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安倍の閣僚ドミノ倒し "うちわ”も(法相松島みどり 20日午後辞表提出・受理)

2014-10-20 | Weblog

松島法相も辞任へ

松島みどり法相は20日、地元選挙区でうちわを配布した問題などの責任を取り、法相を辞任する意向を固めた。

小渕経産相が辞任=松島法相も交代へ―「政治とカネ」で引責

10/20 時事通信

小渕優子経済産業相(衆院群馬5区)は20日午前、首相官邸で安倍晋三首相と会い、自身の関係政治団体による不明朗な政治資金処理の責任を取って辞表を提出した。

首相は受理し、経産相の臨時代理に高市早苗総務相を指名した。また、地元選挙区でうちわを配布した問題で刑事告発された松島みどり法相(衆院東京14区)も辞任の意向を固めた。午後に辞表を出す見通しだ。首相は速やかに両閣僚の後任を選び、事態の収拾を図る考えだ。

閣僚辞任は2012年12月に発足した第2次安倍政権では初めて。「女性の活躍」を掲げて登用した女性閣僚2人が「政治とカネ」の問題で辞任に追い込まれ、政権は大きく揺らぐことになる。

小渕氏は首相との会談で、「資金問題をしっかりと調査し、政治家として襟を正したい。国政に停滞をもたらすことは許されない」と辞任理由を説明した。この後、経産省で記者会見し、「政治家として説明責任を果たす」と述べ、衆院議員辞職を否定。弁護士ら第三者に調査を委ね、信頼回復に努めると強調した。

首相は既に小渕、松島両氏の後任人事に着手。不祥事の拡大を防ぐため、在任中にスキャンダルがなかった閣僚経験者を中心に調整を進めている。菅義偉官房長官は記者会見で「首相が遅滞なく選任する」と述べ、調整を急ぐ方針を示した。首相は皇室行事出席のため官邸を出る際、記者団から、自身の任命責任について問われたが、無言だった。

 
参考:
 

民主、“うちわ問題”で松島法相を刑事告発へ

 10/17 JNN

 松島法務大臣が選挙区内で「うちわ」を配布していたことが公職選挙法違反にあたるとして、民主党は松島大臣を刑事告発する方針を固めました。

松島大臣をめぐっては、選挙区内で「うちわ」を配ったことが公職選挙法違反にあたると国会で指摘され、民主党などの野党から度々追及を受けていましたが、松島大臣は「財産上の価値があるものとは思っていない」と反論していました。

こうした状況を受け、民主党の弁護士出身の議員が先頭に立つ形で松島氏を公職選挙法違反の疑いで東京地検に刑事告発する方針を固めたものです。

枝野幹事長は「法務大臣という立場で本当にこれでいいのか。政治の場面だけで決着をつけていい問題ではない」と話しています。


松島法相:配ったうちわ「討議資料」 「違法」追及に苦しい釈明

 10/8 毎日新聞 

 松島みどり法相(衆院東京14区選出)が選挙区で「うちわ」=写真・藤井太郎撮影=を配ったことが公職選挙法で禁じられた寄付行為に当たる疑いがあるとして、民主党の蓮舫氏が7日の参院予算委員会で追及した。

松島氏は「うちわのように見えるかもしれないが、価値のあるものではない」「活動報告や政策を印刷した討議資料だった」と釈明したが、安倍晋三首相は「疑いを受ける以上、配布を行わないことが望ましい」とくぎを刺した。

松島氏は今夏、盆踊り会場などで自分の名前やイラスト、成立した法律を記した「うちわ」を配布。公選法は政治家が選挙区内で商品など「有価物」を寄付することを禁じており、蓮舫氏は「(配られたうちわは)しっかりした絵と骨組みがある。有価物だ」などと詰め寄った。松島氏は委員会後、記者団に「これからは配るのをやめます」と述べたが、民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は記者会見で「公選法違反は明らかだ」として自発的辞任を求めた。 

 
参院予算委で民主・蓮舫氏が質問で取り上げた、松島みどり法相が盆踊りで配ったとされるうちわ

 

 

 

 

 

 

 

 


安倍の閣僚ドミノ倒し ”ワイン”のつぎは”うちわ”だ(経済産業相小渕優子 20日午前辞表提出・受理)

2014-10-20 | Weblog

衆院群馬5区選出で当選5回の経済産業相小渕優子40歳。20日午前、任命責任者の安倍に辞表を提出した。調査結果を踏まえ世論の理解が得られる説明をするのは困難だと判断したためという。

