チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

リスボン街の点描

2015年05月15日 | 旅行

晴れ、20度   福岡

 リスボン滞在中、朝や夕方ちょっと時間がある時に、主人と私はホテルの周りを散歩しました。泊まったホテルの直ぐ隣は、エドアルド7世公園でした。そのとき撮った写真、バスの中から撮った写真、ご覧ください。

 町を歩いていると一番感じるのは石の街。足元も建物も全て石です。石が敷き詰められた道を歩くと、自分の足音に驚きます。 何処に行ってもこの白い石の道です。

  エドアルド7世公園の横の坂道を上がるリスボンのバスです。ちょうど、朝の通勤の時間、バスは人で一杯でした。 公園や街角にはこんな素敵な建物が建っています。キオスクです。バスの切符、お水やスナックを売っているところもあります。切手も売っているらしいのですが、私は見つける事が出来ませんでした。 町中にあるゴミ箱。これは、リサイクル出来るもののゴミ箱のようです。

 他所の国に行くと必ず写真に収めるのがポストです。 実はリスボンのポストを見ても、ちっとも驚かない私です。というのも、中国返還前のマカオはこのポルトガルと同じポストでした。手前のブルーのポストは速達用です。

  最近、私が注目してるのは電気自動車の充電器。これも国によって形が違います。ロードサイドのパーキングに備え付けられた充電器です。

 見出し写真はテージョ川に建つベレンの塔です。テージョ川に大西洋から入って来る船の監視塔だったそうです。中を見学できるのだそうですが、生憎、月曜日はお休みでした。ここからテージョ川を挟んで対岸に建つキリストの像が遠くに見えます。 これはブラジルに建つクリストレイを真似して作ったものだそうです。

 やはりテージョ川河畔に、発見のモニュメントという石像が建っています。新しい石像なのですがその石像の前の廣場は世界地図になっています。ポルトガルがそれぞれの国に初めて到達した年代が書かれています。 日本です。鉄砲伝来は、1543年ですから、この1541年は間違いのようです。

 古い下町は坂道だらけ、しかもかなり入り組んだ細い道が延びています。 こういう路地の暗さ、私がリスボンを思い出す時はなぜかこうした路地です。夕方、日が暮れるとこの路地にはファドが流れます。陽気で明るく見えるポルトガル人のその底には、ファドにも繋がる情の濃いものが脈々と流れているように感じます。

  古い町のちょっとした廣場には、必ずと言っていいほどこうした石像が建っています。歴史を感じないわけにはいきません。 バスの中から撮った市庁舎です。ポルトガルはタイルでも有名です。タイルをレンガではなく家の外壁に貼っています。 タイルも素敵ですが、ベランダのアイアンの形もとても手が込んでいます。石造りの建物は堅牢です。古い建て物が町のあちこちに残る街は、朽ちてしまう木と紙の建物が基本の日本とは全く違う空気の流れを見る事が出来ます。

コメント
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