うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

私が日々、使う言葉たち

2017年01月30日 | 日記

うっわ、

このキャベツ、だらやすだに。

 

おはようございます。

我が家のおじさんと買い物をしていて、

思わず発した、この一言。

意味は、「このキャベツ、ものすごく安い」です。

名古屋出身のおじさんには、

この三河弁が分からなかったらしい。

私の体内に、衝撃が走った!

 

ということで、

今日は、第2回・愛知弁を考えてみよう!のコーナーです。

 

私が暮らす、この三河地方には、独特な方言が存在する。

例:「雨がたくさん降っています。」

これは、愛知県では、

「バーバー降っとるに。」

もっとすごい雨に対しては、

「ダーダカダーに降っとるに。」となる訳です。

なんだか、土砂降りなのに楽しそうですよね。

 

いまや全国区に広がりつつある、有名な方言、

「ちんちん」はご存知ですよね。

熱々という意味なのですが、

これは、名古屋弁として認知されているようです。

ところが、三河地方は、チンチンを更に発展させて、

「チンチコチン」という、方言を生み出しました。

 

ここで、一旦、申し上げますが、

私は、下ネタを書いているつもりは、毛頭ございません。

 

では、続けます。

「チンチコチンなんて、いやらしい響きだわ。」

そう思われた方も居られるでしょう。

でも、この「いやらしい」も、愛知では、意味が違う場合があるのです。

例:「嫌味なことを言う人よね。」

三河弁だと

「やーらしー事をこく人やわ~。」となる。

もっと、やらしい事をこくようならば、

「あんた、どんだけ、ドやらしいの?!」と切れてしまいます。

この接頭語としてドを付ける表現は、随所に見られます。

下手過ぎる人へは、ド下手と罵り、

凄すぎる人へは、ドんのすごいと称える、

ドは、我々には無くてなならない音の一つなのです。

ところで、

本当にいやらしい事を言われたら、どうするか?

これに対して三河の乙女は、

「出るとこ出て、訴えたるに。」と、言います、当然です。

 

さて、そろそろ気になっていますよね?

「こく」って?

やらしい事を「こく」って?

そうなのです。

実は、愛知県民は、とかく「こく」のです。

「往生こく」(大変でした)

「損こく」(損をしてしまいました)

「嘘こけ」(嘘でしょー?!)

このように、

そこかしこで、何かを、こきまくっているのです。

では、ちょっと長めの例文です。

Aさん「臭いわ。あなた、今オナラしたでしょ?」

Bさん「嘘おっしゃい!オナラなんてしてないわ。」

Aさん「またまたぁ。したでしょ?」

~ここで、Bさん小石につまずく~

Bさん「きゃっ、つまずいちゃった。」

Aさん「よそ見してるからつまずくのよ。ドジね。」

 

では、三河弁で参ります。

Aさん「くっさ。あんた、屁こいたらぁ?」

Bさん「うっそこけこけへん。」

Aさん「またまたぁ。こいたら?」

~ここで、Bさん小石につまずく~

Bさん「うっわ、こけてまった。」

Aさん「ほーれみ。こけたら~。とろ臭いわ。」

いかがですか?

こんがらがりますよね。

要するに、互いが、

こいて、こかれて、最後はやっぱり臭い訳です。

一件落着という訳です。

 

おい、おたま!

こっちに、おいでん。

まだ寝とるの?

ちゃっちゃと、起きなぁ。

 

死んどるみたいに、なっとるに。

 

最後になりますが、

スネをぶつけて、青あざが出来た時、

我々は、こう叫びます。

「あぁぁ、スネの血が死んでまった~~」

 お怪我のないよう、

今日も元気にお過ごしくださいませ。