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mardinho na Web

ブラジル音楽、その他私的な音楽体験を中心に

中年からの自動車運転(15)~神代植物公園・砧公園

2007-09-17 23:04:18 | 中年若葉日記
免許取って車を買って正味1ヵ月ぐらいが経った。この間ののべ走行距離は360㎞ほど。1ヵ月目の点検の時に、ネッツ・トヨタ店の人に「乗ってませんねー」と言われた。東京で車のない生活をもう20年以上しているので、自動車を使う口実を考えないと乗れない。どこへ行くにも公共交通が便利だし、車を使うとなると行き先に駐車場があるかどうかが心配だ。それにバックでの車庫入れはいまだに不得意と来ている。
その点、都立の公園には広大な駐車場が隣接している。神代植物公園の付属駐車場は休日の午前だったがガラガラ。ただ、たどりつくまでは左折禁止に次々に遭遇し、大変だった。今まで気づかなかったが、23区内は一方通行、車輌進入禁止、左折禁止など入れない道路がいっぱいある。そうした規則を前もってしっかり調べておかないと、泡を食うことになり、その結果変な運転をしてクラクションを鳴らされる。
砧公園は以前はバスを乗り継いで行ったので、自家用車のメリットが大きい。駐車場も広大で気持ちがいいが、駐車料金はなかなか高い。世田谷美術館専用の駐車場だとタダだということを知ったが後の祭りだった。

中年からの自動車運転(14)~所沢方面へ

2007-09-08 18:14:04 | 中年若葉日記
青梅街道を西にどこまでも行くと、どこへ行き着くのだろう?
天沼陸橋の東手前で青梅街道に入り、西武柳沢駅前あたりまでは2-3車線だが、けっこう渋滞気味だった。道なりに走っていくと、いつの間にか青梅街道ではなくなり、所沢方面行きの所沢街道と新青梅街道の分岐に出る。
最近は運転の音楽はJorge Vercilo, "Monalisa"に決めている。全編明るく軽快かつ穏やかなので、快調な安全運転になりそう。
所沢街道に入るととたんに片側一車線になる。東大の農園があるというので、所沢街道からそれてさらに細い道に入る。辛うじて門が見えたぐらいだが。そこからどうやって行ったか忘れたが所沢街道に戻った。そのうちにカーナビが「ここから埼玉県に入りました」とアナウンス。なんと賢いのでしょう。
スーパーの駐車場での一服を挟んで、所沢へ。線路を超える高架が気持ちいい。
多摩湖を見ようと、狭山公園方向へ左折。この辺はけっこう坂道が多い。坂道とカーブを楽しんだが、結局湖らしきものは見えずじまいだった。もう少し先で曲がるべきだったか。
さて、ここからは太陽を背にして帰路につく。東村山駅の脇をすり抜け、踏切をするりと越え、府中街道へ入る。青信号で誰もいなくてかえってちょっと慌てた入り方になり、ハンドルをやや切りすぎたのは良くなかった。
府中街道から新青梅街道へ。新青梅街道は2-3車線あるので快調にとばしていく。あとは一路新青梅街道を行くが、ここでとんでもない車がいた。
新青梅街道とどこかの通りが直角に交わるところがあった。私は赤信号で待っていたら、交差する方の道路が右折信号になって、まず乗用車が3、4台、続いて大型トラック1台が来て、このトラックが抜けようかというあたりで我が車線は青に。
ところが、さらに一台右折で突っ込んで来た車があった。私はそういう車もあろうかと予期してゆっくり目のスタートで事なきをえたが、反対車線の車は青で発進したので、右折車は反対車線の直進車の前に入ろうと加速し、拙車にかすりそうになりながら直進車の前に滑り込む。この無謀運転の主はおばちゃんで、おばあちゃんも同乗。右折信号は青からいきなり赤になるので、5台目ぐらいだったら自分の番には赤になると予想しておいてよさそうだ。

徳大寺有恒『決定版 徳大寺有恒のクルマ運転術』草思社 2005年

2007-08-16 16:52:59 | 中年若葉日記
これはいい本を読んだ。教習で「正しい」運転はわかったとして、道路で安心して運転できる方法は少し違う。教習の通りに、幹線道で左側車線を走ろうとすると、路上駐車をよけるために、頻繁に車線変更を強いられる。本書では「自分は真ん中を走るようにしている」という本音ベースの話が書かれ、やっぱりそうだったのね、と得心がいった。また、怖い理由がスピード遅すぎにあったことにも思い至った。後続車との車間距離の重要性がわかった。これを読んだ後、初めてクラクションを鳴らされない運転ができた。
AT車でのギアの使い方など、教習本に書かれていない実践的な技術や心得が多数あった。

