モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

しろねこさん作ってみました_『ニードルフェルトでねこあつめ』

2018年02月09日 | 日々のできごと
ニードルフェルトでねこあつめ 創刊号 (しろねこさん) [分冊百科] (キット付)
クリエーター情報なし
デアゴスティーニ・ジャパン

 

ウワサの『ねこあつめ』を作ってみました。
ニードルフェルト初挑戦。
あんなふうに見本のように可愛くできるのか、残念な具合にならないかと悩んだものの、いざチャレンジです。
 
結論から言いますと、思ったよりちゃんとできたかなと。
こんなカンジ↓
 
 
ネットに上がる数々の製作例を見てますと、耳の大きさと目鼻シールのバランスが命のように思われましたが、目鼻シールは貼る際に気を使えば大丈夫。
問題は、
  1. 耳の大きさ
  2. 顔の大きさと身体のバランス
  3. そして私にとって最大の難関になったのは、前足の大きさと付ける位置
でした。
 
耳の大きさは、「作り方」に書いてある分量の半分でフェルトを取り作るくらいでオッケー。尻尾や手足の分量も同様でした。
これはもしかすると、最初に5当分する段階で私が何か間違えていた可能性もありますが、なんにせよ、マニュアルにこだわりすぎず、自分の感性を優先させても大丈夫かなと思います。
 
顔と胴体の大きさは、ひたすら型紙に合わせて。
私の場合は、最初に作り上げた時は胴体が長くなってしまいました。
作った胴体をみて「ちょっと長いかな…」と思ったものの、「ま、顔と繋げたら気にならなくなるかな」とそのまま進めてしまいました。しかし合体してもやっぱり「長い」という印象はそのまま変わらず。
 
前足も難しくて、パーツは型紙通りの大きさに出来たと思ったのですが、付ける位置が上過ぎたのか、がっしりとした肩の猫さんになってしまった上に、置いた時にバランスが悪く前のめりになってしまって、「箱座り」してるカンジが薄くなってしまいました。


うーん……

 
うーん……。

……。

一晩悩んで、修正することにしました。
かなりの大手術です。
 
まず、顔と胴体をちぎりって外しました。
次に、前足を、やはりちぎりって外しました。
バラバラです。
猟奇的な気分になりました。
あまりのビジュアルなので、写真は自粛しました。
 
そして、まずは胴体の長さを短くします。
具体的には、首との接着面をハサミで切りました。輪切りです。猟奇的な気分がさらに盛り上がります。
ハサミで切ってしまっても、指で少しほぐしてフワフワさせれば、頭とくっつけるのは簡単でした。
 
次に前足。
これはパーツを作り直しです。
フェルトを半分の分量にして。
型紙通りに作ったら、今回は慎重に、見本の写真と見比べ見比べ、まち針で仮留めして、箱座りらしくなる形を意識して付けました。
ようやく合体させた後も、「いや、やっぱり右足が長いな」と思ったので、先端をハサミでカット。断面を針でツンツンしまくって丸く仕上げました。
 
これでどうにか、納得のいくフォルムに仕上がりました。
 
最後に、ねこさんと一緒に並べる「グッズ」の作成です。
マットとエサ。
しかしマット。 「つくりかた」には「フェルトを広げて、十字に重ねて、型紙に合わせてたたみ、表と裏から均一に刺します、側面を刺し一周します」と書かれているのですが、どうしても上手くやれる気がしなかったので、十字に重ねた後、ハサミで程よい大きさに切りました。
たぶん、ニードルフェルト界で「ハサミでカットして断面はツンツンして整える」というのはよく出てくる手法なのではないかと思います。
しかし本書は「この本に付いてる物だけで作れます」と謳っているせいか、そんな小ワザの説明が避けられているような気がしました。(動画の方では、耳についての説明でハサミカットが登場しますが)
ま、そのあたりも加味しつつ、自分アレンジで良いんだろうと思います。
 
そして完成したのが最初に載せた写真。
 
所要時間は、合計すると10時間くらい…。
大手術前の状態までで、8時間くらいかかりました。
本には2〜3時間と書いてありますし、実際に作った人が3時間くらいで作れたとSNSに投稿していたりもしますが、私の場合、付属のニードル1本しか無かった(チクチクして固めるのに時間がかかる)のと、耳や尻尾を作り直した事で、時間がかかりすぎたのかなと思います。
 
 
『ニードルフェルトでねこあつめ』は、通常価格990円で、一週置きの火曜日発売。次回は2月13日発売で、爪研ぎポーズのさばとらさんが登場!
 
ニードルフェルトでねこあつめ 2号 (さばとらさん) [分冊百科] (キット・大判シール付)
クリエーター情報なし
デアゴスティーニ・ジャパン

ニードルフェルトでねこあつめ 3号 (みけさん) [分冊百科] (キット付)
クリエーター情報なし
デアゴスティーニ・ジャパン


しかし2週に一度では手が寂しい!というかた(私含む)は、ニードルフェルトそのものにハマってみるのも楽しいかもしれません。
気になってる本を載せておきます。
フェルト羊毛で作る 和のこもの
クリエーター情報なし
朝日新聞出版
羊毛フェルトで作る絵本のマスコット (MOE BOOKS)
クリエーター情報なし
白泉社