宇宙人の独り言

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本ブログのテーマは、「UFO」と「宇宙人」と「人類の歴史」をみなさんと考えることです!

脳を創る読書

2012年05月11日 | 日記
『脳を創る読書』 実業之日本社 酒井邦嘉 著


本書の著者は、言語脳科学の第一人者といわれる酒井邦嘉さんです。
著者によると、読書は脳の想像力を高めるといいます。ここで言う「想像力」とは、「自分の言葉で考える」ということです。

人間の脳に対する入力の情報量は、「活字→音声→映像」の順で増えていきます。

活字<音声<映像

反対に、想像力で補わなければならない情報量は、これとは逆の順番になります。

活字>音声>映像

つまり、入力の情報が「活字」「音声」「映像」で与えられ、受け手が同じ内容を理解したとすると、脳に入力された情報が少なければすくないほど、想像力で補われる部分が大きくなります。

本書では、面白い例をいくつか挙げて説明されていますが、一つ紹介します。

 妻「あなた、私のことを疑ってるの?」
 夫「そうじゃない」…(A)

 妻「今年の夏も暑いかしら」
 夫「そうじゃない」…(B)

 妻「あなたって、いつもそれしか言えないの?」
 夫「そうじゃない」…(C)

著者の解説を次に引用します。

――(A)は活字で読んだり、ドラマなどの音声だけを聞いたりしても、「否定」というのはわかるだろう。(B)は、冷夏の長期予報がない限り、夏はとかく暑いと予想されるので、活字を読んだだけで迷わず「肯定」と受け取れるだろう。しかし、字面は(A)と(B)は全く同じだ。それでも両者を区別できるのは、過去の知識や経験などからの想像であり、足りない情報を補いながら文章を読んでいるためだ。

しかし、(C)のようにもっと曖昧な場合は、肯定なのか否定なのか活字だけではわかりにくい。この人物がプライドの高い人なのか、ひょうきんな性格なのかによって、解釈がかわってくる。
一方、この文章を朗読するときは、「そうじゃない↘(語尾を下げる)」、「そうじゃない↗(語尾を上げる)」というように、語尾のイントネーションで明確に否定と肯定を区別することがもとめられる。黙読の際にも、読者の多くは、「頭の中で響く」イントネーションの違いを自覚できていたと思われる。

以上見てきたように、入力の情報量は活字より音声のほうが優り、逆に想像力で補わなくてはならない情報量は、活字のほうが音声より優るのである。――


「読む」ということは、単に視覚的にそれを脳に入力するというのではなく、足りない情報を想像力で補い、曖昧なところを解決しながら「自分の言葉」に置き換えていくプロセスであり、それは、人間だけに与えられた驚くべき脳の能力に支えられていることがお分かりになったと思います。

ちなみに、本書の内容は、次のようになっています。

第1章 読書は脳の想像力を高める
第2章 脳の特性と不思議を知る
第3章 書く力・読む力はどうすれば鍛えられるか
第4章 紙の本と電子書籍は何がどう違うか
第5章 紙の本と電子書籍の使い分けが大切

以上


脳を創る読書
酒井 邦嘉
実業之日本社
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「情報」:インフォメーションとインテリジェンス

2012年05月06日 | 日記
「今の時代を生き抜くのに、何がいちばん必要でしょう。それは情報です。
時代がどのように急速に移り変わるのか。それを知らなければ、人より二歩も三歩も遅れてしまいます。テレビや新聞に頼っていればよいのでしょうか。そうではありません。
テレビや新聞に載るころは、人が皆知っている情報になっています。人の知らない情報、第一次情報が必要です。
人が皆知ってしまったころの情報は、第一次情報ではなく、第二次情報になっています。
それでは、第一次情報はどのようにして求めればよいのでしょう。答えは二つあります。
一つは本を読むことです。世間には人に知られず、勉強している人たちがたくさんいます。あるいは人の知らない貴重な情報を持っている人たちがいます。そうした研究者たちの新しい発見こそ、第一次情報です。
そうした情報は、しばしば人に知られず書店に並んでいます。そのようなホットな第一次情報を伝える本を書店で発見すべきです。
いまこそ、本の価値が尊ばれる時代なのです。
もう一つは、講演あるいはセミナー、またはネットワークを通じて新しい情報を得ることです。
いま求められているのは、一人ひとりが自立した人間として生きる力を持つことです。
けれども、誰一人として自分一人で孤立していきることはできません。必ず人と人の縁で生かされているのです。
自立者が自立者であるためには、多くの人の力を借りなくてはなりません。そのときにいちばん助けになるのは「ネットワーク」です。
ですから、家の中に閉じこもっていないで、すぐれたネットワークの一員となって、互いに助け合うことを心がけましょう。
この激動の時期にいちばん必要なのは、情報だと言いましたが、その情報は、外から得なくてはなりません。書店を利用すること、ネットワークの一員になることが、いまの難しい世の中を乗り切る最良の知恵なのです。」


