チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

パンダ豆

2014年01月11日 05時40分50秒 | 日々のこと

曇り、14度、83%

 パンダ豆って知っていますか?パンダとつくから中國の豆と思われるでしょうが、北海道原産のお豆だそうです。随分と前に何かの雑誌のページ半分ほどのスペースに、お豆の写真と名前が載っていました。思ったより知らないお豆が多いのです。香港に30年近く前にきた時は、日本では、まだ、売られていんかったひよこ豆やレンズ豆が普通に売られていました。早速、ガルバンゾーとも言われるひよこ豆でインドのベジタリアンカレーを作ります。レンティル豆では、ドイツ風のスープや肉のソースを作りました。お豆って、栄養があるとかでなく、どれもこれもよく見るととても面白い形をしています。栄養価から言えば、次世代の卵ですから当然バランスがいいはずです。豆好きな私は、食糧品売り場の棚の前で知らないお豆と出会うのを楽しみにしています。

 もちろんそんな私を側で見知っている主人は、あちこちで初めてという豆を調達してお土産にしてくれます。先日は黒あずきでした。黒あずきのことを書いたとき、迂闊にも永年憧れているパンダ豆のことを書いてしまいました。見てみたい、食べてみたい、欲張りです。年も明けて、まだ3が日(香港は祭日ではありません。)我が家に初めて届いた小包は、なんとパンダ豆でした。

 豆が好きだと知った方が、あるとき、お豆はネットで買えますよ、と教えてくださいました。確かに、ネット日本中から新豆を送ってもらえるようです。ところが、私、食量品をネットやお取り寄せするのが苦手です。食べ物は出来るだけ現地や自分が見つけた時、お土産で頂いた時が出会いだと思っています。

 送ってくださったのは、 滋賀県彦野洲の産です。パンダ豆といわれるのがお解りになったと思います。白黒のブチ。別名、シャチ豆、海にいる鯱も黒白ですものね。嬉しくて何度も撫でてやりました。ふっくらと丸い丸いお豆です。さて、どうやっていただきましょうか?送ってくださった方は、サラダで召し上がったそうです。新しいお豆だからでしょう1時間も炊かないで柔らかくなりました。そこで味見に一粒、口にホイ。いけません、ホイだけではすまなくなりました。ホイ、ホイ、ホイ。塩も何も入れていませんが、豆の甘みがしっかりします。身の感じは、金時のそれに近いお豆です。ホイ、ホイやっていると主人が台所に入って来て、これまたホイが始まりました。主人曰く、これは甘く炊いた方が宜しい、そうです。生産者サイトでも、煮豆とお勧めが出ています。でも、煮豆にすると豆自体の甘みが損なわれます。それに、恥ずかしい話、残ったパンダ豆はもうわずかです。お豆のマリネが好きですが、やはり寒いので、イギリスソーセージと野菜のスープに入れました。 お豆からもいいだしが出ます。野菜とソーセージ、パンダ豆、味付けは少しの塩と白胡椒だけです。湯がくと黒い色が少し褪せて赤っぽくなりました。冬場のお豆がはいるスープは、体を温めてくれます。おごちそうさまでした。

 もちろん今日は鏡開き、今、台所ではあずきがコトコト煮えています。

コメント
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