チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

カニ

2021年09月27日 03時54分36秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、22度、84%

 中秋節を過ぎると香港では「上海蟹」の本格的なシーズンを迎えます。上海料理の店の前にはガラスの冷凍ケースが置かれ、中にはしっかり手足を縛られたカニが並べられます。大きな「青いカニ」は一年中市場で売られています。「カニ」はご馳走です。そんなことを思い出していたら、お魚屋さんで地元の「ザガニ」と呼ばれるカニを見つけました。

 香港に渡った当初、「カニ」を買って来て湯がいたことがありました。生きた「カニ」です。目をつぶってお湯に入れ蓋をしました。かわいそうに思います。茹で上がった頃蓋を取ると、「カニ」は暴れたのでしょう手足が取れていました。以来家で「カニ」を茹でることはしません。不憫に思います。お店で食べるときは給仕の人が食べ易く切って出してくれます。足や甲羅を手に持ちますから、指を洗う「中国茶」の入ったボールが一人ずつ置かれています。日本で「カニ」や「シャコ」を食べるときは義父が生きていた当時はすぐ食べれるように準備してくれました。主人と一緒の時はこれまた主人が身を出してくれます。つまり私は「カニ」を一人で食べたことがありません。

 福岡の地元のカニ「ザガニ」、お値段も高くないので1匹買いました。動かないので死んでいるのかもしれません。茹で上がると真っ赤です。 ハサミを使って食べ始めました。想像以上に身が詰まっています。 殻の中の汁までチューチューと吸います。甲羅を開けると味噌が見えました。ほっくりした身は「カニ」らしい甘みを持っています。「ズワイガニ」のほどの甘みではありませんが、久しぶりの「カニ」に満足です。

 一年中、この福岡でも「ズワイガニ」の冷凍が売られています。お正月前ともなると「カニ市場」が開いて大賑わいです。贅沢になったなあと思います。手頃なお値段の地元の「ザカニ」の味をしめました。

コメント (2)
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