右脳研究の第一人者、いまは故人になられた七田眞さんの言葉を紹介しました。
今から10年ほど前の2003年に語られた言葉ですが、これを読むとひとつも色あせてはいませんね。今の時代ますます「情報」と「ネットワーク」が大切になってきたように思われます。

「情報」ということに関して言えば、国家間レベルでも、これほど重要なものはありません。たとえば、地球の周囲には軍事衛星が数千個も回っているといいます。GPSもその中に含まれています。国家間においては365日、24時間スパイ合戦が私たちのあずかり知らない水面下で展開されているのです。平時でもそうなのですから、非常時の今はその激しさは推して知るべしです。最近の情報では、何某国でスパイが殺されたと聞きます。

世界各国の情報機関とのパイプを持つと自称し元公安調査庁にいた菅沼光弘氏は、アメリカのインテリジェンスというのはとてつもなくて、日本の主要な政治家のすべての記録をアメリカの情報機関は握っていると言います。携帯電話の通話内容からインターネットの個人情報まで、ことごとく筒抜けになっているそうです。例えば、日米間で協議や会談があるというときなどは、その前に日本側がどんな手を打ってくるか、すべて盗聴されているといいます。これでは勝てるはずがありません。

最後に、「情報」ということについて菅沼氏は次のように語っています。

――情報機関は何かというとき、「インテリジェンス」という言葉を使いましたが、われわれは普通「インフォメーション」という言葉を「情報」の意味として用いています。インテリジェンスとインフォメーションはどこが違うかというと、インフォメーションをいろいろ分析したり加工したりして、できるだけ真実に近いものにするというのがインテリジェンスということなのです。情報機関というのは、インフォメーションを集めて、それをインテリジェンスにしていくというのが第一の仕事です。

情報機関には、国益のために諸外国に対してさまざまな圧力を加えたり、宣伝したりするというもう一つの作業があります。「アクティブ・メジャーズ」といわれる積極工作を行っていく。それが第二の仕事です。ただ情報を集めるだけで、「アクティブ・メジャーズ」が行えないというのでは情報機関とはいえません。

そして第三は「カウンター・インテリジェンス」です。これは情報機関に外国のスパイなり何なりが浸透してくることに対して、どう防衛するかということです。「インテリジェンス」と「アクティブ・メジャーズ」と「カウンター・インテリジェンス」の三つがそろって、はじめて一人前の情報機関といえるのです。

さらにいえば、「カウンター・インテリジェンス」の基本になるのは「スパイ防止法」です。「スパイ防止法」がなければ、情報機関をつくっても何にもなりません。この二つはセットになるのです。

どこの国にも他国には知られたくない情報というものがあります。その情報を取られると、国の企画や機密工作が知られて国益に甚大な被害をもたらす。だから必死で守ろうとする。そしてそのために、どこの国でも厳しい防諜体制を敷いています。

ところが日本では「スパイ防止法」という段階で反対される。スパイのほとんどは外国大使館の書記官や駐在武官なので、外交特権を持っています。スパイ活動を取り締まる法律がなければ逮捕もできません。だから日本は「スパイ天国」だと世界から笑われているのです。

スパイ防止法も秘密保護法もない国の情報は筒抜けです。裸でいるようなものです。実際、内閣情報調査室などの情報はロシアに筒抜けでした。それでは外国は全然信用してくれません。そんな国に機密を洩らしたら、あっという間に抜かれてしまう。だから、どこの国も日本に対して特別な情報など教えてくれません。… ――

以上

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2012年12月に何が起こるのか?

2012年05月04日 | 日記
『2012年12月21日に何が起こるのか?』 徳間書店 パトリシア・マーシア 著


まず、本書の序文の冒頭部分を引用します。

――アマルカ。それは、アメリゴ・ベスプッチが大西洋を渡ってこの大陸の海岸に到着するはるか昔、先住民族が西半球につけた古い名前である。インカ語で、「アマル」は蛇、「カ」は場所を意味する。

本書は、今も自然のそばで暮らしている中央アメリカの先住民族のメッセージと叡智を記した、時の次元を旅する冒険書である。この中では、あなたの考え方を根本からくつがえすほど影響力の大きい選択が示されている。そして、歌うクリスタル・スカルや予言、宇宙人、時間、隠された謎の都市についても述べてある。

長い間、予言といえばアメリカ先住民たちのものだと思われてきたし、クリスタル・スカルは、マヤの予言に重要なものである。クリスタル・スカルを持っている霊媒師や神秘家たちは、他の次元からやってきたとしか説明のできない情報を得てきた。そのお告げは、スカルが歌って与えたものなのだ!

