フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

三室戸寺・京都宇治の つつじ 07・05

2007年05月13日 | ◆つつじ
  三室戸寺・京都宇治の つつじを見てきました。 5月12日。

今年はガッカリだ、咲き方がバラバラ、殆ど蕾みが上がってない。昨年の天候のせい
か?、ムシも多かったようで養分をとられ蕾みが出来なかった形跡もある。
ここ数年は毎年行っている、期待は大きかっただけに、元気が出ない 
ショボショボと引き上げた。
          2枚目画像の手前側と、4枚目画像が開花少なく特に嬉しくない。
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             4枚画像です。
    マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
     3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。


それでもメゲナイ、気を取り直し宇治橋周辺の散策路にいってみた。

コースはこのようなところ、散策コースには軽くて最適だ。
京阪・三室戸駅 →三室戸寺 →宇治上神社 →大吉山展望台 →仏徳寺 →興聖寺
 →中の島 →宿り木観察 →平等院 →宇治橋 →京阪・宇治駅

宿り木を見た(半寄生植物)。軒を貸して母屋を乗っ取られた見本だ。
親木の種類はケヤキに似ていたが不明である。ヤドリギばかりでその枝先は養分がまわ
らず殆ど枯れている。 通常木は自分自身で根の状態に合わせて葉を茂らせ又枯らした
りして体力に合った枝葉を保持コントロールしているが、ここでは勝手きままに養分を
横取りされている、見ていたも悲惨だ、可哀想で見ていられないので早々に移動した
ものだ。
以前はここはカラスが寝ぐらにしていたが、今回はハトが一杯。占領していた、巣作り
には最適の場所のようだが、チョトやり過ぎ。
ヤドリギの種を食べ排出した糞が木に引っ付いて更にそこから芽が出てくると云う
サイクルらしい。 この画像は、別場所中の島の桜の木だ これくらいが適量で許される。

現在ツクバネと云う半寄生植物に興味を持ち追っかけているが、ツクバネも増え過ぎる
とこうなるか?、親木を枯らしてしまう。

ツクバネ 総集編

2007年05月10日 | ◇ツクバネ
  ツクバネの総集編 

 ツクバネ(衝羽根) 
ビャクダン科 ツクバネ属
半寄生植物である。 寄生植物の中で、葉緑素をもち自ら光合成を行うが、宿主となる
親木からも栄養を吸収する生活形態とる。 自然界ではスギ・ヒノキ・モミ・ツガや他の
樹木の根に寄生する、とされている。 生育場所として。九州・四国・本州の東北以南
の極限られた場所の、尾根又は崖のような比較的瘠せた樹林内に生育する落葉低木で、
樹高は1~2mとなる。 葉は対生し、葉長は長さ3~7cmの長卵形で、葉先は尾状に
長く尖る。雌雄異株にて 花期は5~6月で、雌花は枝先に1個、雄花は数個密集する、
ともに緑色で小さいので目立たない。果実は秋に肥大する、直径約6~9cm長さ
約8~11cm前後の楕円形をしていて、先に長さ3~6cmほどの苞が4枚残り付い
ている。
果実を輪切りにすると真っ白な実が詰まっており外殻は無いが綺麗な8角形
をしている。 これが羽根突きの衝羽根に似ている。
 そうである。
上段画像は、百に一個くらいしか見当たらない最も丸型に近い果実、直ぐ下画像は
楕円形にて平均的な果実の形状。










私が調査した範囲ではまだ知られてないことも多く、謎が一杯ある植物だ。
樹高だが、温暖な地方で環境が合えば3~4mと大きく育つ。


寄生の形態。
一般的なヤドリギは木の幹や枝に寄生するがツクバネは根に寄生する。親木の根に引っ
付いて組織に入り込み組織と一体化結合する。寄生する相手の根を見つけても根は常に
伸長を続けているし、更には根が古くなるとバリヤー層を生成し表皮が剥がれ易くなっ
てくる、引っ付いても直ぐ表層が剥がれ通常ではスタコラと逃げられる。寄生結合の
方法はまだ解明されていないが。想定として茶色くなるバリヤー層の発達していない白い
根を探し当てたら麻酔ガス又は麻酔性の分泌液を放出し組織に侵入する間相手の根を
動けなくするのではと推測されている。ツクバネは根の先に丸いコブ状のものを出し寄生
する
相手の根を見つける、根が見つかると吸盤状に変化させより広い範囲で接触出来る
ようになっている。ここから分かることは、ツクバネは、落ち葉等の堆積土壌化した柔ら
かな土でないと根が自由に活動出来ないことが分かる。
但し、土壌酸性度だが、こうなると弱酸性が好きな様だが、これは若い間のみにて成木
になるとアルカリに近い中性が好みのようである。 ちなみに、鉢植えにしていると酸性
障害が発生する場合がある、石灰粒剤を与えて中和してやると8ヶ月くらいで正常な葉
が出現することでも分かる。

