チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ポルトガルのホテル

2015年05月12日 | 旅行

曇り、22度、85%

 ロンドンの小さなホテルを後にして、ポルトガルへと向かいました。ポルトガルでの3日間の滞在先は、ロンドンのホテルよりずっと前から決まっていました。私たちが決めたホテルではありません。リスボンの空港に着いた私たち、タクシーの運転手に見せるためホテルの名前を英語で書いた紙切れを握りしめていました。ところが偶然にも延着した会社のご一行と鉢合わせ、大きなバスでホテルに向かう事になりました。15年ぶりのリスボンです。主人と二人ならウキウキと出来るものの、そうはいきません。

 バスが着いたのはフォーシーズン、リッツホテル。私よりご年配の方達の前で、カメラをパチパチ出来ません。この辺りからぐっと写真の数が減ります。

 狭い階段を大きなトランクを上げ下げしたのは、つい何時間前の話です。もちろんこのホテルでは、部屋に入ると既にトランク4こは部屋でお待ちかね。この朝、私たちが目覚めたロンドンのホテルの5倍近い広さのお部屋です。その上、広いバルコニーが付いています。

 バスルームにはシャワー室とバスタブ。洗面台は2つ。生憎、トイレだけは一つでした。 アメニティはフォーシーズンはロクシタンです。やはり、マットレスが厚いので、小さい私はベットにヨイショとよじ上ります。ソファーも大きなデスクもある部屋です。

 荷物を開けてワードローブにしまうと、ちょいとホテル探索。あまりウロウロも出来ません。ロビーにあるシルバ−のお店、日曜日でお休みでしたが、 パグの置物が見えています。次の日このパグを見せてもらいました。首にしているシルバ−の首輪が売り物でした。

 部屋が広く、大きなバスタブが付いているのはやはり幸せです。見出し写真のビデは、トイレと向かい合わせに置かれています。トイレはバスルームの中に小さく個室になっていました。トイレに座るとビデと向かい合わせ、何となく落ち着きません。こんな大きなビデを見たのは、40数年ぶりです。イタリアのホテルでした。あの時は聞いてはいたものの、直に見たビデに驚いたものです。やはりヨーロッパの大きなホテルだわ、と感心します。ヨーロッパといってもビデが備え付けられているのは南欧です。

 カプセルを使うコーヒーマシーンが置いてあります。 我が家にはないので喜んで使って見ました。ところがはたと気が付きます。あのロンドンの小さなホテルにですらあった湯沸かし器やティーバックが何処にもありません。コーヒーマシーンを使うのは面白いのですが、無性に紅茶が飲みたくなります。挙げ句に、あの小さなロンドンのホテルが恋しくすらなりました。

 ここでの朝食、コーヒーハウスでのビュッフェかと思いきや、わざわざ私たち一行のために朝食用の部屋が用意されていました。つまり周りは皆さん知った方ばかり。朝ご飯から気が抜けません。 ビュッフェですが、コックさんが付いていないので、作り立ての特製オムレツを頼む事は出来ませんでした。 作り置きのウォーマーで暖まっているこのオムレツとスモークサーモン。 右奥のキッシュ。それにポルトガルのヨーグルト。 コーヒーカップの後ろに金のキャップを被った小瓶がヨーグルトです。とにかく、ヨーグルトがおいしい。皆さんとご一緒にもかかわらず、お昼ご飯までお腹が空かないようにと朝から、このオムレツ、スモークサーモン、ヨーグルトをおかわりします。主人と二人だけなら、もう一回おかわりしにいく所です。

 こんな贅沢なホテルには、滅多に泊まりません。我が家のチョイスとしては、ロンドンのホテルよりちょっとましな所で充分です。音、明かり関係なく、コトンと寝る私です。朝ご飯だって付いている必要もありません。近くにスーパーがあれば調達してきます。

 トランク4つを空けたままでもちっとも狭くないホテルの部屋もいいものですが、この贅沢な部屋にいる間、時々ロンドンの小さなホテルが懐かしく思い出されました。写真を撮り忘れたのですが、ロンドンのホテルのベットにかかっていたキルトが手縫いでとてもいい色合いでした。

  部屋のバルコニーから見たリスボンの夜明けです。

コメント
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