モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

電子書籍端末について、今思うこと。

2010年01月17日 | 書籍業界にて想う

「今年は電子出版元年になるだろう」みたいなコトが、ちらほら聞こえてきます。
書籍業界の専門新聞とか。ネットニュースとか。その他噂話とかで。

私は、本好きな一読者として、電子書籍は大歓迎派。
だって、読みかけの本と次に読む本の両方を持って行かなくちゃ、というコトがなくなるし。
冬の電車でつり革につかまって、手袋をしたまま片手でページを捲る苦労が解決するし。
場所取らないから思う存分「積読」を増やせるし。

もちろん、全て「電子書籍」に移行するわけではないと思う。
好きな本は、ちゃんと紙媒体で保管しておきたいと思うと思う。
コレクター的欲求から。
たぶん「音楽」が、今そんなカンジ。
iTunesやモーラでダウンロードしてパソコンに入れてるけど、本当に好きなもの(今なら「BIGBANG」とか「絢香」とか)は、ジャケット・歌詞カードその他含めた「CD」という完成系を手元に置いておきたいと思ってる。
本も、例えば本棚にずらりと並べたい作品・1枚1枚ページを捲りたい作品というものが出てくると思う。

一方で、今現在でも、言葉は悪いけど「読み捨て」になる本も多い。
一度読むだけで十分楽しめたから、手元にある必要がないもの。
むしろ、置いとくと嵩張って邪魔なので、売るか譲るかしてしまうもの。
それらは、正直データだけでイイ。



ただし問題は、電子書籍は「紙」の本のように扱いたい、という気持ち。

例えばデータをネットブックに入れれば、電子書籍の種類が増えた今、すぐにでも「電子書籍」を電車の中で楽しめるだろうけれど、たぶん紙媒体で読むのとは、感覚が違うだろうなと思う。
ざっと「どんな作品か」を「知る」ことはできても、「楽しむ」にはチョット脳みそが対応してくれなさそう。

私が電子書籍端末に求めるのは、紙のような読みやすさ。
文字の大きさ・文字数・明るさ・ページの捲り具合などなど。
何より「スクロール」じゃダメだと思うし。
そのヘンの、「紙媒体の特徴」とか「性質」とかを再現してくれる端末の登場を期待。
(数年前、そんなカンジのことを目指してる電子書籍端末のウワサを聞いた気がするけど、アレってなんだったろう。。。そしてどこに行っちゃったんだろう。。。)

さらに、データの「形式」も気になる。
音楽で起きてるような、違い。
こっちの端末では再生できるけど、こっちではできない。みたいな違い。
・・・煩わしい・・・。
実際、先日試しに使ってみた「電子文庫パブリ」でも、テキスト形式・ドットブック形式・XMDF形式、と種類があって、それぞれに読み出すためのソフトが異なってます、という説明があった。
もちろん、そのソフトは無料でパソコンへダウンロードして来れたけど、この違いはもしかすると「電子書籍端末」によって「こっちの端末では読めるけど、こっちの端末は読めない」みたいな事態があるってコトなのかもしれない・・・と思うと、ひじょーに煩わしい。
「あの本が読めるのはどの端末?」みたいなことを考えて端末を選びたくはないなーと、思うのです。



以上、つらつらと書いてみました。

きっと、そう遠くないうちにメインとなる「電子書籍端末」が、いくつか浸透してくるんじゃないかなと思います。
今はまだ、私のような一般人にはうっすら気配が感じられる程度ですが、そのうちに「こっちとこっちとこっちと、どれにしようカナー」と悩まさせる時期が、近いうちにやってくるのではないかと思います。

ソニー「mora」のウォークマンか、アップル「iTunes」のiPodかを数年間悩み続けた経験のある私ですが、たぶん電子書籍端末は、比較的早い時期に手を出しちゃうような気がしています。



