私が私淑するネット賢者finalvent氏のブログ、「極東ブログ」が久々に更新された。
このエントリの前のものは8月1日のものである。
ということは、約2ヶ月半ぶりの投稿となる。
氏もブログから遠ざかってしまわれたので、私としては寂しいところ。
そんなところに新しいエントリが来た。
おぉ、と感激した。
お得意の書評である。
私個人は、去年の秋ごろから、とんと凝縮された文章から遠ざかってしまって、読書どころではない日々が続いていることもあって、今回のブログの文章はちょっとしたリハビリになってくれた。
閑話休題。
氏のブログと言えば、かつて夏目漱石の没年になったことを感慨深く書かれていたことを思い出し、そんなこともあったなぁ、と懐かしく思い出したのだが、では、夏目漱石の没年は何歳だったろうとWikipediaを見て驚いた。
なんと漱石の没年は49だったのである。
なぜ、それに驚いたのか。
現在の私の年齢だったからである。
うかつだった。
氏の影響を強く受けていたにも関わらず、この事に全く気が付かなかったからだ。
氏は現在60代の前半だったと思う。
とすると、氏の漱石の没年になったときのエントリは、もう干支がひと回りするほど以前のことなのだ。
まいったなぁ。
今度は私が漱石の没年になった。
喜ばしいことに、氏と同じく私もまたこんな年齢まで生きられると思わなかった人間だ。
「生きられる」というよりは、とっくに死を選んでいた可能性が高いといったほうが正確だろうか。
人生悲喜こもごも。
なんともはや、時の流れはかくも早い。
やれやれ。