話はややそれるが。
まだ全く不明な事がある、それは宿主以外のお友達の存在だ、共栄植物と言う。自然界
の珍しいと言われる植物は単体では殆ど生育できないので相性の良い他の別種のお友達
が必要だ更に、同じ種類が沢山あるとお互いに影響し合って生育が促進されると云うの
は常識だが、このツクバネの共栄植物達が何なのか全く分からない。
その地域の気候、土質、生息する虫などの種類によっても、植物の相性の善し悪しが変
わってくるのでトコトン複雑だが。これらが分かればツクバネの生育地を見つけるのが
かなり容易になるはずだ。
例えば、種からの増殖サイクルだが、ツクバネの種は外殻を持たない無防備の種なので、
そのまま土壌表面に落下しても、直ぐに虫に食べられるか又は腐敗菌にやられてしまう
はずであるが、自生地の現実は種子や苗が保護され立派に生育している。つまり相性が良く
お互いに影響しあい相乗効果の殺菌ガスや虫を寄せ付けない分泌物を生成(合成)する
お友達郡が周囲に存在するはずでなのである。根から相手の根を枯らそうと分泌物を出
すイジワルな品種が繁殖していてもいけない。 自然界では殺菌剤や殺虫剤又は
肥料・水等を遣ってくれるオジサン・オネエサンは不要なのだ。
これらが分かれば、珍しいからと容易に山で取って持ち帰っても栽培は困難であること、
更に思いつくまま、栽培増殖品を山に植えたり、種を播いたりしても無駄な事が分かる。
珍しい植物は、特殊なピンポイントの環境を最大限活用してしか生育出来ないので地域
や場所も限られ、数も増えることが容易でなく、従って 珍しい、となるのである。

痩せた土地が好きな訳ではなく、鉢植えにて肥培管理をすると葉長10cmと大きく育つ。



なるかわ園地のツツジ・大阪(2)

2007年05月08日 | ◆つつじ
 なるかわ園地の ツツジ園 その後
5月8日。一名都合で欠けたものの、何時ものメンバーで「つつじ」見物に行ってきた。
丁度良いタイミングの 見頃だ。 画像内 人の大きさと比べるとこのつつじ園の壮大さが
推測できるというもの。

前回、5月3日下見に行った時の開花状況では、上側が蕾みだったのが今回8分どうり
開花し見頃の状態であった、下段の満開であった部分は太陽の直射にやられピーク
を過ぎていた。

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                4枚画像です。
    マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
    3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。


前回の下見に行った時は、時間との勝負だった。約10数キロを早足でかけ巡りツツジ
園の場所や省エネルートの確認が精一杯にて、廻りの景色を楽しむ余裕など無かった
今日は、景色を眺めたり、橋を渡る爽快な感触を満喫して帰ってきた。
無事帰れた事に感謝。

  2008年に戻る


信貴山散策07・05

2007年05月06日 | 山歩き、信貴・生駒方面
 信貴山⇔三郷、コース

今回は三郷側のケーブル廃線跡に造られた千本桜並木道に行ってきた。
このハイキングコースは、眺望等の見所は無いが、特に真っ直ぐ700メートル続く
並木道は気分爽快だ。

行きは下側に並行してあるハイキングコースを下ったが、特に何も無いコースだった。
ここを下るとバス通りに出てココを少し登ったところに千本桜並木道ハイキングコース
がある、ここを登った。

信貴山ハイキングの地図、JR三郷側。

我が健康回復のリハビリ散策道は恩智神社往復だ、少し体調が良いと信貴山及び高安山
まで歩く事にしている。

今回は番外編だ。
通常、ここは体力的に遠い、だからそこまでは行かない。信貴山まで出かけそこから
引き返してくるパターンが殆どだから。

山歩きを初めてから体調が少しづつ回復している。最近は立ちくらみや目まいも殆ど
無くなってきた。 更に以前は、1日がかりの買い物や花見等に出かけたら。次の朝は
決まって足に神経が通って無く、まるで肉棒のようで立ち上がれない。少しマッサージ
をすると足は動くが膝は曲がらない、そのうち膝に水が溜まり痛くて歩けない、更に
腰も痛くて動けなくなる。このパターンを随分長い間続けてきたものだが。最近この
症状も和らいできた。 人並にソコソコ生活するにはもう一息の努力が必要か。


<千本桜並木道・信貴山散策>
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      Sakuraの散歩道さん よりソース借用しました、何時も使用
      させて頂き有難うございます。

 

なるかわ園地のツツジ・大阪

2007年05月03日 | ◆つつじ
 このような山の中に 「つつじ」 がいっぱい あるとは、 感動ものだ。

「綺麗・一杯ある」、とのハイカー情報より探しに行ってきた
5月8日がハイキングの例会なのでその下見だ。

今までなかなか見つけられなかったものが、花時期になると直ぐに分かった。
ツツジ見物目的のハイカーが多くなり、教えてくれる方に直ぐ出会えたから。

ここは整備道路と云って公園管理の車しか通れない舗装されたソコソコ広い道にて、
我がハイキング感覚ではこのような舗装道路は通常は出来る限り避けて通るからだ。


更に、十三峠(信貴・高安)方面から来ると、入り口は錆びたゲートがあり通常鍵が
あり締まっていて、通行止めの看板もある。従って通ってはイケナイ道と信じていた。
通ってはイケナイ道を、瞬間的に通らせてもらう事はあっても、今回のように4キロ以上
も堂々と通る程 根性が出来ていない。

後でよく調べてみるとここは「府民の森」なのだが八尾市と東大阪市の境界付近
にて
管理が及ばない、通行止め、も仕方のない事だ。?。
八尾市側の 十三峠(信貴・高安)方面から来ると区域外なのでハイキングコースに
組込めず通行止め、ながら。 瓢箪山や枚岡から登るとここはハイキングコースの一部
なのだ。 通行止めに阻まれ、探しに行って見つけられなかったのは6回以上になる 


教えてもらった時は エー!、ここは人間が歩いてもイイノと何人もの方に念を押した
ほどだ。
これでは何回探しに出かけても見つけられないはずだ。

ツツジは。
このクネクネとヘアピンカーブが続く道路沿いに3百メータ?ほど植えられ管理されて
いる。 通り抜けも楽しいが、上からの眺めも良い。

下側一帯はそろそろ見頃、上の方は遅くて7~10数日後?。

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                4枚画像です。
    マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。