そしてそれとは少し違った角度から、出版物の将来の姿にも思いを馳せたりもしています。
これまた、どうなることやら。。。



♪1日1善1ぽちを♪
 
♪ お願いします ♪


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「ハッピーアクアリウム」という画面上の水槽について。

2010年01月17日 | 日々のできごと
ハッピーアクアリウムというミクシィアプリにハマりました。
ただでさえアプリにハマりまくりで困ってたのに。

ハッピーアクアリウム。
アクアリウムを作っていくゲームです。
熱帯魚を入れて、水草を入れて、デコレーションして。
魚に餌をあげて、芸を仕込んで、繁殖させたりも。


なにがイイって、

まず、アクアリウムの癒し効果。BGMもそれを考慮した癒し系音楽。
画面いっぱいの表示にして置いておくだけでも、楽しめます。

次に、愛着。
繁殖させたチビちゃんも飼っていられるので、非常に愛着が湧きます。
水槽の拡大範囲が大きいので、魚の数が増えても対応していけるのが嬉しい。

そして何より、マイミクさんの「お世話」をする必要がほとんど無いこと。
他人の水槽に行ってやれることは、水槽が汚れていたらきゅきゅっとブラシでこするだけ。
ほんの数クリックのみ。
あとは、1日1回、訪問ボーナスであるコインをもらってくるだけ。
(この訪問ボーナスが大きな収入源になっている。他の某人気アプリのようにその人や他の訪問者から「奪って」しまうわけではないので、気兼ねなくクリックしてこれるのもイイトコロ)

この手軽さと、気兼ね無さがツボ。

それと、本当は私、現実世界で実物を作りたかったのです。
でも我が家にはすでにセバスチャン(亀)の水槽があり、それを洗うだけで精一杯だったので、クリック一つで綺麗になる水槽は大歓迎!なのでした。

かくして、私はこのアプリをやりまくり、楽しむためにはマイミクさんが必要!!と、ハピアク友達に声をかけまくり、コインを貯めまくっているのでした。
水槽のデザインも参考にさせていただきながら。

何かにハマるととことんやり続けるオタク体質の私。
たぶんしばらくハマり続けることでしょう。
ミクシィにまんまとヤラレてますが、せっかくなので突き進みます。


♪イイネ♪


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1月16日(土)のつぶやきその2

2010年01月17日 | 日々のできごと
18:08 from web
激しく納得!でも古くなると情報が役に立たなくなったり、難しいですな。。。 @MageManager : 誰かの忠告で、理数工学系の本は初版は買うなと言われたものです。特にコンピューター関係。(誤植が多い)
23:55 from API
【先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!】を読んだ本に追加 http://book.akahoshitakuya.com/b/4806713848
by twomalt on Twitter

1月16日(土)のつぶやき

2010年01月17日 | 日々のできごと
10:00 from web
めざましTV祭りに乗っかってみた。ツイッターがもっと流行るとイイナ~。
10:02 from web
さて。馬券購入済み。伊藤工&元気クン!頼みましたぜ!!
10:04 from web
あ、さわやかクンなんだ!?名前のイメージからわんぱく少年イメージを抱いてました。 @monkon3d : 中の人特権で至近距離で見た丸山元気騎手は貴公子!って感じの超さわやかなイケメンだった!足長い!細い!
10:48 from web
私も涙。だからこそ、私は大声で走る馬達を応援するのです!! http://ameblo.jp/ryon518/ @juspergirl : 今朝の小島良太のブログに涙…(つд;*)
11:00 from web
RT @fatstreet : RT @seita_spbs: RT @solar1964 RT @kwenchana: 日販が、新刊仕入れを激しく削ってきている。本がいかない書店さんがでてくるのではないか、心配。でも、うちの本はもともとそんなに売れないし、と弱気にもなる。対策を
11:45 from web
RT @sasakitoshinao : 版元・取次・書店の劣化したトライアングルが「守るべき出版文化」であるなら、そんなもの守る必要もないし、早く構造変革すべきだと思います。
13:38 from web
先週、パソコンのネットで電子書籍買ってみたが、やはり本は持ち歩けないと読まないのだと気づいた。(通勤電車の中が読書タイムのメイン) 携帯読書端末が欲しくなってきた。
by twomalt on Twitter