うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

いい仕事が、してみたい

2017年04月08日 | 日記

せっかくの土曜日だが、

昨日から、ずっと雨が降っている。

これでは、洗濯ができない。

 

おはようございます。

困ったわ。

今日はくパンツが、もう無いわ。

 

と、家でも思うように仕事がはかどらない今日この頃だが、

私が勤めている会社も、今ちょっと大変な訳です。

 

社長が1週間ほどを予定に不在となった弊社。

事務方で、もっとも頼れる大先輩は、腰の治療のため、短時間労働。

残すは、熟女と爽やかおじさんと、このおかっぱだ。

そして昨日は、熟女も休んでおり、大先輩は早引きし、

事務所では、私と爽やかおじさんの2人の時間が始まった。

 

実のところ、私は今まで、

爽やかおじさんと話す機会があまり無かった。

爽やかおじさんは、主に営業を担当しており、

あまり事務所に滞在していないのが、その理由だ。

 

これは、いい機会かも知れない。

私の活躍ぶりをアピールする、いい機会かも。

 

そう考えた私は、

営業に出掛ける爽やかさん(以後おじさん省略)に、

「ご安心ください!留守は私が守ります!!」と、

背筋を正して見せた。

そんな私に、安心した爽やかさんは、

持ち前の爽やかな笑顔で出掛けて行ったのだった。

 

すると、どういう訳か、

この会社は途端に騒がしくなる訳だ。

よくある。

私が独りになると、こういう事、ホントよくある。

 

電話はジャンジャン鳴り出し、その合間に、

帰ってきたドライバーは、あれやこれやと言ってくる。

「ねぇ、おかっぱさん。洗車コインちょうだい」

ほい、これね。

あっ、電話鳴ってるし~!

 

「ねぇ、アルコールチェッカー、充電ないよ?」

なぬ?

これか?これでいいのかな?

また、電話鳴ってる~もーーー!

 

「おかっぱちゃ~ん、デジタコの印刷ができな~い」

はっ?はっ?知らんがな。

機械音痴なわしが、できるかーい!

ちょっとさ、若者よ。

わし、今電話鳴ってるから、とってる間に、

このパソコンにマウスを装着しておくれでないか?

って、ちょっと待ってよ。

この点滅してるボタン、押すぞ。

いい?若者よ。

おばちゃん、勇気出して、押しちゃうぞー知らないぞー!

ポチっとな。

 

「で・き・た」

と、このように、

営業から帰ってきた爽やかさんは、

電話が鳴っているにも関わらず、踊っているおかっぱを発見した。

 

事務所は2人態勢になり、

今こそ来い!何かと、今、来い!と願う私とは裏腹に、

社内は、静かな時間が続き、

爽やかさんは、午後の営業へ出かけて行った。

 

するってーと、また騒がしくなる社内。

もういい加減にして!

リップを塗りなおす暇くらい、くれ!

リップを・・・

あれ?

デスクの上に置いたはずのリップがなーーーい!

 

その時、また電話が鳴ったが、私は、それを無視して、

リップを探し始めた。

社内の電話は、取れない場合、

爽やかさんの携帯に転送される事になっているのだ。

電話1本くらい見過ごしたって、

神は私を、お叱りにはならないはずだ。

そう信じて、電話が鳴り響く中、床に這いつくばっていたら、

帰ってきたんだよね、爽やかさんが。

オウ・マイ・ガッ!

 

急いで電話に出て、対応を済ませた爽やかさんは、

そんな私に、

「どうかしたのですか?」と優しく問いかけてきた。

腹が、腹が痛くてのたうち回ってた。

と、嘘をつく訳にはいかないから、リップを探してたという、

くだらない真実を伝えたところ、

爽やかさんは・・・

となって・・・

 

もう死に物狂いで探してくれて・・・

 

そして、見つけて下さった。

 嬉しかった。

本当に嬉しかったが、

なんだろう?

この胸に去来する、モヤモヤは・・・

 

そんな我が家のよねさんは、

何をしてるんだい?

よね「眼鏡を温めておる」

どっかの武将みたいだね。

 

よね「そろそろ、使うかえ?」

そうですね、そろそろね。

 

よね「ほれ、ほれ」

渡し方は、荒っぽいのね。

 

よね「掛けてみそ」

さすが、お年寄り的な言い回しだね。

 

よね「今日もいい仕事、したわ~」

言ってみた~い。

心底、言ってみた~い。