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網タイツ防衛相稲田 集中砲火を浴び炎上中…安倍にも飛び火か(民進 過去の発言追及)

2016-10-04 | Weblog

自分の痛い所を突かれたくやし涙か、はたまた視聴国民に同情を訴える空涙か、管理人にはわからないが、国会中継で稲田がメソメソするシーンを見損なったので、Youtubuでさがすと一件だけまともなビデオがあった。確かに、孫崎、小林の両氏が指摘するように、辻元先生、非常に落ち着いた口調で、質疑の内容もしっかりしており、野性味が増し貫禄もでてきた感じだ。さらにいえば、先に死去された社会民主党党首土井たか子を思わせるような口調ぶりだ。民進党の男衆がもたもたしているうちに、辻元ばかりではない、村田蓮舫、山尾志桜里といった能力の高い議員が頭角をあらわしてきており、党の未来に一抹の明るさがでてきた。いずれにせよ、安倍が寵愛する女閣僚たち、まるでその辺の道路に歩いている素人を引っ張ってきたような稲田、高市、丸川、小渕らとは大違いだ。 

辻元氏が稲田防衛大臣を攻め稲田氏が総裁候補の器でない事を暴露(評論家・元外交官 孫崎享)

稲田朋美議員は、自他ともに有力総理候補として扱われてきた。

2015年6月17日、ロイター通信の主催する講演会後の質疑で「女性初の首相を目指すのか」と問われ「政治家であるなら、誰でも首相を目指している」と答えた。 

2016年2月17日朝日新聞は、「安倍首相、森氏・稲田氏を“きわめて有力な総理候補”」と題し報道した。

しかし、衆院予算委員会で30日、稲田朋美防衛相が民進党の辻元清美氏の追及を受け、涙ぐみ、辻元氏は、稲田氏がジブチの自衛隊視察のため今年8月15日の全国戦没者追悼式に出席しなかったことなどを問題視、稲田氏は「今回、本当に残念なことに出席できなかったが、指摘は指摘として受け止めたい」と言葉を詰まらせながら答えるのが精一杯という情景をみせ、全国民の前に、総理としての資質のないことを暴露した。

もしこの一件がなければ、稲田朋美議員は今後とも有力総理候補として扱われていく可能性が高く、改めて辻元氏の政治家としての力を見せつけた

辻元 清美1960年4月28日生まれ

蓮舫  1967年11月28日生まれ

両者は比較的同じ世代の政治家である。一般市民に対するアピール度は両者ともに似ている。

辻元氏に言えることは、政治の世界では蓮舫氏に比較してはるかに苦労してきている事、早大在学中の1983年歴史教科書問題に触発され、アジア諸国と日本の交流の活性化を目的としたNGO「ピースボート」を設立したこと等にみられる如く早い時代から政治理念を持ち、かつ、政治家としては1996年社会民主党党首の土井たか子の誘いを受け、第41回衆議院議員総選挙に比例近畿ブロック単独で出馬し、初当選したことにみられる如く、ほぼ野党一色で過ごし、多数派に向かう形で、勉強を積んできている。今日、安全保障問題を語らせば、民進党最強の論客であろう。

他方、蓮舫氏は1993年4月、テレビ朝日の報道番組『ステーションEYE』のメインキャスターという華麗な道を歩み、同じシナリオを渡された時の説得力、アピール度合には抜群のものを持っている。

しかし、今、日本は危機の真っただ中にある。

1. 集団的自衛権

2. TPP参加

3. 原発再稼働

4. 秘密保護法に代表される抑圧政策

5. 消費税アップ、法人税下げに代表される格差社会の拡大

民進党が国民の信頼を勝ち取るためには、これらの問題から真正面に取り組む必要がある。

他の問題でどれくらい頑張っても、国民の関心は得られない。それが今次国会での党首質問で迫力不足と言われた源である。残念ながら、民進党には上記問題で自民党と同じ姿勢をとる強力な勢力がある。

しかし、第2自民党の民進党で国民の支持が増す可能性はない。国民世論こそ、政策立案の核になる。蓮舫氏も辻元氏に見れる確固たる信念と、体制に果敢に挑戦する精神を学べば、多くの国民の支持を得られる。

 

辻元清美が稲田朋美を泣かす快挙(漫画家小林よしのり)

ニュースで辻元清美が国会質問で稲田朋美を泣かしていた。

辻元やるなあ。貫禄があるし、筋金入りになってきたなあ。

わしの考えは辻元氏とは全然違うが、追及されたら泣いてぶりっこする「名誉男性」を容赦なく責め立てる姿は、爽快である。

稲田は自称保守論壇誌で、男にウケる言葉ばっかり吐きまくってきたくせに、責任ある立場になったら、しれっと真反対のことを言い出している。まさに政治屋だ。

「今は」安倍政権にいるから、核保有なんて言えないし、それどころか「非核三原則」や「核なき世界」などと、サヨクな言葉を吐き続けなければならないの。

けれども「いつか」また大臣辞めたら、またウケ狙いで男にウケる発言を復活させるのよ。
だって私、「名誉男性」だから。

そんなに攻められたら・・・私、泣いちゃう。

タカ派ぶってる「名誉男性」を、辻元清美は蹴散らせ!

 

 辻元清美(民進党)vs稲田朋美防衛大臣,安倍総理【衆議院 国会中継】~平成28年9月30日 予算委員会

 

 


参考:衆院予算委

2016/10/3 毎日新聞

稲田氏に集中砲火…民進、過去の発言追及

「能力、バランス感覚のない人を防衛相に据えたことは問題だ」。

民進党の前原誠司元外相は3日の予算委で、稲田氏を痛烈に批判した。

前原氏は、稲田氏が2012年の衆院外務委員会で沖縄県・尖閣諸島に自衛隊を配備すべきだとした発言を取り上げた。

稲田氏が「現時点で配備は検討していない。(緊張を)エスカレートさせるのではなく、法による支配を貫徹させる」と否定すると、前原氏は「考えが変わったんですね」と皮肉った。

さらに前原氏は、かつて稲田氏が雑誌の対談で「米国の日本駐留は日本を守るためではない」と語ったことも問題視した。

日米同盟での米国の役割について、稲田氏が「憲法9条の下、打撃力も重要だ」と述べると、前原氏は「抑止力もある。私が大学の教官だったら単位をあげられない」と指摘し、安倍晋三首相の任命責任を追及。

首相は「以前、稲田氏とは日米同盟について時間をかけて話した。間違いなく(同盟の重要性の)認識を持っている」と防戦に追われた。


2016/9/30 毎日新聞

<防衛相>戦没者追悼「国民の義務」 衆院予算委で発言修正

稲田朋美防衛相が30日の衆院予算委員会で、戦没者への慰霊に対する考え方を問われ、発言を事実上修正する場面があった。

稲田氏は外国出張のため8月15日の全国戦没者追悼式に欠席したことについて「国のために命をささげた方々に感謝と敬意、追悼の思いを持つのは、国民の権利でもあり義務だと申し上げてきた」と述べたが、直後に「義務というより心の問題だ」と言い直した。民進党の辻元清美氏への答弁。