ブルーメの丘～アッと驚く記念日♪

時は、４月１９日（日）。

目覚めてすぐに、全神経を耳に集中させる。
かすかな雨音をキャッチした。
ここのところ、猫の目のような天気予報と天候が続いている。
既に降り出した雨も昼からは止むらしいから、それを信じることにした。
予定決行！

恨めしきかな、上がらぬ雨にカサを差す。
チューリップを愛でるためだ、我慢がまん。
ここは、滋賀農業公園『ブルーメの丘』の駐車場。
雨天にもかかわらず、まだ１０時頃だというのにかなりの台数が止まっている。
滋賀、京都や大阪などの関西圏は分かるけど、中部地方のナンバーが多いのには驚いた。
この悪天に、わざわざご苦労さま～そういう我が家も同類だけどねぇ。

駐車場から入場ゲートへ続く橋。
ドイツの風情がただよう。

チケット販売窓口へ向かうと、全てが閉ざされている。
訳が分からず、チケットはどこで購入するのかをスタッフに問うた。
本日は無料です、との一言。
えっ？！耳を疑った。
なぜ？
１８周年を向かえ、その日は開園記念日だった。
全く知らずに訪れた私たちって、めっちゃラッキーじゃない。
入園料８００円の３人分が浮いちゃった。
雨だろうが雪だろうが、何でもオッケー。
嬉しいったらない。

そっか、他の人たちは、きっと知ってたんだよね。
４月２５日から入園料が改定され、２００円アップになることも。

ブルーメとは、ドイツ語で花のこと。
園内の各店舗には花や植物の名がつけられている。
１００品種１０万本のチューリップは見事で、まさに千紫万紅に彩られた丘だ。

カメラ目線で、サービス精神旺盛のひつじ。

アルパカは貴婦人みたくすましているが、赤字で大きく「ツバに注意」ですって。
風貌に似合わず、悪戯好きなんだぁ。
その現場は見れなかったけど、ちょっと興味あるよね。

イベントも目白押しで、京都明徳高等学校マーチングパレードを楽しませてもらった。

まだ綺麗な菜の花の黄色が一角を染めていた。

体験工房で、私はクリアキャンドル、娘がレザークラフトの体験を済ませたのが昼前。
タイミングよく陽射しがのぞきだし、気をよくして園内を一巡した。

素敵な花の丘を、無料で満喫させていただいたことに感謝。