曇、22度、84%
「グリークヨーグルト」ギリシャ式ヨーグルトのことですが、普通のヨーグルトより濃厚です。コクがあって酸っぱくありません。お菓子を作るにも料理のベースにするにもすぐに使えます。スプーンをヨーグルトに立ててみました。ずっとこのまま立っています。
香港にいた時にはヨーグルトも世界中のものを食べることが出来ました。ヨーロッパを旅しても朝には必ずヨーグルトをいただきます。日本のヨーグルトとはどこか違います。「グリークヨーグルト」ほどではありませんが濃く、自然な牛乳の甘味を感じます。中国のヨーグルトはどちらかと言うと昔の日本風、そして甘味を付けたものはその甘さが半端ありません。お国柄があるのだと思います。
福岡に帰って以来好みのヨーグルトを探しました。昔からあるヨーグルトは酸っぱくて顔をしかめます。大手乳業が「パンテノン」と言って小さなカップに入ったギリシャタイプのヨーグルトを出していました。食べてみましたが私の知るグリークヨーグルトではありません。地元乳業の普通のあまり酸っぱくないヨーグルトを定番にしました。
ここふた月、主人の新居の準備で東京によく行きました。旅行ではありませんので、地元のスーパーマーケットに足を運びます。どのスーパーに行っても「グリークヨーグルト」なるものがあります。無加糖です。作っているメーカーも様々ですが400グラムのパックで売られています。 上京するとこの「グリークヨーグルト」を朝食にするのが楽しみです。需要がないから福岡では「グリークヨーグルト」が作られていないのかしらと不思議に思います。熊本の阿蘇には大きな牧場があります。山口県にもいい牧場があるそうです。すぐ近くの糸島にはなかなか良い乳製品を作っている小さな牧場もあります。なのに「グリークヨーグルト」はありません。このヨーグルトの美味しさを知って食べたい人が多くなれば、そのうち普通に福岡でも売られるようになるのでしょうか。
お国柄、味の好み、食品基準、一概にヨーグルトと言っても様々です。ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアのヨーグルトは1リットル入りが主流です。日本に帰って来て小さなパックにサイズダウン、お値段はそこそこですから1日の私のヨーグルト摂取量は減りました。
「グリークヨーグルト」を見たらお試しください。スプーンの重さにもへこたれないほど濃厚なヨーグルトです。