中年からの自動車運転(13)~中杉通りと青梅街道

2007-08-12 18:21:59 | 中年若葉日記
初心運転者経験約1週間になるが、どうもなかなか運転に自信が持てない。
見通しの悪い幹線道(一応制限時速30㎞だが、実際には40㎞超でとばす車もある)に入るところでまず緊張する。60㎞までOKの青梅街道はなおさら緊張である。左折して中杉通りに入る。路上駐車が多いので、中央より1車線を40㎞で走ればいいのだけど、路上駐車の車の道路側に人が立っていたりして、神経を使う。
早稲田通りに入る。バスが赤信号からしばらく手前に停止していて、前方の車はグッとその前に出た。私もつられてバスの前に出ようとしたら、バスが出発してしまった。私は赤信号の少し手前で反対車線に取り残されることになった!
青になってバスの後ろに入って事なきを得たが、周りから失笑を買ったに違いない。

早稲田通りから右折して環七に入る。ここは脇道から本線に合流するので、高速道路への合流の練習のようなつもりで、脇道でグンと加速して本線に合流したが、後続車がなかったので、いまいち自信がつきはしなかった。
環七で一、二度車線変更して、青梅街道に入る。まあまあスムーズに入った。青梅街道はみんな60㎞前後でとばしている。青信号の連続で快調に南阿佐ヶ谷にさしかかったところで、前方の横断歩道へなんと人が一歩踏み出してきた。急ブレーキではないにしても思わずブレーキを踏む。歩行者の横にいた人がグッと引っ張って歩行者は戻った。ブレーキが後続車には不評だったようでクラクションを鳴らされる。その後後続車はかなりのスピードで拙車を外側から追い抜いていった。スローな拙車は第1通行帯を行くのが無難だということか。

中年からの自動車運転(12)~芦花公園駅前

2007-08-11 13:50:32 | 中年若葉日記
昨日の運転は悪いイメージを作ってしまったので、気分を取り直すために朝ドライブに出かけた。今日からお盆の帰省ラッシュということで、近所の道はみんなガラガラだったが、環八に入るや大渋滞だ。
渋滞の時、何となく前車との間隔を詰めていってしまうととんでもないところに立ち往生してしまう。渋滞の最後尾にくっついたと思ったらそこは交差点の出口で、左からはバスが出ようとしていた。信号が代わるまで、早く前が空いてくれますように、と祈るばかりの気持ちだった。
芦花公園駅の踏切前の道路の狭い事ったらない。路上に太い電柱がつき立っており、電柱のないところなら行き違えるが、電柱をよけると対向車をこすりそうになる。
何とか駅を行き過ぎ、さてこのあたりから帰ろうと思って、左折し、さらに交差点を直進すると、前方から来る軽トラックがなにやらパッシングしてくる。すれ違うのが難しいから気をつけろということなのか、減速しながら左へよけると、近所の豆腐屋から、「一方通行だよ!」と声がかかる。軽トラックからも「一方通行だよ!」と言われた。脇道を利用して方向転換してすぐに脱出した。運転数日めで交通違反を犯してしまった。

再び大渋滞の環八に戻り、一路帰路に就く。環八から右折しようとして右折車線に入ると、信号は直進、左折だけ青。しばらく待っているうちにいつのまにか意識がどこかへ飛んでいたらしい。クラクションに我に返れば、信号は青。スタートして曲がりきらないうちにもう信号は黄色になっていた。
今日も2回の過ちを犯した。なかなか運転は難しい。

