。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

元里坊 旧竹林院♪

2011-09-24 | 滋賀を行く

数日前のこと。
雨足は、ますます激しさを増していた。
わずかな時の合い間にかけこんだ、旧竹林院。

  

チケットを購入後。
受付の女性が、上がり口へすかさず出向いてきた。
なんで、わざわざ?
---この雨中、ようこそいらっしゃいました。---
---さっ、どうぞ中へ。---
みたいな、旅館張りの手厚い出迎えに戸惑いがかくせない。
他所とは実に勝手がちがう。

時間がないことを伝えたからか、先にたった彼女が、閉めきった庭面のガラス戸を開放する。
その動作は、とても手慣れていた。
雨しぶきが入り込むのなど、ちっとも気にせずのサービスだ。

  

軒端には、去りゆく夏の忘れ物。
強風にあおられた風鈴の、冷やかな音はとぎれない。
その音にすっかりかき消されていたが、時おり、鈴虫の音色が雨音とともに降りそそぐ。
この土砂降りの中・・・雨にも負けず、風にも負けず・・・??
華奢な彼らに、それはできっこない。
よく聞けば、どうやら屋内で奏でているようだ。

  この中に音楽会の舞台があった。

なるほど、とても粋なはからいだ。
入口のすぐわきにあったが、まったく気づかずに通過したようだ。
急いている時って、ソンなものかも・・・往々にして損をするんだよねぇ。
このまま、もう暫く・・・あと少し・・・留まりたい思いをふりきって、下ろしたばかりの腰をあげた。
次の約束さえなければなぁ。。。

駆け足といえども、これほどまでの慌しさはめずらしい。
ゆっくりと庭にも歩を進めたいが・・・それは次回に・・・と後ろ髪をひかれつつのいとま時。

またまた、受付係のお出まし。
---足元が悪いので、お気をつけ下さい。---
---またのお越しを、お待ちしております。---
てな感じの、見送り。

後でじっくりとパンフを見て・・・月曜日が休園?!・・・市が管理してるの?!
道理で、入園料も大人 310 円の低価なわけだ。

なっとくぅ~~と苦笑い。



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