たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

ついでといっては何だが、登ったのは沼田の尼ヶ禿山。目的は二か所のスポットの確認。

2022年06月28日 | 近所じゃない群馬県の山
◎2022年6月25日(土)

センターハウス前P(7:54)……東大セミナーハウス(8:16)……玉原湖南ルートと合流(8:57)……尼ヶ禿山(9:03~9:18)……玉原越分岐(9:33)……玉原越えコースと間違い(9:45~10:01)……玉原越えチョイ歩き(10:04~10:08)……長沢三角点(10:28)……ブナ地蔵(10:47)……ヤブ入り・1323m・登山道復帰(10:57~11:27)……玉原湿原分岐(11:43~11:49)……玉原湿原(12:08)……ブナの湧き水(12:26)……センターハウスP(12:34)

(表紙の写真が尼ヶ禿山とは違うので、あれっと思う方もいるだろうが、本来の目的は違うところにあった。その一つが1323m標高点ピークだったので、それを表紙写真にした)

 みなかみ町藤原ダム湖に東から入る夜後沢。たいした沢ではない。むしろマイナーな部類の沢で、強いていえば<大滝>の存在でしかない沢だ。大滝すら落差10mもない、ただの勢いのある滝に過ぎない。大滝から先はナメが続いても基本はショボ沢。ナメはそんなに長くはない。昨年はその大滝探しも含めて3回足を運んだが、結局は半端なままになっていた。せめて、地理院地図の水線が切れるところまでは行きたかったのに、フェルトの沢靴では北側の鹿俣山の登山道に出られそうにもなく、そのまま戻った。水線終点まで行ったとして、ショボい沢に何があるというわけでもない。あくまでもこだわりの自己満足だけのこと。ただ、途中に8mの2段滝があって(自分には3段12mだった)、ナメが消えても雰囲気の良い沢で、狭苦しくない広い河原が続いていた。それが自分には魅力だった。
 水線切れまで行って引き返す。それも手だが、往復歩きは避けたいし、そこまで行くなら、鹿俣山に続く稜線に出たい。せいぜい150mほどの標高差だ。となると、今度は夜後沢を下り使用にし、藤原ダム寄りの長沢橋(バス停もある)から玉原越えルートで登り、鹿俣山寄りの1323m標高点から真北に下れば夜後沢の水線起点に出るのではないのか。玉原越えルートを歩くハイカーはまれで、道型も不明瞭らしいと聞く。玉原越え始点までの標高差は600m。確かに、標高1170mあたりの、車で行けるセンターハウスから歩いた方が楽に決まっている。だが、夜後沢を含めて周回するとなると、これしかない。
 近々にそれをやるつもりでいたが、夜後沢沿いの歩きは下流で確実にヤマヒルにやられるはず。まして、梅雨時季だというのに(6月27日が梅雨明けだったが、この時点ではまだ明けていない)この暑さ続きでは体力的に無理だろう。自分の場合、少なくとも8時間はかかるはず。少しは涼しくなる秋まで延ばすつもりになってしまったが、気まぐれに下見だけはしておきたくなった。ということで、今回は久しぶりに滝見ではない山歩き。目的が玉原越えと夜後沢に下るポイントの1323m標高点の確認だから、これだけではと尼ヶ禿山を加えた次第だ。今の体力と暑さでどれくらいの山歩きができるのかも確認しておきたかった。尼ヶ禿山は鹿俣山と合わせて11年前に登っているし、鹿俣山は、獅子ヶ鼻山に行こうとして何度か登っているので、敢えてまた行くこともあるまい。ちなみに、獅子ヶ鼻山には依然として登れていない。
 尼ヶ禿山というおかしな山名の由来はわからない。尼さんが剃髪するのはわかるが、この山域に石祠やら仏教的な痕跡はまったくないようだ。そもそも、カムロがハゲに転化した意味で使われるようになった経緯がまるでわからない。カムロは髪を短くきった子供であり、ハゲになると髪はない。余計な詮索だが、尼さんとの組み合わせ、山名の由来は気にはなる。

