モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

同行援護従業者養成研修、修了

2012年11月08日 | 日々のできごと

先日の日記に書いた「同行援護従業者」の資格を得るための研修を受けてきました。
4日間に渡る、講義と演習授業。
どうにか乗り切りました。

講義が14時間。
演習が18時間。
合計32時間。
4日間、朝から夕方までみっちりと授業。

かなり疲れました。

一つ一つは、面白いのです。
新しいことを覚える楽しさがありますし、先生もちゃんと興味を引くような授業をしてくれるので、一つ一つの授業は楽しく受けられるのですが、一日の終わりにはかなりグッタリとしていました。
あんなに集中し続けることって、久しく無かったな、と。
暗記したり体に覚えこませたりするタイプのものではないのですが、次々と出てくる新しいことに対応して、かなりの精神力を使った気がします。

非常に、有意義な時間を過ごさせていただきました。

どうやら受講者は、ホームヘルパーの資格をすでに持ってる方が多かったようで。
(現状、ホームヘルパーであれば視覚障害者のガイドはできるが、平成26年からは「同行援護~」の資格がないとできなくなる)
次に、すでに視覚障害者ガイドヘルパーとして働いていて、平成26年に制度が変わることへの対応として来ているかたも多く。
数人、「移動支援」の資格への追加受講も居たようです。
福祉制度云々の変化はややこしくて分かりづらいですね。。。
ま、利用者当人のための制度であり、すくなくとも今回の変化はより使いやすくなった変化のようなので良いのですけれど。

*ちなみにここで言う「障害者のガイド」とは、「重度障害者が受けられる公的な福祉サービスの一つであるガイドヘルプサービス」のことです。街で見かける方のお手伝いは誰でもできますので、誤解なさいませぬよう。


さて。


資格取得したのは良いにしても、今後これをどう活かすか、ですね。
すでに仕事で資格を必要としてる「経験者」の皆さまはともかく、私のように突然飛び込んでしまった人は、この後どうするのか。

通っている間に経験者の皆さまにリサーチしたところ、どうやら役所の福祉課にまず聞いてみるのが良いそうなので、早速聞いてみました。
すると、ヘルパーさんを派遣している事業所のリストをいただくことができました。
利用者さんがこれを見て依頼をするのか、役所の人が紹介をするのに使うリストかは分かりませんが、各障害の種類によって対応しているかどうかが表にされている事業所リストで、私はそこから「視覚障害」に対応してる事業所に、片っ端から問合せをして契約先を決めなければなりません。

これはもう、いわゆる「求職活動」ですよね。
「アルバイト」の。

ガイドヘルパーは、どうやら殆どが数時間の仕事です。
買い物やお出かけ・通院の付き添いなので、1日に5時間も6時間も費やすことはあまり無い。
2~3時間がせいぜい、とのこと。
(もちろん例外もあって、宿泊を伴うガイドもあるそうですが、少なくとも私には無さそう)
受講する前からそれは知っていましたし、むしろボランティア的な意味合いが強いような雰囲気は分かってはいましたが、現在無職の私が生活を支える本職を探す一方で、求人を出してるかも分からない事業所に「同行援護従事者」の募集を行っているかを聞いて回るのは非常にエネルギーが必要で、どうしたものかと。

・・・・・・。

いや。

というより。

・・・正直に白状すると、いまさらビビッてます。

ガイドヘルパーって、「一人職場」なんだそうです。
また、話に聞くところによると、事業所で新人研修なんてものは無いそうです。
いきなり一人で行くらしいのです。
実際、一箇所電話して聞いてみたところ曰く、「一応面接をして、お互い(事業所とガイドヘルパー)の条件が合うようなら契約をして、すぐにお仕事を紹介させていただくカタチで・・・」とのこと。
研修だの実技テストだのという雰囲気は皆無でした。

そんなこと、務まるだろうか・・・と。
利用者さんにご迷惑をかけてしまわないだろうか。
「新人ヘルパーさんでもOK!」なんて言ってくれる利用者さん、居ないだろうな。
道に迷って目的地までご案内出来なかったらどうしよう。

等々。
ぐだぐだと考えてしまいます。
果たしてそれを乗り越えられるかどうか。。。
そもそも「駅で見かける人をスマートに手助けできるように」という目的なのだから実際に働かなくても良いのでは、という言い訳もできます。

でも、せっかく得た資格を錆付かせたくは無いと思います。
その点で言えば、無職の今は経験を積む良い機会なのではなかとも思います。

就職活動&契約先事業所探し。
踏ん張って新たな道を切り開けるか、閉じこもって後ろ向きに過ごすか。
自慢できるような結果を出せると良いなと思いつつ。



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