現在生き残って健康に暮らしている純粋なマヤの子孫は、およそ600万人だ。加えて、アメリカ大陸、すなわち亀の島の中に住む他の先住民族は100万人おり、チェロキー、セネカ、アニシナベ、インカ、ホピ、コギ、ズニ、スーといった豊富な文化の〈合唱団〉の声を聞くことができる。

この本を読み進むにつれて、これらの先住民族の知識や叡智について知るようになるだろう。また、コロンブス、いや中国人(訳注:コロンブスの前に中国人がアメリカ大陸を発見したという説がある)さえアメリカ大陸に足を踏み入れていなかった時代に、すばらしい発展をとげた古代の文化についてもわかるだろう。だが、この知識や叡智の真意は、わたしたちが現代の生活で実践しなくては価値がなくなってしまうというところだ。これは先住民族の予言の中でわたしたちに語られた、何年にもわたる叡智と母なる大地の涙に彩られた生きた知識なのだ。

先住民族の活力あふれる知識に耳を傾ければ、マヤの予言が特に2012年12月21日という日付に関心を持っていることがわかるだろう。

これは、ロングカウントと呼ばれる5125年の暦が満ちる日付である。ひとつの時代、つまりマヤの創造の時代が次の時代へうつる時期を表している。マヤやアメリカ大陸のほかの先住民族の教えを伝える者たちは、わたしたちの暮らす時代が危機的状態にあり、人類が滅亡する可能性もあると、人類社会に緊急警告を与えている。

これらの予言に隠された真実を探そうと、わたしは数年にわたりアメリカ大陸を探究してまわった。(以下、略)――


この序文から、本書の物語のフィーリングが伝わってくると思います。

本書の著者パトリシア・マーシアは、旅の途中で、マヤの神官の老婆からクリスタル・スカルを託された。彼女ほどマヤの予言とクリスタル・スカルのミステリーを語るにふさわしい人物はまたといないでしょう。

本書の監訳を担当しているのは、地球・先史文明研究家の淺川嘉富氏です。監訳者として浅川氏は後書きを書いています。その中で、次の一文があります。

――(略)そんなことで、この書に特別の親しみを感じながら読み進んでいたところ、さらに驚くべき共時性(シンクロニシテイ)に出くわすこととなった。本書の第1章に、グアテマラの双子形ピラミッドが建つミシュコ・ビエホ遺跡で、ワンダリング・ウルフと呼ばれるマヤの13代目最高神官が、遠足に来ていた子どもたちの前で、古代の祈りを捧げる伝統的なマヤの火の儀式を行う場面が登場する。
 著者は、この神官について「物静かで謙虚なこの男性の名はドン・アレハンドロ・シリロ・ペレス・オクスラといい、グアテマラ・マヤ民族長老評議会の最長老である。マヤ族の代表として国連に出席し、ローマ法王に謁見したこともあり、今は予言に気づかせるために世界中を旅している」と述べている。
 実は、沖縄のカミンチュ(神人)である比嘉良丸氏と共に祈りを捧げて頂くために、今年(2008年)の3月に、私が日本に招聘したマヤの神官こそが、ここに登場するドン・アレハンドロであったのだ。(以下、略)――

そのドン・アレハンドロドンの話で印象的なものとして、淺川氏は、やがて遭遇する「第5の創造期」のゼロ年に突入する直前に、人類は72時間(3日間)の暗黒の世界を体験することになるという話であったと述べています。

――この不思議な出来事は、これから地球が宇宙にある特別の磁気帯(ドンはCentral magnetic fieldと呼んでいた)に突入することによって発生する現象で、今地球は太陽系の他の惑星共々その空間に向かって突き進んでおり、そのために太陽系全体に大きな変化が起きているのだということである。また、そこを抜け出した後に見る太陽は、現在我々が見ている太陽とは異なったものになる可能性が大きいようである。
 暗黒の世界との遭遇については、聖母マリアの予言の中でも、それは、すべての照明装置(電灯、ロウソク、懐中電灯)が使えなくなる真の暗闇の3日間であると述べられているが、マヤの長老からよもや同じ話を聞かされるとは思わなかっただけに、非常に衝撃的であった。(以下、略)――