(玉原高原センターハウス。帰りに寄ったが、職員の姿はなかった。トイレは使える)


(ぶなのわきみず)


(尼ヶ禿山)


 玉原高原センターハウスの駐車場には7時45分の時点で10台ほどの車があり、すでに帰ろうとしている車もある。おそらく玉原湿原の散策が目的なのだろう。ガイド地図では湿原の周回は30分歩きになっている。帰りに湿原を経由したが、見られた花はアヤメと小さなワタスゲだけで、この時季は見るほどのものではないようだ。この辺が混むのはラベンダーが見頃になる7月に入ってからのようで、ラベンダーパークそのものもスキー場側になる。
 センターハウスの脇から入る。しばらくは下り気味の舗装道歩き。右にカエルの像が置かれた「ぶなのわきみず」。この時は写真を撮っただけだが、帰りに、ここで失態を演じる。先で右に湿原分岐になる。ここは直進。前方に尼ヶ禿山らしきピークが見えている。路面は濡れている。昨晩は雨が降ったようで、今日はかなり暑くなる予報ではあるが、降雨の分、今は涼しく歩いて行ける。戻りが午後過ぎになれば、かなり厳しくなるかもしれない。

(玉原ダム湖)


(セミナーハウスから上州武尊と鹿俣山)


(標識は豊富。「玉原湿原」は大方にある)


 左に玉原湖。ダム湖にしては大きい方だろう。ようやく尼ヶ禿山の標識が出てきた。右が東大セミナーハウスを経由して尼ヶ禿山、左は「玉原ダムへ(サイクリングロード)」とあるが、その標識の下半分がクマにでもやられたのか欠落している。予定では、南東から尼ヶ禿山に向かい、北東に下るつもりでいた。深慮もせず、標識に合わせ、そのまま右方面に行ってしまった。おそらく、左向きの標識の欠落した部分には「尼ヶ禿山」も併記されていたのかもしれない。そちらが南東からの歩きになる。その時は気にもしなかった。
 未舗装道になって東大セミナーハウス。ここは原っぱ状になっていて、上州武尊と鹿俣山がよく見える。ここから見る武尊山は異形な姿をしている。すっかりしなびたヤマツツジを見てまた分岐。右に玉原湿原とあるから、大して広くもなかった玉原湿原はどこからでも行けるようだし、この先も湿原に向かう標識はいくつか見た。迷いようがない。

(ここはカンバなのかブナ林なのかはよく知らないが、風が通り抜けて気持ちが良い)


(鉄塔を直進)


(予定ではこちらから上がって来るはずだったが、さえぎるものがなくて暑そうなコース)


 ようやく山道になった。そしてブナ林の中の歩きが続く。傾斜は緩く、林の中を涼風が流れている。気持ちのよい歩き。ただ、次第に暑くなっているのは確実で、汗がダラダラと流れてくる。降雨後だからか、泥濘があちこちにあり、前半部で地下タビの布を汚したくないから、それを避けようと、迂回することが多い。
 やがて右手に向けて「玉原越え起点へ」の標識が出てくる。何か変だなあ思いながら、さらに行くと、鉄塔の下を通過。そして左から道が上がって来て、標識には「玉原ダムへ」とある。ここでようやく間違いに気づいた。自分は、この左下から登って来るはずだったのだ。こうなったら仕方がない。同じ道を下って、さっきの「玉原越え」で折れるしかない。

(尼ヶ禿山の山頂が見えてくる)


(展望良好。奥に赤城山)


(尼ヶ禿山山頂)


(玉原湖と武尊山)


 急にからっとなって尼ヶ禿山山頂。微風が流れている。山頂にはだれもいない。途中でだれにも会わなかったから、本日の一番乗りらしい。出発から1時間10分。ここまでのコースタイムは1時間25分。ブナ林を流れる風に助けられた。今日は最後までストックを使うことはなかった。展望は良好。しばらく石に腰かけて休む。だれもいないのでタバコをふかす。
 どうも、このまま同じ道を下ることに抵抗があり、山頂先のヤブに入ると、しっかりした踏み跡が続いている。このまま行ってみようかと思ったが、これは西に向かうみなかみと沼田の境界線。まったく別方向になる。やはり戻るしかないが、このはっきりした踏み跡は何だろう。

