「尻短セカンドステージ【冬の尻短】進行状況フォーーーーーーー！！」。

　尻短セカンドステージ「冬の尻短」を生あたたかく支援する。
‘ＮＰＯ’‘Nonprofit Organization’民間特定非営利活動法人。
「全日本尻短支援センター」富田林市分室の富田林薫です。
こんにちは。

　とっ、言いますか、奥さんっ！

　1つの記事に付き10000文字までという制限があったのですよっ。
パッと見っ、それほど文字数は多くないとっ思っていたのですが……。
やはり、リンクを張っておるので、見た目に表れない所で文字が多いのでしょうかね。

とっ、いったワケでっ。

81尻短からはこちらで続けてまいります。

*

1)鬩ぎあう流氷のよう目の前で　ディナーのチョイス肉か魚か（ＰＤＰ）
2)目の前で大根洗う我が母のしもやけの手に風花かかる　（新井蜜）
3)目の前でスッテンコロリン恥ずかしい　スケートするの初めてなのよ　（酒井あんな）
4)目の前で湯気を立ててるつきたての餅を横目に年賀状書く　（由利しげる）
5)恥ずかしいってうつむいた　きみのかお　僕のセリフと寒さで真っ赤　(犬飼信吾)
6)きみのかお　待ち受け画面で眺めてる　缶入りココアの代わりにはなる　（宮田ふゆこ）
7)眺めてる景色に溶けた憂鬱を集めて飾る冬のディオラマ（稲荷辺長太）
8)憂鬱を網にのせたりあぶったり膨らませてる木枯らし吹く日（振戸りく）
9)あぶったり干して乾かす濡れ衣を　世間の風が身に沁みる日々　（新井蜜）
10)濡れ衣を着せられたまま冬になり凍っちまって動きがとれん(cocoa)

11)冬になり新たな恋も冬眠し春に望みを元旦に賽銭　（天国ななお）
12)冬眠しとぐろ巻く蛇　きみの手に掛かればピンと蘇るかも　（新井蜜）
13)君の手に包まれているそれだけで妬ましくなる使い捨てカイロ（振戸りく）
14)きみの手に握られた蜜柑暖まり　別れ話は難航してゆく（三田　眞帆）
15)暖まりたいなら白い息を吐くからだを抱いて春を思えば（丘村トモエ）
16)息を吐くハーばっかりじゃ死んじゃうよ　たまには吸って姫始めの日　（酒井あんな）
17)息を吐くツキノワグマが目の前に　ここは北国ノボリベツの湯(^^♪　　（富田林薫）
18)目の前にファーのマフラー　さわりたい気持ちをぐっとこらえる電車　（宮田ふゆこ）
19さわりたい　ふっくらとした手のひらをツリーの星に差し出すこども（振戸りく）
20)手のひらをあててとかして真っ白なしずかに明ける別世界見る　（新井蜜）

21)真っ白な息が包んだ言霊はホッカイロより暖か。熱い。(茱萸木ヒヅキ)
22)言霊はロンドのように回りだし めぐりめぐって自分へ返る（出石正比古）
23)回りだし止まらぬきみが描く弧をなぞるスケートのような恋路（丘村トモエ）
24)回りだし調子に乗って加速する　言葉があふれ盲目になる（とこちゃい）
25)描く弧を突っ切り西へ真っ直ぐに　金に輝く冬空の点　（新井蜜）
26)真っ直ぐに見つめる君のまなざしを冷ましてくれる雪なら降ってよ（振戸りく）
27)まなざしを雪夜の野良に向けたままあたしを見ない一度も見ない(茱萸木ヒヅキ)
28)向けたまま戻せずにいる背中など雪玉ひとつで溶かすあなただ　（宮田ふゆこ）
29)背中など雪で濡れてもかまわない君が一緒だ寒くなどない（草野つゆ）
30)かまわないでくれないかな粉雪のような希望に浸りたいんだ　（酒井あんな）

31)粉雪の匂いだけでも吸いこめばこことわたしがつながるのかも（丘村トモエ）
32)吸いこめば胸の中まで暖まる　家族と囲む湯豆腐の湯気（振戸りく）
33)暖まる夢はふくらみ熱気球のように冬空上へ上へと　（新井蜜）
34)熱気球凍えたアタシを熱くして飛びこせ勢い国境線を　　（欧見窓）
35)「熱くして……」　囁いたなら暖房を入れてくれたが　お疲れ？　嫌い？(茱萸木ヒヅキ)
36)暖房を入れることない二人なの　激しく抱き合い続けて熱い（草野つゆ）
37)二人なのだからつらくはないはずと何も持たずに冬の夜に発つ　（酒井あんな）
38)ないはずとあきらめていたプレゼント　煙突なんかついてないのに（振戸りく）
39)プレゼント孫のためなら住職も　仕事を忘れて送るクリスマス（三田　眞帆）
40)住職も煩悩まみれ大晦日百八回の鐘はしんどい　（新井蜜）

