雨、24度、91%
一年ぶりの半日ドックに行ってきました。帰国して以来、毎年通っています。身長が少し低くなりました。右手の握力が左手よりも弱くなりました。左右の視力の差が大きくなりました。腹腔のエコー検査、レントゲン、肺機能の検査、血流検査、最後が胃カメラです。
胃カメラを鼻からにしてもらおうと思いました。事前検診で先生に相談すると、鼻からでも麻酔をして口からも時間的にはさほど違いがないと言われました。胃カメラのために朝食を抜きます。できるだけ早くお昼ご飯を食べたいと思い、時間がかからない方を選びたかったのです。時間的に違いがないので慣れた麻酔の口から胃カメラにしました。
前回2回とも、麻酔の数を数えるあたりからストンと眠ってしまい、胃カメラの形すら見たことがありません。喉にも軽く吹き付けの麻酔をします。看護婦さんが「下川さん、点滴に麻酔を入れますよ。」という言葉を聞きました。それっきり今回は眠ってしまったようです。1も2も数を数えていません。一番早く眠りについてしまいました。目がさめると、控え室のベットの上でした。検査室からストレッチャーに乗せられ目覚めたベットに移される間、全く知りません。時間にして1時間足らずです。目が覚めて枕元のナースコールを押しました。前回より眠気がありますが、歩行も大丈夫です。胃カメラの先生から今回の所見を聞きに別室に向かいました。
「今回は昨年一昨年より胃の中が綺麗ですよ。」と先生。スクリーンに映し出される自分の胃の中はピンクで、比較に前2年の映像も並べてくださるのですが同じに見えます。先生曰く溝が少なくなったそうです。実は昨年の検査前から脂の強いお肉やお魚を食べると、腹痛はないもののすぐにお手洗いを催すようになっていました。「年齢的に動物性脂肪の吸収力が落ちているから、できるだけ控えなさい。」とのアドバイスをもらっていました。この1年、忠実に言い付けを守りました。明らかな脂身はもちろん皮のすぐ下の美味しい部分も我慢して食べずにいました。確かにお腹の調子が悪くなることがありませんでした。
全ての検査結果が出るのは8月1日です。検査前急に心配になったことがあります。「カラスミ」です。2日かけてカラスミ一腹をお腹に入れました。コレステロール値が上がること間違いなしです。ただでさえコレステロールの値が高い私です。善玉のコレステロール値が通常を超えていて総合のコレステロール値が高くなっています。先生は「善玉だから、まあいいけど。」とおっしゃいますが今回は悪玉も上がりそうな予感がします。まあ終わったこと、待つしか仕方ありません。それにしても検便のパンフレット、「正しい大便のとり方」、「正しい」を外して欲しいものです。