(玉原越起点への分岐)


(こちらも感じの良いハイキングコース)


(この舗装道は玉原地下発電所まで続いているようだ。トンネルの長さは、自分のメガネ眼で見えたから、百メートルもないようだった)


(広場に出る)


 じっとしていると暑いので下る。玉原越え方面に左に折れる。その間、3人のハイカーに出会った。折れてからも1人。尼ヶ禿山の山頂は横長で狭い。11年前にも3、4人グループが食事をしていて、半端に休む場所しかなかったのですぐに下りた。
 下りきった所には小沢が流れ、渉ると左にトンネルがあって広場になっている。トンネルには記憶がある。このトンネルには入れない。鉄の柵は施錠され、柵の先は尖っていて、越えようにも命がけだ。トンネルの先には舗装された道が見えている。おそらく玉原地下発電所まで続いているのだろう。つまり、発電所の関係者なら、ここまで車で藤原ダム湖側から来られるということだ。

(これが玉原越えの入口かと思った)


(巡視路だった。引き返す)


 この広場に標識は見あたらなかった。ここが玉原越えの起点だろうか。トンネル先に左に上がる道があった。上がってみるとT字路になった。そして字の消えかかった黄色の杭。ただの鉄塔巡視路だったか。左に鉄塔が続いているのが見えた。ここで納得。尼ヶ禿山山頂の先にあった踏み跡は、この巡視路に続いているのではなかろうか。勝手にそう納得して広場に戻る。
 そのまま舗装道を下る。「玉原越え起点へ ブナ平へ」の標識が置かれたところから舗装道を外れる。前方からGBグループがやってきた。おそらくブナ平からの帰りで、これから尼ヶ禿山にでも登るのだろうか。

(ここが玉原越えコースの入口。直進ではなく左下に向かう)


(これなら迷うことはないかと思ったが、さらに先までは行っていないので断言はできかねる。わからなくなって戻って来れば2人分の足跡になって踏み固まる)


 左に向いて「水上長沢橋へ 約3.1km 1時間30分」の標識があった。玉原越えの起点はここか。様子見で少し下る。ヤブ道かと思っていたが、想像以上に明瞭な道型が続いている。ただ、ここに至って明瞭になったのかはわからない。たとえ下の方が踏み跡程度のヤブ道だったとしても、下るよりも上り使用の方が間違う率は低いと思う。上りでは最低2時間はみておくべきだろうか。このコースはクマがよく出没するらしい。これで一つの確認は済んだ。

(戻って直進すると)


(右に電波塔が見え)


(確かに行き止まり)


(ヤブ漕ぎをすると)


(細いコース道に出た)


 標識に戻り、そのまま行く。なぜか、標識は「行き止まり」になった。未舗装だが、明瞭な道で轍もある。右手に電波塔施設が見えて、確かに行き止まりになった。ブナ平の方に行きたいが、どこでどう間違ったのだろう。どうも、玉原越え入口の手前で右に行くべきだったようだが、標識には気づかなかった。戻るのも面倒で、ヤブに入り込む。いずれ、右側でブナ平への道に合流するはずだ。それは当たりで、ほどなく数人のグループがおしゃべりしながら右下を通過して行った。下ると道があった。このヤブ漕ぎでズボンがかなり白くなった。夏のヤブ漕ぎは身体に悪い。一気に暑くなったが、1323mのヤブ漕ぎはこんな軽いレベルではなかった。

(長沢三角点)


(ブナ平を歩いている)


(太い倒木)


(暑くなった。ブナ平もそろそろ終わりのようだ)


(ブナ地蔵。ただの古い倒木跡)


(「沼田の名木百選シナの木」だそうだ。上はカメラに収まらない)