中年からの自動車運転(11)~荻窪から本郷まで往復

2007-08-10 13:36:04 | 中年若葉日記
研究室にある某書類をシュレッダーにかける必要がある。300ページぐらいの厚い冊子が110冊以上。まさに自家用車で持っていくのに適している。
そこで、荻窪の自宅から本郷の研究室まで行くことにした。初めて目的意識のあるドライブだ。青梅街道を西へ、新宿、曙橋を過ぎて、市ヶ谷から飯田橋、お茶の水の手前で左に入る。相当混雑していたが、ほぼ1時間で到達した。途中何度も車線変更をした。なにしろ青梅街道では左車線を走っていると、路上駐車のトラックなんかをよけて行かなくてはならず、頻繁な車線変更を余儀なくされる。かといって中央よりの車線を走ると、いつのまにか右折車線になっていたりして、そこでは左への車線変更を余儀なくされる。
車線変更はスピードを上げて、と教わった。ルームミラーでまず後方を確認し、サイドミラーでスピードを上げてくる車がいないかどうか確認。さらに目視でスペースを確認してスッとはいる。後続車がないようなときでも緊張する。合図を出したら行動に移さないと相手を惑わすのだろうけど、なかなかタイミングがつかめない。
理想的には、まずバックミラー、サイドミラー、目視で後方確認。入れそうとなったら合図を出し、再びサイドミラーと目視で確認してスッと入る、という手順になるのだろう。
一度は交差点で直進するつもりで、左車線を走っていたらそこが左折車線であることに直前で気づき、急スピードで左車線の前方車を辛くもかわし、右に入った。かなり強引で、右の後続車から怒りのクラクションを浴びた。
研究室で書類を詰め込み、シュレッダー屋さんに向かう。ホームページに載っていた大まかな地図とカーナビで大丈夫だろうと気軽に出かけたら、途中で迷ってしまう。狭い道にハザードランプを出して車をとめ、しばしカーナビの地図とホームページの地図を睨んで両者の位置関係を把握しようとするが、待ち合わせ時間を過ぎた焦りも合って、結局よくわからずじまい。
とにかく地図にある確実な大通りまで出て、そこからわかりやすい経路で行くことに決め、何とかたどり着いた。事前の経路計画はしっかりしておかねば。カーナビに頼りすぎるのはよくない。

帰りがまた大変だった。細い道から白山通りに出るが、ここは3車線もあって、自分は次の交差点で右折したいのに入ったのは一番左の車線。3車線ともぎっしり詰まっていて、ここで車線変更していくのは相当ひんしゅくを買いそうだ。あきらめて直進し、靖国通りで右折できればと思うが、そこでも車線変更できない。結局お堀端の突き当たりでようやく右折して靖国通りに戻る。車線変更はなかなか大変だ!

中年からの自動車運転(10)~地下駐車場への挑戦

2007-08-07 13:18:30 | 中年若葉日記
某月某日。朝自宅を出でて、駅前のショッピングセンターに向かう。徒歩で行けばいいところなんだけど、いずれこの駐車場は利用するだろうと考え、すいている平日の午前を狙って行くことにした。
なんとも急勾配で降りていく。しかも一般車は地下3階まで行けと言う。制限速度は時速5㎞。そんな速度が車で出せるのか!?
例によって駐車スペースにバックで入れるのがうまくいかない。監視するおじさんも呆れただろう。切り返して何とかそれらしい位置に入った。教習や試験ではポールがあったが、虚空にポールを想像してポイントをつかむしかないだろうな。

中年からの自動車運転⑨~野に放たれた中年ドライバー

2007-08-05 13:12:40 | 中年若葉日記
無事免許を取得し、8月5日に新車が届いた。
自宅周辺の細い道での取り回しと、家族が乗ることを考え、Vitzにした。いかにも若葉マークらしい選択といえよう。
トヨタの店から、駐車場までさっそく自分で運転していく。素直に帰ってくるのも惜しくて脇道をあちこちまわる。制限速度30㎞のところをとろとろと走っていたら、後続車にクラクションを鳴らされた。
一番の難関が実は駐車場入れだ。隣との境界が消えていてほとんど見えない。バックで入れようとすると、途中に段差があるので、どうしてもアクセルを踏まないとならないが、なかなかこれがこわい。
隣の車に近すぎて、切り返したが、まだうまく入らない。試験や教習ではポールが立っていたのでそれを目印にすれば良かったが、ポールはおろか、地面の境界も見えないところで、どのポイントでハンドルを切ればいいのかわからない。結局、逆方向から直進で入ってようやく真ん中に納まった。