41)大晦日　紅白を見て愚痴るなら　おせち作りを手伝ってくれ（草野つゆ）
42)愚痴るならやめておけば良かったと寒空の下ため息ひとつ（花音）
43)愚痴るなら雪に穴掘り喚いたら？　雪と一緒に消えちゃうかもよ(茱萸木ヒヅキ)
44)良かったと思わず声が出てしまいそ知らぬ顔で冬の月見る　（酒井あんな）
45)出てしまい戻せずにいる表情は冬のせいです　いま、あたためて（稲荷辺長太）
46)表情は眉の動きで感じとる　ぐるぐるマフラー巻いても無駄よ（振戸りく）
47)感じとるこころの動き暗闇の凍える部屋で乱れる鼓動　（新井蜜）
48)暗闇の中の営み　朝日さす窓の結露に告発されてる　（宮田ふゆこ）
49)朝日さす野原は白く霜がおり甘き夢から目覚める少女　（由利しげる）
50)霜がおり通学路まで砂糖がけ　さく　さく　さくとパイ皮踏んで　（宮田ふゆこ）

51)砂糖がけしてみたいよね冷えきったハートにホットミルクの温もり（ＰＤＰ）
52)砂糖がけヘクセンハウス作ったの　貴方とあたしの別荘だ食うな(茱萸木ヒヅキ)
53)作ったの　机の上に放置されもじもじしてるクリスマス菓子　（新井蜜）
54)放置されカラカラにしているクリスマスケーキ　一体誰が食べるというの（三田　眞帆）
55)放置され錆びて動かぬブランコも雪はやさしく白に染めます　（欧見窓）
56)染めますか　ヅラやめますかいい機会　サンタクロースが持っていったと（三田　眞帆）
57)ブランコも心も揺れるクリスマス　昼はあなたと夜は彼氏と　（とこちゃい）
58)クリスマスケーキはとうに干からびて　結婚指輪もはずされたままに（三田　眞帆）
59)クリスマス東京ドームでレッツ・ズンドコ　氷川きよしこの夜ナイト（パラダイス山本かつお）
60)レッツ・ズンドコ響く年の瀬ここちよき酒切れぬ夜とそのあとの静寂　(めめん)

61)ここちよき眠りを誘うキャンドルの炎と低い説教の声（振戸りく）
62)キャンドルの灯りを灯し手を組めば　ここは教会正しいクリスマス（三田　眞帆）
63)キャンドルの揺れる炎で継母の鏡に浮かぶ白雪姫よ　（新井蜜）
64)手を組めばガラスの靴が踊り出す　カウントダウンよ始まらないで　（酒井あんな）
65)踊りだすヒトに囁く粉雪は　「メメント・モリ」　と一休真似て（茱萸木ヒヅキ)
66)粉雪はパウダースノーと名を変えてアメリカの血を白くふちどる(cocoa)
67)名を変えて歳をごまかし紛れ込む　聖夜の祭体験コース（振戸りく）
68)紛れ込むココロのスキマに白い雪　まだ終われないイルミネーション（御厨笙子）
69)白い雪　ピンクじゃないのは発情期抑制のため　でも無駄でした　（沼尻つた子）
70)白い雪天国からの贈り物　両手にいっぱい恵みを受けて　（三田　眞帆）

71)発情期ジングルベルは鳴り止まず　もうどうにでもしてまな板の恋　（富田林薫）
72)鳴り止まずわたしを誘う笛の音は冬の海辺のセイレーン　ああ　（酒井あんな）
73)笛の音は年の瀬の街魔女が吹く　家へ帰れと言わんばかりに　（三田　眞帆）
74)魔女が吹くビードロの音　北風に飛ばされていくポッピンポペン　（新井蜜）
75)北風に負けないよなんて右左覚え始めの子がマフラー巻いて(茱萸木ヒヅキ)
76)右左！！吉田のジャブが空を切る！！さすが小川だっ！ハッスルだっ！男祭りだっ！大晦日かっ！HGもっ！フォーーーーーーーーーー！(曙と紅白も少々気になるっかもしれんっ……。　（富田林薫）
77)空を切るように駆け出し白い息　肺が凍えて心臓バクバク（分子軌道）
78)白い息寄り添うように流れ出すキャロルの調べ　粉雪舞って　（振戸りく）
79)流れ出す吹雪の中で鼻水が　猛吹雪の日の出勤はつらい（三田　眞帆）
80)鼻水が止まらないのでわたしは過去の記憶を全部失った　（酒井あんな）

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