 ブナ林が続くようになる。この一帯がブナ平だろう。ハイカーとたまに出会う。ここをずっと行けば鹿俣山に至る。気温はどんどん上がり、風通しは悪い。上から陽が注ぐ。手拭いは2枚目に替えた。いわゆる「長沢三角点(1302.5m)」通過。ここは三等三角点だ。そういえば尼ヶ禿山にも三角点はあったが、あそこも三等だった。
 ブナ林の中の歩きは暑くとも気持ちは良い。それに平坦だ。巨木の倒木が道を遮るところが数か所。ブナ地蔵に到着。いずれここに戻って来ないといけない。センターハウスに直接下る分岐を右に送る。もうブナ平は終わりになったようで、まばらなブナになった。

(ブナ平から抜けると、左手に見えた。あれが1323m標高点のピークだろう。ただのヤブピークのようだ)


(この左から入り込んでみるが、かなり厳しい)


(やはりこれだ。先が見えない)


(右から回り込んだ形だが、さっぱり進まない)


(GPSに合わせると、この辺がピークのようだ)


(もう少し先に行くと、写真には撮れていないが、右手前方に尾根型の張り出しが見えた。わざわざ確認に行く気はなくなっていた)


(下る。来たところではなく、何となく歩きやすそうなところを選んだつもりだが)


(なかなかハイキングコースに出ない。ただウロウロとしているだけ。御飯岳歩きの時は発狂しそうだった。そこまではいかない)


(ほっとした。赤テープは何の目印か。ただの鹿俣山に向かう目印であって、1323mに向かう入口というわけではないだろう)


 左手前方、ササヤブ越しにこんもりしたピークが見えた。おそらくあれが1323mかと思う。しかし、左側一面はチシマザサに覆われ、大げさな表現だが、蟻の這い出る隙間もないほどの密ぶりで、背も高い。去年の5月に行った御飯岳のイレギュラーコース歩きを思い出す。うろうろしたが、突破口は見あたらず、少し背丈の低いところから突っ込んだ。
 先はかろうじて見えている。GPSなしでは歩けない。明瞭なピークではないから、近づくに連れてポイント不明瞭になっていく。帽子やメガネを飛ばされるのはこんなところでは当たり前。足ももつれる。ザックに結わえたストックがひっかかる。ササはちっともまばらにはならずに密のまま。さっぱり進まない。こんもりした所に出た。ササは幾分低くなった。そして、近づきこそしなかったが、夜後沢に下れるらしい尾根型が目に入った。おそらく、あの尾根もこの延長だろうか。玉原越えで苦労して、ここでまた徘徊する。おかしなことにこだわったばかりに、こんなところを歩くことになるのか。市町境を好んで歩く物好きはいるものだが、その踏み跡やら目印を期待したのは大甘だった。
 こんなところにじっとしていたくなかった。さっさとハイキング道に戻りたい。違う方向に歩いてみる。結果はどこも同じだが、バカの一つ覚えをした。それは、大きな樹を目指しながら歩くこと。その樹の下と周囲のヤブは薄い。次はあの樹というふうに移動した。効率は悪かった。樹の間のササは他よりも濃かった。帰路はかなり遠く、ハイキングコースにいきなり出た時にはほっとした。ズボンはさらに真っ白になり、はたいても落ちない。地下タビを脱ぐとササの葉だらけだった。傍らを、親子が鹿俣山の方に向かって行った。小学生らしい娘の顔は不審者を見る目つきをしていた。

 30分のご苦労様。御飯岳よりはマシだったが、どうもここは使えそうにもないなぁ。思い切ってさらに鹿俣山寄りに行って、ヤブの薄いところから水線の先に下った方が無難だろうか。ただ、果たしてそんな薄いところがあるかどうか。鹿俣山の方に向かう気力も体力もなく、この30分で、暑さは全身に広がっていた。口の中がザラザラでうがいをする。口から吸い込んだ羽虫は喉にへばり付いたままで、咳ばらいをしつこくやっても出てくれない。

(ブナ平に戻る)


(ここから玉原湿原に)


(泥濘が出てくる)


(木道を行くと)


(玉原湿原に出た)


(見たのはアヤメと)


