曇、21度、98% 東京
2日前から6月3度目の東京でした。東京の主人の家を整えるためです。帰国に伴う諸手続き、インターネットの構築、その上仕事もありますから主人一人では片付きません。今回の上京で目処が付くだろうと、細々した物を予め福岡から送っておきました。そんなに広くないマンションです。孫一家がやって来たのでは、仕事が進みません。今回も知らせないまま上京しました。
私が着いた日にやっとインターネットが繋がりました。ところがスマホやパソコンなども新しくした主人はセットアップに時間を要します。そこで、息子とお嫁さんに助けを求めました。主人は私が来ることを言わなかったそうです。昨日の昼過ぎ、やってきました孫娘一家、私が玄関を開けると大驚き。その驚く様子を見てはしゃぐ私です。
孫娘に会うのは昨年の11月以来ですから7ヶ月ぶりです。テレビ電話で話すのでそんなに長く会っていなかったとは気付きませんでした。少し髪が伸びてお姉さんらしくなりました。来年は小学校に上がります。
主人、息子、お嫁さんたちはセットアップに余念がありません。お外は小雨です。そこで、孫娘と私は寝室に閉じこもって歌を歌ったり、ベットをトランポリンがわりに遊んだりして時間を過ごします。そのうち主人はご用済み。そこで、孫娘が「かくれんぼ」をしようと言います。孫娘、主人、私で「じゃんけんぽん」。
最初の鬼は主人でした。孫娘と寝室のクローゼットに隠れます。狭いけど結構隠れ場所があります。ドアを閉めると真っ暗、「怖いよ。」という孫の手を握って「喋ったらダメよ。」と二人で息を潜めます。次の鬼は、孫娘。主人も私も真剣に隠れます。見つかるまでの数分、本当にドキドキ。最後の鬼は私です。この狭い家を小走りで探す楽しさ、子供に返った時間でした。
お外でお夕飯中も5人で「しりとり」です。周りのテーブルの方を憚ることもなく大声で「しりとり」をしました。別れる前には、日頃会うこともない悪い婆婆は、指人形を一つ買ってあげました。「グリーン魔女」と名付けたそうです。
大きな声で歌った「カエルの歌」、何十年ぶりの「かくれんぼ」、真剣に考える「しりとり」。数時間でしたが、身体も心も楽しかったと言ってます。一晩明けた今も「かくれんぼ」のドキドキが体を巡っています。思い出に残る1日でした。