お蔵入りした5曲目から12曲目までの8曲は、ボーカルの音が前面に出ていなくて、くぐもって聞こえたり、音のバランスがよくなく、たしかにデモテープの雰囲気がある。お蔵入りした8曲で歌っているのは横須賀の米軍基地でスカウトしたというダイアン・シルバーソンというアメリカ人女性だが、結局彼女はレコード・デビューを見る間もなく帰国してしまった。ダイアンが歌っていた頃に録音された「白い森」と、後に藤川あおいが歌ってシングルとして発売された「白い森」を聞き比べると、後者の方がテンポも速くなっているし、ブラスなどのアレンジもなされ、完成度がぐっと上がっている。どうやら完全主義者らしい横倉さんは、Novoのアルバムを出すことをいさぎよしとせず、シングル2枚に満足して、アメリカへの留学へ出発してしまった。
そしてこのアルバムのために横倉さんが新たに書き下ろしたGuanabara Bay,および「愛を育てる」の2012年版"Love is there".グアナバラ・ベイとはリオ・デ・ジャネイロにある湾のはずだが、実は東京のことを歌っているのかもしれない。「愛を育てる」はもともと旭化成のCMソングだったが、英語詞も元の詞の意味を汲んでいる。
Novo "Love is there -Novo complete works-"(1973、2013)
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YUTAKAが好きで、アルバムも持ってますが、上記のボーナストラック入りは知らなかった。
Novo Completeは持ってるので2曲だけ入ったのはどうかと思いつつも、やっぱり買おうと思います。
Novoの歌手の方からのメッセージに感激しております。
F Giccoでのライブの機会にぜひ伺います。
Facebookも拝見しました。
パタパタは私にとっても懐かしい曲です。小学生の頃、キャンプファイヤーを囲んで踊りました。簡単な踊りだったと思うので娘に教えてやろうと思いましたが、どうにも振付が思い出せませんでした。
アレンジ キーボード ヴォーカル 山川恵津子
ドラム 宮崎まさひろ
ベース 藤岡敏則
ギター ヴォーカル 檀雄二
ヴォーカル 藤川あおいでやります。
FBのFGICCO 覗いてくださいませU+1F49D
novoのナンバー 裕ナンバーも予定して居ります。
藤岡敏則さんは八神純子
末松一人さんはクレモンティーヌ JUJU
そんなメンバーでセルメンの様なオサレなサウンドライブを成城F GICCOにて
ご興味あったら是非
🌠キーボード ヴォーカル アレンジ 山川恵津子
🌠ドラム-宮崎まさひろ
🌠ベース- 藤岡敏則
🌠ギター 末松一人
🌠歌に夢追うヴォーカル 藤川あおい