ジョアン・ジルベルトとミウシャの娘にしてシコ・ブアルキの姪、ベベウ・ジルベルト。ブラジル音楽界の貴花田といってもいいかもしれない。
ベベウが5年ぶりのアルバム"Tudo"を発表し、それを機にブルーノート東京で公演を行った。
5年ぶりというと、ずいぶん久しぶりという感じがするが、ベベウに限ってはもともとそういうペースでアルバムを発表してきたので、沈黙していた感じがしない。
ちなみにベベウのアルバムはこれまで5作あって:
Tanto Tempo (2000)
Bebel Gilberto (2004)
Momento (2007)
All in One (2009)
Tudo (2014)
ベベウは1966年生まれで、父ジョアン・ジルベルトの1980年のアルバムでその可愛らしい歌声を聞かせているが、初リーダー作は実にその20年後というゆったりしたデビューだった。
それからも14年間で5枚という実にゆったりしたペースでアルバムを出してきた。その音楽自体がTanto Tempo(時間がたっぷり)というデビュー作のタイトルに象徴されるように、究極のリラックス音楽だからスローペースでアルバム作りをするのも理解できる。
ところが、2014年11月28日のブルーノート東京公演で彼女はかなりハイだった。
まずは曲目を書いておく。(カッコ内は収録されているアルバム)
Sun is shining (all in one)
Saudade vem correndo (tudo)
Momento (momento)
Nada não (tudo)
Cada beijo (Bebel Gilberto)
Tudo (tudo)
Areia (tudo)
Somewhere else (tudo)
August day song (tanto tempo)
Harvest moon (tudo)
Simplesmente (Bebel Gilberto)
So Nice (Summer Samba) (tanto tempo)
Tout est bleu (tudo)
Close your eyes (tanto tempo)
Sem contenção (tanto tempo)
Samba de benção (tanto tempo)
ボブ・マーリーのSun is shiningをアルバムよりいっそうレゲエらしく。
ニール・ヤングのHarvest Moon, フランスの曲Tout est bleu、父は決して歌わなかったマルコス・ヴァーリのSummer Sambaなど、他人の曲でも見事にベベウ節になっている。
14年間の5枚のアルバムのなかで少しずつ冒険もあるのだけれど、基本的なベベウ節は不変というか、とにかく期待を裏切ることがない。
もっともライブではやや羽目をはずしたところがあって、バリトン・サックスやギターを担当したイケメンのJorge Continentinoと一緒にダンスしたり、ギターとベースのマサ・シミズに大好きと言ってブチュ。
ライブだと、ベベウの音楽の魅力の一つであるコーラスがないのが残念だけど、ハイな彼女を見ることができてよかった。
ベベウが5年ぶりのアルバム"Tudo"を発表し、それを機にブルーノート東京で公演を行った。
5年ぶりというと、ずいぶん久しぶりという感じがするが、ベベウに限ってはもともとそういうペースでアルバムを発表してきたので、沈黙していた感じがしない。
ちなみにベベウのアルバムはこれまで5作あって:
Tanto Tempo (2000)
Bebel Gilberto (2004)
Momento (2007)
All in One (2009)
Tudo (2014)
ベベウは1966年生まれで、父ジョアン・ジルベルトの1980年のアルバムでその可愛らしい歌声を聞かせているが、初リーダー作は実にその20年後というゆったりしたデビューだった。
それからも14年間で5枚という実にゆったりしたペースでアルバムを出してきた。その音楽自体がTanto Tempo(時間がたっぷり)というデビュー作のタイトルに象徴されるように、究極のリラックス音楽だからスローペースでアルバム作りをするのも理解できる。
ところが、2014年11月28日のブルーノート東京公演で彼女はかなりハイだった。
まずは曲目を書いておく。(カッコ内は収録されているアルバム)
Sun is shining (all in one)
Saudade vem correndo (tudo)
Momento (momento)
Nada não (tudo)
Cada beijo (Bebel Gilberto)
Tudo (tudo)
Areia (tudo)
Somewhere else (tudo)
August day song (tanto tempo)
Harvest moon (tudo)
Simplesmente (Bebel Gilberto)
So Nice (Summer Samba) (tanto tempo)
Tout est bleu (tudo)
Close your eyes (tanto tempo)
Sem contenção (tanto tempo)
Samba de benção (tanto tempo)
ボブ・マーリーのSun is shiningをアルバムよりいっそうレゲエらしく。
ニール・ヤングのHarvest Moon, フランスの曲Tout est bleu、父は決して歌わなかったマルコス・ヴァーリのSummer Sambaなど、他人の曲でも見事にベベウ節になっている。
14年間の5枚のアルバムのなかで少しずつ冒険もあるのだけれど、基本的なベベウ節は不変というか、とにかく期待を裏切ることがない。
もっともライブではやや羽目をはずしたところがあって、バリトン・サックスやギターを担当したイケメンのJorge Continentinoと一緒にダンスしたり、ギターとベースのマサ・シミズに大好きと言ってブチュ。
ライブだと、ベベウの音楽の魅力の一つであるコーラスがないのが残念だけど、ハイな彼女を見ることができてよかった。