たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

<いせさき市民のもり公園>の河津桜

2020年03月08日 | 地元以外の散歩
◎2020年3月8日(日)

 今日の天気予報はぱっとしない。一週間前からわかってはいたが、降水確率70%だったのが昨日には20%になって曇天予報。昨日は仕事日だった。たまに晴れ間が出た時にはうらめしい思いもしたが、今日は雨やら曇天の中を歩くのは嫌だしと、地元の八王子丘陵で歩いたことのないところを、せいぜい二時間だろうか、そんな歩きで間に合わせるつもりでいた。
 朝、起きるとどんよりした天気で、雨は降っていなかったので、取りあえずは犬の散歩をして、朝飯を食べているうちに雨が降り出した。今日の山歩きはなしになった。
 映画に行くことにした。イオンシネマの上映スケジュールを見ると、『Fukushima 50』をやっている。これは予告編で観ていたので、いずれ観たいとは思っていた。スマホで予約を入れると、コロナウィルス対策で席は隔席になっていた。
 一昨日のこと。群馬県で初の感染者が出た。太田市在住の保育士とのこと。政府の指導に自ずのパーフォーマンスで盾突いて、小中学校の休校を実施しなかった市長は大慌て。急遽、明日からの小学校の休校を決めた。こんな状況で、映画館が隔席になったとしても致し方あるまい。当の感染者は重症らしいから、今後何人かは太田から出るかもしれない。
 いつもの日曜日なら賑わうショッピングモールのイオンも閑散としていて、劇場コーナーはさらに客もまばら。子供の姿は見えない。それでも『Fukushima 50』には20人の観客は入っていたか。
 映画は美談だった。というか、美談に仕立てていた。原発の吉田所長は最初の赴任以来「高い津波に襲われることはあり得ない」として、本社の意向を無視して安全対策を講じなかった。それが裏目に出たのが現実らしいが、映画にはその前後関係の事情はすっぽりと抜け落ちていて、何となく白けた気分で観終わった。実名出しで、ノンフィクション小説をベースにしたとのことだったから余計にそう感じたのかもしれない。気になっていた『50』とは作業員の人数だった。それにしても、当時の総理大臣・菅直人が何ともずれた行動をとっては現場を混乱させ、緊急の作業を遅らせていたのには、誇張であるにせよ、やはりなぁといった思いがした。

 外に出るともう雨は上がっていた。青空にはなっていない。そのまま伊勢崎に向かった。今朝の新聞のローカル版に「河津桜が満開に」という見出しがあったからだ。伊勢崎の市民の森がどこにあるのか知らないが、ナビをセットすると354号線をずっと高崎方面に行けばいいらしく、30分くらいで着きそうだった。
 日曜日だというのに車の量はいつもの休日よりも少ない。やはりコロナの影響だろうか。コロナの影響といったら、マスクはどうにもならないのか。先日、たまたま、風邪薬を買いに入ったドラッグストアで7枚入りを見つけて一袋限定で買ったが、貴重品なので、不織布のマスクを何度も洗っては使っている。通りがかりの開店前のアオキの前には、毎日、同じ顔のジイチャン、バアチャン、オバチャンが並んでいる。せっせとマスク買いに励んでどうするつもりでいるのだろう。

 やはり、雪も桜も青空がよく似合う。空が曇っていれば、魅力も半減未満だが、伊豆にわざわざ行くまでもなく、身近にこんな公園があったのかと、小規模ながらも楽しめ、映画のがっかりした分も取り戻せたといったところだろうか。ここの見物者は特段に少ないという感じはしなかった。ただ、マスク顔が目立ち、外国人も多かった。

(こんもりとしているところからして古墳でもあったのか)




















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