チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ココナッツオイルを使って、パン、レタスの炒飯を

2015年05月30日 | パン

小雨、29度、89%

 ここ2年ほど、ココナッツオイルが注目を浴びています。日本、アメリカでも流行れば、いち早く嗅ぎ付ける香港です。高級食品を扱うスーパー、健康食品の店に行けば必ず目に付く所に陳列されています。挙げ句にお値段は非常にいいときています。私、有機や自然食、健康食品にあまり関心がありません。普通に手に入るもので充分です。このココナッツオイル、健康ばかりか美容の意味でもいいと謳っています。そのまま食べてもオイルなのに痩せるとまで言っています。私こういう言葉を聞くと、懐疑心で一杯。それでも、白っぽい固形か半固形の入った瓶を手に取ってラベルを読みます。

 で、しばらくココナッツオイルの事はすっかり忘れていました。香港グングン気温が上がります。海水浴に行く人もいます。日焼けクリームを塗った人が横を通ると、あれあれ、ココナッツの甘い香りが。街角のジュース屋さんには、ココナッツミルクのジューサーがグルグル回り始めました。暑いので、お昼ご飯にタイのグリーンカレーを作ります。カレーのペーストをココナッツミルクでのばすだけの簡単なものですが、ココナッツの甘い香りは食欲をそそります。クーラーの効いた部屋で汗を拭き拭き頂きます。

 このグリーンカレーを食べながら、香港の英字新聞を読んでいました。家庭欄の記事にココナッツオイルの匂いの事が書かれています。甘いあのココナッツの香りです。微かに匂うのだとか。そこで、グリーンカレーを食べ終えると、早速ココナッツオイルを買いに出かけました。はい、私はココナッツの匂いにずっとずっと傾倒しています。特に暑くなるとその傾向が強くなります。熱を加えると、香り立つのだそうです。

 近くのスーパーにはありませんので、ちょっと足を伸ばします。抱えて帰って来て、まずはパンを焼く事に、 瓶の蓋をとっても香りません。いつも焼くパンの配合で、バターの所をココナッツオイルに置き換えてみました。撹拌してると微かに香ります。最後に、手ごねです。捏ね終わってみると、手にココナッツオイルがしみ込んでなんだか柔らかくなっています。顔に塗る人もいるほどですから、頷けます。

  焼き上がりの艶ときめが断然いいと思います。焼いている最中、やはり微かにココナッツの香りがします。残念な事に口に入れる時には、もう香りません。

 つぎの日のお昼は、レタス炒飯を作りました。私と一緒にご飯をする方はネギを食べる事が出来ませんので、一杯のレタスと卵だけのシンプルな炒飯です。これも炒め始めると、ココナッツが香ります。一口そのまま舐めてみました。香りはありませんが、口溶けのいい油です。炒飯、パラパラと仕上がります。香りはしませんが、確かに、ほかのオイルとは違う口当たりです。

 香りに惹かれて買ってしまったココナッツオイルです。期待に反して、香りはほんの一瞬。もう少しいろいろな使い方をしてみるつもりです。

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