チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

マツダMX−5(ロードスター)にまた乗りたい

2016年07月14日 | 日々のこと

曇り、27度、91% 雷注意報

 マツダのロードスターを今の車に切り替えてもう4年が経ちます。新しい車なんかに替えるつもりはありませんでした。車検に持って行った日に1991年型のロードスターの車体の底の傷みがひどく修理に要する金額にびっくりしました。それが今の車に切り替えた理由です。セミが鳴き始めた3月の終わりこの車を置いて歩いて家に戻りながら泣きました。それ程好きな車でした。

 香港と中国シンセンの陸続きの辺には、車のスクラップ工場が数軒あります。その前を通る時には私のロードスタもこんなふうにスクラップされたのかと居たたまれない気持ちでした。ところが3週間ほど前、我が家のすぐ近くで同じ色のロードスターを見かけました。いえ、ナンバーも全く同じです。「あっ、アリだ。」車が遠ざかるのをずっと見ていました。若い男性が運転していました。この車を私は「赤アリのアリちゃん」と呼んでいました。初代のロードスターがちらっとでも目に入ると直にロードスターだと気付きます。ポップアップのフロントライト、バックライトの形、車の曲線。すっかり心に焼き付いています。

 昨年マツダは4世代目のロードスターを売り出しました。とてもいい売れ行きだそうです。ソウルレッドといわれるシャイニーな赤の売れ行きは中でもずば抜けているとか。私のアリの赤は、広島カープの以前のヘルメットの色です。ロードスターの売れ行きに与ったのかトヨタも86、スバルBRZも新型を先日発表していました。4世代目ロードスターは初代に一番近い車体重量、初代返りを狙ったと聞きます。見た目は、ちっとも似ていません。ライトはフロントもバックも今までと違います。この一番新しいロードスターも既に香港で見かけるようになりました。乗ったわけではありませんが、スタートダッシュが優れていると聞きます。

 軽量ではない  今乗っているBMW Z4はロードスターに比べるとパワーは違います。坂道を上って自宅に向かう時の足の踏み込みが違います。車高の低さは変わりませんが、車の幅はややZ4の方が広いようです。この車が不満なわけではありません。香港もスピードが出せる道が増えて来ました。たまにいいスピードを出すと流石に安定した走りと加速感を見せてくれます。

 それでもロードスターを今一度自分の車にしたいと思います。初代のロードスターは香港でも欧米人の中年以降の方に人気で中古車はなかなかでないそうです。燃費を考えると唸りますが、初期のロードスターをもう一度手に入れたいものです。日本ではロードスターと呼ばれていますが、欧米ではMX5、私のアリの後ろにもMX5と刻まれていました。

コメント (2)
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