チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

三時のおやつ「黒豆黄粉」

2016年07月19日 | 日々のこと

雨、雷、25度、94%

 今日まで続く私の力仕事、昨日は月曜日ということもあり外出後の午後から家にいてじっくり仕事にかかりました。前日より、おやつはとらやのお羊羹、京都限定「黒豆黄粉」と決めていました。 ある友人などはこれぞとらやの王道羊羹、一本一気食い出来るとまでおっしゃいます。三時になったらおやつと決めています。三時になるまでは我慢、我慢。

 黄な粉は大好きです。黒大豆から作った黄な粉は少しグレーがかっています。大豆の黄な粉も色の薄いものから黄土色に近いものまで様々。黄な粉は香りが命だと感じます。口に含んだ時にふっと拡がる香ばしさ、つまり大豆の炒り具合なのでしょうか。

 「黒豆黄粉」流石とらやですから、大粒黒大豆と鶴の子の大豆を炒ったものを使っていると書かれています。ひとつ心配したのが、黄な粉ですからもしかしたらモサッとしたお羊羹かもしれないと思います。あの芋ようかんのようなモッサリかな?

 何も考えずにお煎茶を入れました。ご覧のように切り口も普通のお羊羹です。モッサリなんかしていません。きめの細かいとらやのお羊羹です。ぱくりと食いつけば、そこにはあの香ばしい黄な粉の香り。もう一口かじれば、しっとりとした黄な粉羊羹だと満足。水ようかんのスルスルとお腹に入る感じも好きですが、お羊羹のこのどっしり感は格別です。お茶を一口。黄な粉の香りが緑茶以外のものを誘います。何だろう?冷たいミルクです。この「黒豆黄粉」、緑茶はもちろんですが、冷たいミルクと相性がいいように思います。

 食べてる最中に電話が入りました、長電話になりそうなので、お羊羹を冷蔵庫にいれました。電話を切って、冷たい「黒豆黄粉」と冷たいミルク、思った通りお子様のおやつに様変わりしました。

 お羊羹に黄な粉がコクを付けたような、黄な粉好きにはお勧めの「黒豆黄粉」です。

 とらやの限定版、以前、六本木にミッドタウンがオープンした時には、ミッドタウン限定のお羊羹が売られていました。空港限定版というのもあるそうですが、ある本で読んだパリのとらやの限定商品を思い出しました。確か赤いベリー、ラズベリーかレッドカラントのようなベリーのお羊羹だと記憶しています。その時もどんなお味のお羊羹だろうと私の頭の中はグルグルでした。

コメント
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