そして、浅川氏は、講演では聞けなかったので、ドンに同行した旅の中で、暗黒の3日間の中で何が起きるのか尋ねてみたという。

「残念ながら、我々にもはっきりしたことは分かりません。伝承では、その点については伝えられていないからです。ただマヤの長老たちは、強力な磁気とエネルギーを受けることによって、地球だけではなく人間の体にも大きな変化が起きるのではないかと考えています。病弱の人や老人は亡くなることになるかもしれません。確かなことは分かりませんが、その時こそ、創造主が次の時代に連れて行くべき人を選択することになるのではないでしょうか」と、答えられたという。

また、本書の中で盛んに登場する2012年12月21日という、5114年周期の長期暦の終わりの日についてドン・アレハンドロ氏は、それは決して確かな日付ではないといい、次のように語っています。

「長期暦の存在とその周期の終わりが間近に迫っていることには異論がありません。しかし、第5の世界の初めとなるゼロ年がいつになるのかについては、定かではないのです。残念なことに、スペインのコルテス将軍が率いる侵略者たちによって、宇宙の動きや長期暦を読み解く力を持ったデイキーパーであるマヤの神官たちはことごとく殺され、マヤ歴について書かれた書物や動物の皮も全て焼き捨てられてしまいました。
 そのため、我々は白人たちが使っているグレゴリウス暦で、やがてやってくるゼロ年が何年何月になるのかを知るすべを失ってしまったのです。グレゴリウス暦は28日、29日、30日、31日と1ヶ月が様々である上に、ユリウス暦からグレゴリウス暦に変更した際に、一時、時が止められたこともあって、ゼロ年の算出が大変難しくなってしまったのです」

それでは、あなた自身はその時期はいつ頃とお考えですかという私(注:浅川氏)の問いに、ドンは首を横に振り、「正確なことは分かりません」と一言いわれただけだった。しかし私の勘では、彼ら長老たちはその日はもう少し後ではないかと考えているように感じられた。その後、しばらく間をおいて、「言えることは、人類にとってその日、その時が早ければ早いほど幸せだということです。なぜなら、人類が艱難辛苦で苦しむ期間がそれだけ短くてすむからです」と、天を見つめながら語られたドンの言葉がとても印象的であった。

以上


2012年12月21日に何が起こるのか?―マヤエンドタイムwithクリスタル・スカル (超知ライブラリー)
Patricia Mercier,浅川 嘉富
徳間書店




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空から聞こえる奇妙なラッパ音

2012年05月02日 | 日記
高島康司さんのブログ(http://ytaka2011.blog105.fc2.com/)でも紹介されていますが、いま世界各地で空から不気味な音が聞こえるという現象が報告されています。ユーチューブにはおびただしい数のビデオがアップロードされていてご存知の読者も多いと思いますが、それを聞くと空からホルンを吹いたような奇妙な音が聞こえます。

この音が最初にユーチューブにアップされたのは2009年3月だが、2011年8月にウクライナのキエフで記録されたラッパ音から注目され、同様な音が世界のあらゆる地域で記録されるようになったといいます。

ラッパ音は、ヨーロッパ全域、ロシア、アメリカ、カナダなど各地で記録されていますが、アジアではほとんど記録されていないようです。

ところが、ラッパ音の報告は依然として相次いでおり、今ではアジア地域や北アフリカなどに拡大する傾向が見られるという。そして3月15日には、東京でも観測されたようです。

この音は世界各地で観測されていることから、地元のローカル放送のニュース番組で放送もされているようです。そしてこの音がホーンやラッパのような音に聞こえることから、これがヨハネの黙示録にある最後の審判のときに聞こえるラッパではないかとする説が広く流布しています。ちなみに、ヨハネの黙示録では、最後の審判が近づくと、7つのラッパが鳴り響くとされています。

いずれにせよ、この奇妙な音を、聖書的な終末予言と結びつける見方がネットでは多いようです。

以下に、ユーチューブのいくつかのアドレスを掲載しておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=xlJy_skyL4I&feature=player_embedded(2011年8月3日、ウクライナ、キエフ)

http://www.youtube.com/watch?v=-dIG3sWhyuc&feature=player_embedded(2012年1月24日、アメリカ、テキサス州、アレン)

http://www.youtube.com/watch?v=-VUWVGryqbE&feature=player_embedded(2012年1月25日、カナダ、バンクーバー)

http://www.youtube.com/watch?v=yOcjkEx_wSU&feature=player_embedded(2012年3月15日、東京)


以上




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