(ワタスゲだけ。草津の芳ヶ平のワタスゲはもっと大きく密だった。あれは2年前の6月27日)


(湿原越しに尼ヶ禿山)


(もう一枚。アヤメも疲れかけている)


 とりあえず湿原分岐まで戻る。切り株に腰をかけ、ほっとしたところで本日初の菓子パンを食べて一服。
 気持ちが虚無のままに下る。湿原まではすぐだった。いくつか小沢を横切り、ここで、地下タビの片方は泥んこにしてしまった。湿原というと、この辺では尾瀬ヶ原を想起してしまうが、失礼ながらそんなものではない。木道がありはしたが、「一周30分」が物語るようにせいぜいそんなもの。今はワタスゲとアヤメしかなく、ワタスゲはこれからなのか粒も小さい。日傘をさし、ハンドバッグを片手に木道を歩いているオバチャンを見かけたが、そんなものだ。この湿原には、5月には水芭蕉も咲くらしい。残った葉すら見かけなかった。最盛期はどんなものだろうか。沼田市としては、これからのラベンダーに期待したいところなのだろう。世の中の人の流れは、コロナ騒ぎも終わったかのような状態になっている。

(出発時の道に復帰)


(ぶなのわきみず再登場。メガネをかけたまま顔を洗ってしまった)


(駐車場に戻った。かなり暑くなっている)


 周回してもあまり意味もないようだしと、往路時の道に出た。かなり暑くなっていた。「ぶなのわきみず」に手をあてる。かなり冷たかった。山水を飲むのは避けているから、顔だけでも洗おうとしたら、メガネをかけたままに顔を洗ってしまい、メガネを下の水路に落としてしまった。水にさらわれることはなかったから幸いに無事だったが、もはやレンズを拭う手拭いもなく、ザックからタオルを出し、せっかくだからメガネも洗った。手拭いも洗って汗をおとしたが、手がかじかんできれいに洗えなかった。
 駐車場には20台くらいの車があった。周囲には下山ハイカーが数人いたが、すぐに出て行った。これ幸いに、冷たい手拭いで身体を拭き、下着を含めてすべて着替えた。すっきりするはずだが、汗は引かない。車載気温は35℃を超えている。途中までは窓を開けて走ったがたまらずにエアコンを入れた。
 この日は伊勢崎市で40.2℃を記録した日だが、高速で伊勢崎ICを出た時は車載気温計は42℃になっていた。自宅に着いても41℃だった。

 で、今回の下見歩きはどうだったということになる。玉原越えは上りはきついだろうが問題なしと思う。ネックは1323mに出るまでと、確認はしていない夜後沢水線までの下りの尾根。沢筋に逃げてもいいが、あのササヤブの状況では、秋にヤブはおとなしくなっても、ササの場合は年間通じて同じだろう。水線起点まではハイキングコースから一時間もかからないとは思うが、手ごわい状況が続いていたら、かなり手こずるかもしれない。下りだし、滑りまくりだろう。むしろ、さらに上の鹿俣山方面を含めて、沢筋の下りがよいのかもしれない。現時点では何ともだ。面白そうでもない歩きはやめにするか…が結論だ。きついヤブ漕ぎで気持ちもぐらついた。
 4時間40分の歩きは、前半は好調で、後半は1323mがらみでバテたというところだが、暑い中、沢ではなく山の5時間近くの歩きは自分には上出来だろう。だが、暑い時に汗を流して熱中症の危険を考えれば、涼しい沢を歩いて滝を観る方を選ぶに決まっている。

(今回の歩き)

この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)
↑今回から、みー猫さんやハイトスさんの文言に合わせて変更したが、日本地形図の著作権が国土地理院にあるのはわかりきっていること。敢えて記載しなければならない理由が今一つ理解できないでいる。明記するという規定なり指導なら従わざるを得まい。

(付け足し。帰路で。「強清水の滝」。水そのものはそんなにきれいではなかった。沢靴もあったので、その気になれば歩いて行けたが、おそらくショボい沢のようなのでやめた)


(その2)


(その3)


(その4)


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