”ワイン”の優子

”うちわ”のみどり

 

<小渕経産相>地元事務所、有権者にワイン…公選法違反疑い

毎日新聞10月20日

小渕優子経済産業相の地元事務所が今年、群馬県の選挙区内に住む男性に対し、慶事の祝い品として赤と白のボトルワイン計2本を贈っていたことが分かった。ボトルには小渕氏の写真が印刷されたラベルが貼られており、特注品とみられる。公職選挙法は選挙区内の有権者への利益供与(寄付行為)を禁止しており、同法違反の疑いがある。

◇赤白2本、顔写真つき

群馬県内の70代男性によると、小渕事務所の地元秘書が今年、男性の自宅を訪れ、慶事の祝い品として、持参した箱入りの赤ワインと白ワイン各1本を渡されたという。いずれも720ミリリットル入りのボトルには、小渕氏のほほ笑む顔写真と「優しさ輝く日本の未来 おぶち優子」などと印刷されたラベルが貼られ、裏側のラベルには同県中之条町の地ワイン製造会社名などが書かれていた。

ワインは特注品とみられるが、製造会社のホームページによると、レギュラーワインで1本1000~2000円、贈答用の赤白セットは2600円などで販売されている。

公職選挙法199条は選挙区内の有権者に対する金品などの寄付行為を禁じている。禁止行為のうち、選挙に関しない寄付や社交の程度を超えない寄付には50万円以下の罰金を科すと規定している。

小渕氏を巡っては、資金管理団体「未来産業研究会」から実姉の夫が経営する服飾雑貨店などに計約362万円が「品代」として支出計上されていたのをはじめ、ベビー用品や化粧品、下仁田ネギなど、同団体の不透明・不適切な支出は1000万円を超えていた。

こうした支出について、17日の衆院経済産業委員会で野党議員から選挙区内の有権者への贈答品ではないかと問いただされた小渕氏は「選挙区に(贈り物をしたこと)はありません」などと答弁していた。

 

小渕氏の選挙区内の有権者に贈られた顔写真入りラベルが貼られた白ワイン

 

小渕経産相「使途不明金1億円」に到達…政治生命の危機も

gendai

「初の女性首相」どころか、政治生命すら危うくなってきた。政治資金のデタラメが表面化している小渕優子経産相(40)にまた新たな疑惑だ。12年に後援会主催の観劇会を開催したはずが、政治資金収支報告書に一円の記載もなく、政治資金規正法違反(不記載)の疑いが出てきた。「小渕疑惑」はいよいよ底ナシになってきた――。

■「開催した」観劇会の収支が「記載ナシ」

新疑惑が明らかになったのは、17日の衆院経産委員会だ。小渕大臣の関連団体「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」の“観劇会の怪しい収支”を民主党の近藤洋介議員が追及。小渕大臣は総選挙があった12年も観劇会を開催したことを明かしたが、近藤議員に「12年の報告書に収入も支出も記載がない」と指摘されると、シドロモドロ。「今回初めて知った」と答えざるを得なかった。

近藤議員は「極めて違法性の高い管理をしている。(参加者から)参加費を取っているなら、使途不明金は1億円ほどになる」と畳み掛けた。実際、観劇会は07年から7年間も続いている。近藤議員の指摘通り、使途不明金が「億単位」に膨らんでもおかしくない。

委員会ではこのほか、維新の今井雅人議員が、小渕大臣の資金管理団体「未来産業研究会」の「物品購入」について質問。政治資金で支払った09~12年分「品代」の詳細を示した。その「リスト」を見ると驚くような内容ばかりだ。

三越銀座、三越本店、松屋銀座、ジュンアシダ……購入先は都内の高級百貨店や有名ブランド店ばかり。1回当たりの支出額は軒並み数万~数十万円に上る。

小渕大臣は09年9月に次男を出産、同時期のお買い物リストを見ると、「赤ちゃん衣服3点」や「玩具や子供服」に約9万円が支出されていた。「自分の子どもに買ったのではないか」と突っ込まれた小渕大臣は「世話になっている方のお子さんの出産祝い」とシレッと答えたが、支出項目はいずれも「事務所費」や「組織活動費」だ。なぜ、出産祝いがそれに該当するのか。政治資金の私物化を疑われても仕方がない。

「政治家以前の問題です。これだけ多額の政治資金に疑念が抱かれているのに、まるで他人事。コトの重大さが分かっていない」(政治評論家の山口朝雄氏)

松島法相同様、刑事告発されるのも時間の問題だ

出産時に重なる「赤ちゃんグッズ」の数々

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