しばらく家で休んで、さっそく初ドライブに出かけた。五日市街道に出てとにかく西へ西へ太陽のある方へ適当に走っていく。途中武蔵野大学や警察の学校の前を通る。交差点で前が詰まっていたので青信号の手前で少し待っていたら、またクラクションを鳴らされる。
そろそろ休みたいと思ったが、なかなか休み場所が見つからない。ようやく駅前のコンビニに広くてガラガラの駐車場があり、そこで一服することにした。ここは拝島駅、すぐ北には横田基地だ。なるほどさっきから米兵のような人が追走してきたわけだ。帰りは甲州街道をひた走り、最後は事なく帰還。出発から約4時間が経過していた。

中年からの自動車運転⑧~取得時講習

2007-07-27 23:43:50 | 中年若葉日記
本免の実技試験に合格したら、次は「取得時講習」だ。これは警視庁の指定する公認自動車学校で受ける。
まずは高速道路の走り方について講義を受ける。運転の講義を受けるのは初めてで新鮮だ。続いて「実車走行」。自動車学校の近所の道を3人で交代しながら運転する。10日ぶりぐらいでやや緊張したが、特に問題なく走行を終える。いつもO自動車学校で使っていた車に比べて、公認自動車学校の車はなんだかきれいだ。
続いていまの走行を踏まえて先生を含めて4人で安全運転のディスカッション。他の二人の受講生はいずれもむかし免許を持っていて取消にあった人たちで、二人とも事故経験があるのには驚いた。
午後はまず機器を使った高速道路走行実習だ。運転経験のない私からゲームセンターの機械のようなものに座ってバーチャルな運転を始める。かなり似せているつもりなのだろうけど、実際の運転とは随分違い、料金所の前で止まるのさえ難しい。
高速道路にはいると、速度感がないものだからアクセルを踏み続けて120㎞になっていたり緩めたら70㎞になったりとめちゃめちゃだ。途中2度ほど事故を起こしてようやくバーチャルな高速道路走行が終わった。他の経験者二人はさすが事故無しで運転を終えた。
最後は「救護実習」。運転して事故を起こしたとき、まずやるべきことは事故に遭った人間をケアすることだ。人工呼吸と心臓マッサージをして心肺を蘇生させるか、止血をどうするかを学ぶ。
3日後、府中の運転試験場でついに免許交付を受けた。こうして中年ドライバーが野に放たれた。

中年からの自動車運転⑦~本免試験に合格

2007-07-14 00:00:07 | 中年若葉日記
本免技能試験の後半は「自主走行」といって、地図を渡されて目標地点まで最短経路で行く、というもの。与えられた課題は、地図好きである私にとっては簡単なもので、しかも路上練習で一度来た場所でもあるので、難なくクリアした。
自分の番が終わると、後は後続の3人が課題をこなしている間、後部座席でずっと高見の見物だ。
2番目は20代の女性で、大過なく進んだが、幹線道路に左から進入しようという車(おじいさん)が、直進する試験車の前にぐっと入ってきそうになり、ちょっと慌ててブレーキという場面があった。
第3の受験者は30前後の女性。かなり緊張した面持ちで、自主走行の途中で迷ってしまって停車して地図を確認した。
第4の受験者は20代の男性。この人もかなり緊張している様子で、試験中のトイレは禁止という事前の説明だったが、彼は幼稚園で急遽トイレを借りた。彼も自主走行の途中で迷い、停車して地図を確認した。

試験場に戻ると今度は「方向転換」のテストである。方向転換とは、狭いところに入って脇に後退して入り、逆向きに出てくるというもので、駐車場に車を入れるときに役立つ技術だ。
拙者は方向転換そのものは難なくクリアしたのだけど、狭い道から右折して出てくるところで、何と逆方向の車線に入ってしまった。クランクの練習の時も時々このミスをやらかし、「日本は左側通行だよ」と先生に冷やかされた。2番目の女性と4番目の男性も無事方向転換をパスしたが3番目の女性は出てくるところで、右の後輪が外にはみ出てしまった。

さて、待合所に戻って結果発表だ。何人合格するのだろう。まず3番目の女性が呼ばれる。減点超過で不合格とのお告げだ。彼女は5回目の受験とのこと。「他の3人もたいして上手くない。あなたもあと一歩だ。」と聞こえる。ということは他3人はみな合格?
次に私が呼ばれ、合格を告げられた。仮免は苦労したけど、本免技能試験は一発合格であっけなかった。教習の開始から足かけ4ヵ月強。仕事しながらとはいえ、予想外に時間がかかった。