![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a3/9a2746ff623542f1664555b187612ee5.jpg)
夏休みの1日を使って、愛媛県大洲市にある『臥龍山荘』へ、建築の旅。
3千坪の敷地には、臥龍院・不老庵・知止庵の3つの建築があります。
まずは、母屋的な存在の臥龍院。(59坪)
やはり、建物内の撮影は禁止、屋内から庭への写真は大丈夫という案内に、
少々インチキ?ともよべるショットで、しなっと撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
実は、今回、やっとこさのキャノンデビュー!!
縁側へしばらく腰かけ庭を眺めたり、屋内から建具にくりぬかれた庭を眺めたり。
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軒裏まで隙なく、美しい納まり。惚れ惚れの名工の技があちこちに。
スケッチをしたい所。
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この補強とデザインを兼ねた仕舞。
この縁側に打たれた飾り釘にも、なんと!作者が!!
中川浄益さん。(千家十職の一つ、金物師(かなものし)の中川家当主が代々襲名する名称)
戻ってきて、復習に掲載書籍を読み返して知る。
しかも、この小さな釘頭の部分に、どうやら、サインの入ったものがあったらしいのです。
恐るべし、臥龍山荘。
構想10年 工期4年 大工にはじまり至る所の至るものが、作品といえる仕事。
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やはり、日本人ってすごいです。
一人ではなく、多くの人達、しかも、個性豊かなはずの名工が集まり、
これだけまとまりのあるもののひとつをつくりあげてしまう力。
当時の現場を覗けるものなら、覗いてみたい!
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次回、臥龍山荘 不老庵に続きます。
松村建築設計事務所HP →http://www.matsumura-architecturaloffice.jp/
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