。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

びわ湖ホール♪

2011-09-08 | 滋賀を行く

薄くロウを引いたように、ほんのりと白みを帯びた空は果てしない。
ところどころに、かるくまるめた綿球が雲路を決めかねてプカプカ浮かぶ。
上層気流は、すこぶる穏やからしい。
一方で、深緑と白濁色のコントラストが、しだいに深緑に片寄ってゆく湖面には力強さを感じる。
秋の気配が立ちはじめた琵琶湖畔。

足元から天上までのガラス越しに琵琶湖を臨む、びわ湖ホール2階のラウンジにいた。
テラス席もあり、気持ちがよいのは承知のうえだが・・・。
室内からの視線の的になるだけでなく、通路としての機能もあわせ持つ構造で躊躇する席だ。
逆に、内側からも目のやり場に困ること至極。

フロアーは、湖水に溶け込みそうなくらい静かで、安らぐ空気が充満している。
チーズケーキとコーヒーを頂きつつ、贅沢な時の流れを堪能する。

 

大ホールのロビーに沿って、床から天上までの1枚ガラスが、横に大きく緩やかな弧をのばしている。
立ち入ることはできないが、ラウンジと同階にあって、ガラス壁のむこうにそれが見える。
きっと、遮るものは何もなく、絶景と対峙できるのだろうな・・・と想像する。

たくさんの席もガラ空きで、他には5人ばかり。
地元の方は、こんな楽しみかたはしないのかな。
あまりにも、身近すぎるから。

ここまで来て、屋上にあがらない手はない。
日陰に逃げ込めば、チョッピリ硬質の秋風がサラサラと肌をなでる。
3度目にして、気づいたこと。。。
屋上まで、エレベーターが運んでくれることを。

                         遠く、ミシガンが航路をえがく。


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