記事:伸晃氏、政治センスなし! 参院選、丸川珠代氏“偏愛”にブーイング
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参院選東京選挙区(改選数5)をめぐり、自民党東京都連内で、石原伸晃都連会長(環境相)に対する不満が広がっている。党公認として丸川珠代、武見敬三両参院議員が出馬するが、石原氏が丸川氏の選対本部長に就いたことに、関係者から「片方に肩入れするのはおかしい」といった批判が炸裂しているのだ。
今週初め、丸川事務所から《31日に自民党本部で選対全体会議を開く》という案内状が、都連に所属する国会議員の事務所に届いた。本部長として、石原氏の名前も書かれていた。
これを見た都連関係者は「2人当選が都連の至上命題なのだから、会長の石原氏は両方の選対本部長を務めるか、両陣営を統括する『顧問』的な立場に就くべきではないか」と首をかしげ、「こうなると、武見氏の選対本部長は、都連政調会長でもある鴨下一郎国対委員長(東京13区)ぐらいか…」と語った。
都連の特殊事情も影響しているようだ。
ベテラン秘書は「4年前の都議選で落選した都連実力者の内田茂幹事長が6月の都議選に出る。内田氏を牽制する意味でも、国会議員は一致団結すべきなのに、石原氏自ら、わだかまりが残るようなことをすべきではない。政治センスが足りないのでは」と語った。
関係者によると、懸念を伝え聞いた石原氏は「だって、武見さんにはまだ頼まれてないし…」と言葉少なだったという。大丈夫なのか。
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