モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

求ム!「平清盛」に奥州藤原氏!

2010年12月04日 | 奥州藤原氏

2012年の大河ドラマは、「平 清盛」。
主演は松山ケンイチに決定し、ライバル役には玉木宏だそうです。(→コチラでニュースが読めます。)

この時代の大河ドラマは、楽しみ。
なぜなら、「えさし藤原の郷」も撮影場所になるハズで、画面の中の建物が奥州藤原氏に関するものであると思うだけでちょっとシアワセな気持ちになれるから。

「えさし藤原の郷」とは、奥州藤原氏の時代に平泉にあった建物を再現したもので、もとは奥州藤原氏を描いた大河ドラマ「炎立つ」の時に造られたもの。
そのロケが終了したあとも、観光地として、また、時代劇のロケ地として、活用されています。
最近では、「龍馬伝」も行われた部分があるようで。(ロケ予定も公表されていて、なんだか親切です)

しかし!
欲を言ってもいいかしら。

大河ドラマ「平清盛」に、奥州藤原氏も登場しないかなぁ・・・。
関連のセットが使われる、ってだけじゃなくて。
時代的には、基衡晩年と秀衡の時代。
劇中、奥州藤原氏の存在がクローズアップされると良いのですが・・・。

清盛が30歳の頃、平泉では基衡が摂関家からの年貢値上げ交渉のやりとりをしてる頃。
清盛が40歳の頃に「保元の乱」「平治の乱」。平泉では基衡が死に、秀衡の時代になってる頃。
清盛50歳頃には秀衡が鎮守府将軍に任じられて(1170年)、中央政府に奥州藤原氏のチカラが正真正銘、認められた頃。
清盛は六十数歳で亡くなっているのですが、その直前が、頼朝挙兵。
その際には京都の貴族の間で「奥州藤原氏が頼朝を打つために動いたらしい」「いや、それは誤報らしい」と、ウワサになっていて(『玉葉』などにその様子が。)、奥州藤原氏は源平争乱における「第三勢力」として認識されていたのです。

・・・クローズアップされても良い存在だと思うのですが!!!

出ないかな~出てきてくれないかな~奥州藤原氏!
もっと言えば、基衡!!登場に期待!!!
劇中で存在が触れられる程度でもいいからっ!!!
日の当たらない二代目に、ぜひスポットライトを~~~!!!


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都市平泉の遺産 (日本史リブレット)
入間田 宣夫
山川出版社



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-12-06 22:29:09
山川出版社…、懐かしい。日本史でよくお世話になりました。
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Unknown (モルツー)
2010-12-06 22:36:34
>Unknownさん
日本史といえば山川出版ですよね♪
史料集とか参考書とか。
ここ最近ちょっと話題になってる『もういちど読む山川日本史』とか、実は読みたいです。
返信する

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