ほどよく満たされたランチの余韻を抱えて向かったのは、JR山陰本線の餘部駅。
列車転落事故のあとコンクリート橋に架け替えられたが、3本の余部鉄橋の橋脚は現地保存され、余部鉄橋「空の駅」展望施設として生まれ変わった。
余部クリスタルタワーのエレベーターで展望施設まで上がる。
夜にはライトアップされ余部橋りょうを幻想的に照らすらしい。
地上高約40mから眼下に日本海を臨む。
美しい眺めなんだけど・・・メッチャやたらとカメムシがいるではないか。
エレベータを下りる時に踏んづけそうになった。
足元を凝視していないと、悲惨なことになってしまう。
景色を見やりつつ、カメムシを避ける、を繰り返しながら余部鉄橋後を歩く。
ベンチも設置されているが、腰かけてちょうど足を下ろす場所が網の目になっていて下がもろに見える。
足がすくみ、目がくらみ、高所恐怖症の我が身が拒絶反応を示した。
走る列車を見られず残念だったが、40mの高さから穏やかに波打つ日本海をゆったりと眺めることができた。
そこから程近く、今子浦海水浴場にユニークな名所がある。
駐車場からの遠景に後ろ姿のカエルが!!
砂浜から続く千畳敷を歩きゆけば・・・カエルが間近になった。
この「かえる島」は、祈願岩として色んな願いを叶えてきた。
航海に出た男たちが無事に「かえる」ことを祈願したのが始まりとある。
様々な「○○○○かえる」を願って多くが訪れるそうだ。
その日は、幼子を連れた家族を一組見かけただけだったが。。。
千畳敷の岩陰に見つけた小魚は、逃げるそぶりもなくのんびりと泳いでいる。
平和だなぁ。。。
無事に帰れますようにと願い、宿を目指した。
~~ つづく ~~
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