池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

ある意味、自動車における産業遺産だと思うが・・・・・?いかがなものか?

2015年10月07日 | 好きな日常
【スバル360デラックスの事】
近所のお年寄りが、私に譲ると言うので、ありがたく譲っていただいた。
しかし、あまり程度が良くない。当然、不動。
ディーラーに実働状態に戻し、検査合格までの作業依頼をするも、丁寧に辞退された。
思案の結果、JA全農京都に整備を依頼する。
「何とか、コツコツやってみます。」との事。それも、若いメカニックからの申し出があって、お任せする事にした。



旧規格のその前の旧規格、即ち、全長2.995m、全幅1.3m、全高1,335m、2サイクル空冷25馬力、
車重400㎏程。
これに大人四人が乗り、高速道を時速80km強で巡航できる。・・・・はず?
しかし小さいなぁ~~。



ナンバープレートは、登録当時のオリジナルのまま。
これは、京都陸運支局のナンバープレート発給する京都標板で、既に再生プレートで新しいプレートを作っていただいた。
初めて知った知識であるが、オリジナルの画像の汚い、この小板プレートを返せば、新しく同様のものを作ってくれる。
前後二枚で540円。



エアークリーナーは、純正品が出た。懐かしの≪フ≫マークの有る純正品。
強制空冷ゆえに、冷却風が通るダクトを取り外したら、そのエンジンシリンダーは、二輪車と同じような機構だ。
キャブレターは良く分からん日立らしきのシングルキャブ。
フュエールポンプを持たず、落下重力式燃料コックの開け閉めでガソリンを供給する。リザーブ付き。
この後期型スバル360では、分離給油方式で、混合ガソリンを使用はしない。



難問中の難問であるが、ブレーキの整備。
カップキットを探しに探して、やっと手に入れることができた。これは本当に苦労した。
当然、他社車種の流用である。
固着が激しく、ブレーキ周りの整備は慎重を期している。止まらなければ、薄っぺらい鉄板の中で私は死ぬ!



後部座席を外せば、後部に居るエンジンが前から覗ける。
後部座席の下の車内床面に、後輪のサスペンションであるトーションバーがフロアトンネルを貫通している。
このトーションバースプリングの左右両端に後輪トレーディングアームが付く。で、左右独立して上下する。
角型のフロアトンネルが車体剛性のメイン部材である。
これに、応力分散させるモノコック構造の卵型ボディがかぶさる。


興味があり、頂きます!と即答したものの、この手の自動車を所有するのは初めての事であり、
車はどのような物でも、乗るのは好きとはいえど、少々乗るまでには、まだまだ、諸問題を抱えている。
乗れたとしても、レスキューが必要で、レッカーで吊るような事があれば、たぶん強度も落ちているであろうし、
折れるに違いない。

そんなデリケートな車である。

次回、このスバル360に関しての報告は、車検合格して、晴れて公道走行デビュー走行ができるようになって、
京都南~茨木間の名神高速での走行をチャレンジした結果を報告したく思う。
天王山TNから、あの、高槻バス停付近の上り下り坂が走破できたなら、たぶんどこでも行けそうな気がする。
京都東へ向いては、万が一の場合逃げ場が無い。
追突でもされたら、木っ端微塵だ!!!!

やっぱり、高速道路の走行は無謀かなぁ?

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