チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

土用の厄除け 足のお守り

2019年07月25日 | 日々のこと

曇、28度、88%

 今週の土曜日は「土用」です。この時期、毎年土用の厄除けをいただきます。「土用」と言うと鰻を食べることばかり考えてきました。鰻を食べることを含めて「土用」を切実に考えるようになったのはつい最近です。一年の内で人間がよいしょと越さないといけない時期だと思います。この暑さを乗り切れますようにとの思いです。蒸し暑い南方の国に30年も過ごしていた間は「土用」の重みを感じませんでした。それもこれも私が60歳を越したからに違いありません。夏の暑さが身に堪えます。

 今年は久しぶりに足のお守りが一緒に入っていました。 赤い小さなお守りです。以前はブルーの小さなお守りでした。 モモさんへと送ってくださっていました。モモさんが10歳を越した時、急に後ろ足が立たなくなりました。2、3日すると普通に歩けるようになりますが時々立たなくなります。それ以来毎年、この小さなブルーのお守りをいただきました。 モモさんが日本に来る時のクレートにはみなさんから頂いたお守りを忍ばせました。今もお宮に返すことができなくて手元にあります。今年の赤いお守りを見てピンと来ました。「ココさんにだわ。」でもココさんまだ3歳、足の不調もありません。そこでお礼のメッセージにこう書きました。「しばらくは足のお守りは私が頂きます。1日でも長く走れるように。」

 60歳を迎えた時、70歳まで走りたいと思いました。ところがたった2年でその思いは、「次の誕生日まで走れますように。」と変わりました。目標達成までの時間を短くしたのです。一年がそのうち半年、ひと月と短くなると思います。不調なわけではありません。一年経ったら「よしよし、よくやったね。」と自分を褒めてやるつもりです。

 私など自分のことで精一杯なのに、こうして友人からお守りを頂きながら日々を支えてもらっています。ぐっと暑くなり湿度が上がるこの時期、昔は脚気が流行ったと聞きます。土用の厄除けにしても足のお守りにしても日本の風土にあった知恵を感じます。

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