チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

パディントン駅 ロンドン

2015年05月13日 | 旅行

曇り、24度、85%

 ヒースロー空港から市内に向かうヒースローエクスプレス、終着駅はパディントンです。ヒースローから約15分で着きます。主人は10年ぶりのロンドン、私など40数年ぶりと来ています。あっという間の乗車時間ですが、昔々まだ鉄道で市内に向かった時の印象が微かに甦ってきます。レンガ造りです。レンガで造られた倉庫でしょうか、木と紙で出来た建物の日本で育った私には、レンガの重く堅牢な様が目の奥に残っています。それを再び目にする事が出来ました。緯度が高いせいか、まだ日が沈む様子もありません。主人はパディントン駅の駅舎の作りが素晴らしいと道々話してくれます。

 西欧の映画にでて来る駅、もちろん人と人の出会いや別れを描くシーンが多いのですが、日本の駅とは違った余情のある映画の一コマは駅舎のあの遠近法のような作りにあると思います。

 旅行途中のブログにも書きましたが、このロンドン到着までの13時間で5本の映画を機中で観ました。その中の一本は、「クマのパディントン」です。息子に読み聞かせたマイケルボンドのお話です。早速、パディントンが座っていたLOST&FOND の窓口を探します。駅舎の屋根がガラス張りです。この1800年代半ばに建てられた駅舎は幾度かの改築をへて今に至っているそうです。ちょうど今も改築の最中、それでも、駅の姿が美しいのがよく解ります。 駅の中にはお花屋さんがありました。その花屋を撮った写真、真ん中を大きなおじさんが横切っています。写真の右手に小さく花屋が写っています。屋根の造形美がこの写真でも見て取れます。

 クマのパディントンは、もちろんこの駅の名前から採ったものです。ナショナルレールとでていますから、国内線の駅のようです。パディントンが座っていた場所には、 こんな銅像が。その少し左横には、見出し写真のベンチが置かれていて、記念撮影をする人が見られます。このパディントンの前から見た駅のホームです。 左上に見える時計など、英国そのもの。ヒースロー空港では感じなかったものの、この駅舎に立っているだけで、ああ、ヨーロッパにやって来たとしみじみ思います。 駅の入り口です。ドーム型の屋根が美しい。日本の駅も東京駅の駅舎は素晴らしく思います。ヨーロッパのように古い建造物を残していくのは難しい事でしょうが、昔の建物の装飾性も含めて残して欲しいものです。

 今回の旅行で、孫に買ったお土産はたった一つ、 これだけです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする