宇宙人の独り言

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本ブログのテーマは、「UFO」と「宇宙人」と「人類の歴史」をみなさんと考えることです!

自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO

2010年10月04日 | 日記
 大紀元日本9月30日の記事に、UFOの目撃記事が載りました。
 それによると、27日、イギリスのベントウォーターズ空軍基地に駐在した米退役大佐チャールズ・ホルト氏を含む米軍の核兵器施設で勤務していた元空軍大佐ら7人が、ワシントンのナショナル・プレスクラブで記者会見し、UFOや地球外生命体との遭遇体験を語ったそうである。そして、米政府に対しUFO情報の公開を訴えた。30年の間に100件以上のUFO事件が目撃された詳細な証言に、来場者は驚きを見せた、という。


 日本においては、最近、元自衛隊空将の佐藤守さんが書かれた「自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO」(講談社刊)という本が、2010年7月20日に出版されている。 この本の中で、同氏は、「・・・ただ、これだけはまちがいありません。彼らの話を総合し、かつ私自身の経験に照らし合わせてみると、『UFOは確実に存在する』と、自信を持って断言できます」と述べておられます。

 元自衛隊空将がUFOに関する本を出版するのは、異例なことだと思います。よくぞ書いてくれた、といった感じです。びっくりです。

 同書の「まえがき」を転載ご紹介しておきます。

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 まえがき―――なぜ自衛隊でUFOはタブーなのか

 私は航空自衛隊のパイロットとして、3800時間もの飛行時間を経験しました。乗機した戦闘機も、F86、F104、F4、F1、F15、F16(アメリカ空軍の機体)と、多岐にわたります。

 しかし、最初に私のUFOに対するスタンスを明らかにしておきます。本書は恐らく日本で始めて、自衛官のUFO体験を公にしたものになるはずですが、私自身はUFOを目撃したこともありませんし、いわゆるUFO信者でもありません。

 かといって、UFOの存在を頭ごなしに否定するつもりは毛頭ありません。UFOに関しても本書を執筆するまでは、ずぶの素人といったほうがよいくらいいの知識しかありませんでした。そういう意味では、極めてニュートラルで、UFOに対しては一般の人々が持つような認識の持ち主だったといっていいでしょう。

 そんな私がなぜ、あえて後輩のUFO体験を取材し、発表することになったかといえば、常々、日本政府のUFOに対する無関心や、自衛隊のUFO情報に関する取り扱いに疑問を感じていたからです。

 詳しくは本文に譲りますが、自衛隊内部では事実上、UFOの話はタブーとされています。というと、UFO信者の方のなかには、やっぱり国や自衛隊はUFOの目撃情報を隠蔽しようとしているのか、と思う方がいらっしゃるかもしれません。が、そのような深い意味があってのことではありません。
 
 ただ単に、「UFOなどという非科学的なものを見たというような人物は精神的にどこかおかしい」とする観念に国や自衛隊のトップが囚われていて、UFOの目撃は非現実的な錯覚だと決め付けているのです。

 私が危惧しているのは、こうした指導者層のUFOに対する無関心です。

 日本の空を守る航空自衛官にとって、UFO問題は任務に直結する重要なテーマです。正体不明の飛行物体が日本の領空内に現われているのに、報告してもまったく無視されるのでは、日本の安全保障もおぼつかなくなります。

 また、本文で紹介したように、UFOの目撃と自衛隊機の機体異常が同時に重なることも少なくありません。その事実を報告しても取り合ってもらえないようだと、大事故につながりかねません。

 ところが今もって、自衛隊内部では、UFOを目撃したなどと報告しようものなら、「貴様、頭でもおかしくなったのか」と一蹴され、過去には正直に報告したがため、辛い目にあった後輩もいます。

 UFO問題は、かように日本の安全保障にもつながる重大問題であるにもかかわらず、民間でも「サイエンスフィクション」として興味本位に扱われるだけ。真正面から科学的に調査・分析するという姿勢がまったくといっていいほど見受けられません。

 本書で証言をしてくれた現役・OBあわせて11人の後輩たちにも迷惑がかかるので、一部は実名では紹介できませんでした。これが日本の歪なUFO問題の現実なのです。

 ただ、これだけはまちがいありません。彼らの話を総合し、かつ私自身の経験に照らし合わせてみると、「UFOは確実に存在する」と、自信を持って断言できます。

 私は日本のお寒いUFO認識に風穴をあけたいと思い、本書を執筆しました。UFO問題を真剣に考える―――これは、ひいては、現代文明の在り方を考えることにもつながるのです。

 本書が日本のまっとうなUFO論議を喚起する一助になればと願っています。そして何よりも後輩たちの安全な飛行を祈念して。

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佐藤守氏の経歴

1939年、樺太に生まれる。
元自衛隊空将。1959年、防衛大学に入校(防大7期)
1963年、同校航空工学科を卒業し、航空自衛隊幹部候補生学校に入校。
1966年、戦闘機課程を卒業し、第8航空団第10飛行隊(筑城基地)で
スクランブル任務に就く。
1975年、防衛庁調査2課付として外務省国際連合局軍縮室に出向し、
情報活動に従事、国外の情報を収集する。
1980年、第7航空団第305飛行隊(百里基地)隊長。
1985年、航空幕僚監部広報室長。
1987年、幹部学校教育部戦略教官。
1990年、第3航空司令兼三沢基地司令。
1996年、南西航空混成団司令兼自衛隊沖縄連絡調整官。
1997年、退官。飛行時間3800時間。
乗機した戦闘機には、F86、F104、F4、F1、F15、F16(アメリカ
空軍)などがある。

実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO
佐藤 守
講談社
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