チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

オイルの入れ物 ビネガーの入れ物

2014年01月05日 05時45分47秒 | 身の回りのもの

曇り、13度、54%

 ちょっとしゃれたレストランに行くと、テーブルの上にオリーブオイルの小分けされた瓶が置かれるようになったのは、いつごろ位からでしょうか?バター代わりにパンに付けたりするためのオリーブオイルです。オリーブオイルで作ったドレッシングがお皿に残っていると、つい、パンで拭ってしまうような私ですから、オリーブオイルをパンにつけるのには飛びついてしまいました。植物性ですから、バターより体にいいかなとも思います。そんな頃、食卓にオイルを出すために求めたのが、向かって左の細長い硝子の入れ物です。

 丸い硝子の栓をとり、お皿にタラーッとオイルを垂らします。 口の開き具合がいいせいか、オイルが後引きしたことがありません。栓をする時の硝子の重みがなんともいえず好きな瓶です。

 そのうち、イタリアレストランに行くと、今度は、バルサミコビネガーとオリーブオイルがひとつの瓶に入った面白い硝子の容器が目につくようになりました。この硝子の容れ物は口が2つあります。サラダのドレッシングに好きなだけかけることも、パンにオリーブオイルだけを付けることも出来ます。良く見ているとその瓶はブドウを象っているようです。すぐに飛びつきそうな私ですが、これにはあまり関心を持ちませんでした。バルサミコは陶器の容れ物に入っているので、別に分ける必要もありません。それに、もう一つ、我が家には、古くからのお酢入れがあるのです。

 向かって、右のなんとも古っぽい日本のものです。子供の頃、ちょっといい中華料理屋に行くとテーブルの上に出されていたお酢や醤油入れです。はて、これがどうして我が家にあるのか?この私ですらとんと覚えていませんが、息子が小さい時から、餃子などというと、この容れ物に酢醤油が入って出されていました。硝子ンの栓のカットも機械カットのなんとも普通の容れ物ですが、ずっと我が家で働いてくれています。

 このふたつの容れ物が、こうして並ぶことはほとんどありません。お酢入れには、日本の米酢が入っています。オリーブオイルと米酢を食卓で使うことはありません。硝子の容れ物は透けて向こうが見える様子も、テーブルの上で電気の明かりで輝く様子も好きです。きっと、このふたつの入れ物、私にどこまでも一緒について来てくれそうに思います。

コメント (2)
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